リスティング広告(listing advertisement)とは、的確なキーワードを設定することにより、サイトへのアクセス数を増やすことができる。
1つのキーワードに複数の会社が登録した場合には、掲載スペースをオークション形式で競売することになる。
これは、検索エンジンの検索結果ページに有料でテキスト広告を表示するサービスのことであり、リスティング事業者に料金を払ってキーワードを登録すると、大手ポータルサイトなどからそのキーワードで検索したときに、検索結果の上位ページに「スポンサーサイト」などと題して自社サイトの広告が表示されるという仕組みになっている。
検索エンジンの利用者にとっては、自分の関心と無関係に配信される従来の広告よりも、コンテンツとしての価値の高い広告が配信されることになるため、広告主にとっても利用者にとっても、有用な広告形態であると言われている。
リスティング広告の有名なところでは、Yahoo!社に買収されたOverture社があるが、同種のサービスとしてGoogle社の「AdWords」(アドワーズ)広告などもある。
課金単位は広告のクリック数である場合が多く、クリック率が高い広告ほど料金が割安になったり、有利な位置に掲載されるようになっている場合が多い。
自社製品と関係なく単に検索される回数の多いキーワードにやたらに広告を配信するよりも、自社製品と関係する分野に関心のある人が検索するような的確なキーワードを設定したほうが、結局は安価で広告効果が高まる。
このリスティング広告(PPC広告)の良さは、情報を求めているユーザーに対して、 関連性の高い広告が出せるという点で、特に「検索連動型広告」においては、広告主が必要なキーワードだけに広告を出す事が可能となる。
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