平成23年 3月 |
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3月7日(月) 3月定例会 総括質問(要旨) 2期目後半にあたる本年度は、財政の健全化路線を継続しながら「創造」を柱に、定住対策、過疎高齢者対策、子育て支援、農林業振興対策、保健医療福祉対策を中心にまちづくりの基盤整備に取組む。「光とやすらぎを求めた予算」と位置づけ、こうした方向づけが、地域を活性化させ「住んでみたい、住んで良かったまちづくり」に繋がるよう期待するとのことですが、以下お伺いします。 1)公設となるコンビニ誘致は、多額の投資となるが、公益性はあるのか。また公費投入のリスクはどうするのか。 2)海外難民など国際貢献にも取組むとのことですが、その重要性は分かりますが、いま何故唐突に国際貢献なのか、またなぜモデル事業の提案が海外難民受入なのか。 3)昨年の12月、夢創造委員会より「夢創造のビジョン」が提言されました。「オンリーワンを目指して」と、夢とはいえ実現可能と思われるビジョンが多く語られています。具現化への取組みはどうされるのか。 4)先の12月一般質問において、同一敷地内設置となった統合三和小学校と三和中学校について、小中一貫教育の検討を提案しましたが、企画委員会を設置し連携について検討頂いているとの答弁でした。平成23年度教育行政方針では中高一貫教育導入のあり方の検討としか記述がないが、その後どうなったか。 5)町立病院も開院以来3年目を迎え、この度神石高原町の地域医療確保のため平成23年度神石高原町立病院改革プランが示されました。 @規模形態では、運用形態と病床数の見直し、検討を同時に進めることが必要 A診療科では、内科以外では対応が十分でなく整形外科を希望する患者は多い B収入確保では、外科が無いのが問題 とあります。医師の確保対策については、記述がありません。 医師確保の見通しと、具体的な対策を伺う。 |
3月3日(木) 3月定例会 始まる ひな祭りの日を迎え、平成23年度神石高原町3月定例会(第3回)が始まった。また、本日は先般から取材を受けていた本町議会の議会活動が午前7時からのNHK全国放送ニュースで放映された記念すべき日ともなった。 2月の28日には、「神石高原町議会の事業提案 住民発の政策づくりを」と、中国新聞の社説にも取上げられ、そこでは「縦割りの行政より、住民を代表する議員の役割が増すことも十分考えられる。住民の自治意識を掘り起こしながら議員が力量を磨くようになれば、議会不要論も消えるはずだ。」と本町議会の新たな取組みが大きく紹介された。全国的も注目される中での平成23年最初の定例会である。 本日は、町長のCATV「かがやきネット」事業につき「ONU」設置工事完了は3月20日頃になる予定であるが、町内電気事業者による宅内工事が4月にずれ込むことが予想されるので、現在おこなっている各地区の公共放送は4月も続行し、かがやきネット使用料は4月分は無料とするかも知れないとの報告事項、特別委員会活動報告、監査委員例月出納検査結果報告、から始まり、損害賠償、財産取得、条例改正、平成22年度各会計補正予算(3月度)審議、平成23年度予算提案、などおこなわれました。 常勤の特別職(町長・副町長・教育長)給与旅費に関する条例において期末手当を10%減額するという改正案を、反対6賛成6、議長否決裁定で否決しました。 9日から新年度予算の総括質疑をおこなう予定です。 多数の皆さんの傍聴をお願い致します。 |
3月26日(土) 平成23年度神石高原町一般会計予算「賛成討論」 総務文教常任委員会 委員長 木野山孝志 平成23年度神石高原町一般会計予算について,賛成の立場で討論を行います。 グローバル化した世界経済の中で,急速な後進国の経済発展により先進国諸国は低成長をよぎなくされています。 とりわけ日本は所謂リーマンショックに端を発した世界金融大不況から未だに抜け出せず,円高傾向とデフレギャップが解消しないまま今日を迎えております。 本町歳入の55%を占める地方交付税については前年度水準が確保されているとはいえ,本町本年度予算が確保できるかどうか不安を持ちながらの平成23年度予算編成であります。 また,財源の確保についても,有利な起債に集中し,町債の大幅な発行減の中で,地方交付税,県支出金の増,前年度までの後年度を見越した積立による繰入金の増を見込まれ,さらなる基金積立に努力された結果,平成23年度末の基金残高が3億4,200万円増の48億円強の見込みとなったことは多いに評価されるところであります。 |