平成23年 5月 |
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5月31日(火) 再び風評被害について 「風評」を広辞苑でひくと、世間の評判。うわさ。とりざた。風説。とある。 「風評被害」は、風評によって、売上の減などの被害をうけること。メディアによって流された情報が、事実の有無に関わりなくひとり歩きを始め、一つの風評として世間に定着することからこうむる被害のこと。とあります。 この度の東京電力福島第1原発の事故による放射能汚染が人体に対してなにをもたらすか。その汚染度、規模による影響についての情報は発せられた時点から人から人へ伝わり風評となる。その影響で売上が減少したり、差別的な扱いを受けたりすれば風評被害が発生したことになる。 実際に何らかの形で放射能漏れが起こっており、そのことを誰も知らなければ風評も立たず風評による被害は無い。その放射能汚染度が強く人体に影響がある場合もあるし、低汚染濃度で影響が無いかもしれない。意識的に放射性物質を放出したら確信犯だが、人体に影響の無い範囲なら大丈夫だろうと放出する場合もあるかもしれない。いずれにしても誰も知らなければ風評は立たず被害は発生しない。 と、前回書きましたが、気になる事が多く、再度風評被害について触れます。 次の表を見てください。
<国際標準の被爆数値> A職業人:1年20ミリシーベルト以下 B医 療 :放射線をあびる損失が治療の効果を下回る範囲 C管 理 :3ヶ月で1.3ミリシーベルト以下 D原発作業現場労働者の被曝量上限:1年100ミリシーベルト→1年250ミリシーベルト
政府も東電も情報の発信が遅く、発表される放射線値も測定する位置もまちまちで、どうも疑わしい。現在も福島原発からは、毎日放射能が出ていますが、どれくらいか、政府も東電も測定していないと思われている。魚にいたっては、小魚はそのまま測っているようだが大きい魚は頭と臓器は破棄して身の部分だけ、それも良く洗ってから測った値だとか。 |
5月24日(火) 6月定例会 日程決定 神石高原町議会では、5月23日議会運営委員会を開催し6月定例会の運営について以下のととおり決定しました。 ○開会: 平成23年6月15日(水) 午前10時00分 ○会期: 平成23年6月22日(水) 6日間 ○議案: 16事件 ○報告事項: 14事件 ○一般質問(総括質疑) @今回の一般質問は、通常の一般質問である A質問順は、「一般質問通告」受付順とする B質問応答時間は、「議員一人につき概ね60分以内」とする このうち、質問時間は、議員一人について『30分以内』とする C一般質問は、全て発言席で行い、第1回目に全項目を述べ、1点目の質問を行うこと。第2回目以降「一問一答方式」とする D質問内容について、所管課長の聴き取りに対応すること 6月定例会より、「神石高原かがやきネット」にて、一般質問につき議会中継を行う事になりました。 |
5月18日(水) 観光大使大活躍
神石高原町観光協会では、平成21年度から3ヵ年計画で「観光振興」強化事業に取組んでいます。その中で「観光情報手段拡大」のためDVDを作成し各観光施設にて放映し情報発信をしようと現在奮闘中です。 |
5月13日(金) 神楽公演について 高蓋地区を発展させる会「神楽実行委員会」は、今年も、来る7月2日(土)に神楽の公演を行います。 場所は「さんわ総合センター、やまなみ文化ホール」で午後6時30分からの開演となります。 今年お願いをした神楽団は、安芸高田市美土里町「上河内神楽団」です。 この神楽の公演は、町が合併する前の旧三和町時代の平成9年から行っており、当時の神楽公演寄付のお願いという趣意書をみると、 この度三和町では高蓋地域の開発について「高蓋地域開発委員会」を設置し、今後のあり方について協議されています。委員会では、高蓋地域を「健康と憩いのゾーン」として位置づけ、特に三和町民みんなの「文化」憩いのゾーンとして利用される、それにふさわしい施設の建設を検討されているところです そのためにはいろいろな文化活動を積極的に行っているという、下地がどうしても必要となります。高蓋地域においては、先般行われました音楽友の会の各種演奏会の開催をはじめとして多くの文化活動が行われていますが、私たちもその重要性を考え、この度、来る平成九年十一月二十二日(土)、高蓋中学校体育館に於いて、千代田町、石見神楽「東山神楽団」による神楽の公演を企画いたしました。 この東山神楽団は、高校生から二十歳代の若い団員で構成され、その躍動感あふれるスピーディな「舞」は古式豊かな伝統的な神楽の中に新しい風を吹き込んだ画期的なもので、古来の神楽愛好者に加え、新しく若い神楽のファンを呼び起こし、この高蓋地域に又新たな感動の波をもたらすに違いありません。お年寄りから若者まで、広い層の方々に、おおいに楽しんでいただけると確信しております。この神楽公演が、高蓋地域の発展に新しい一ページを加えてくれると、幸いに存じます。 当時の町まちづくり計画の中で、高蓋地区に「文化ホール」の建設案がありそれに向けて取組みました。舞台の前にドラム缶を土台にコンパネを敷き広くして演技をして貰いました。入場無料で体育館がお客様でいっぱいになり、神楽の太鼓と笛の音が館内に響き、熱気ムンムンだったことを思い出します。 「文化の里たかふた」という標語を造ったのはその頃だったと思います。 はやいもので、今年が、神楽公演を始めてから15年目となります。 「神楽」は日本文化の源であり、日本の「心」、「魂」そのものです。 八百万の神々に感謝し、五穀豊穣と皆様の益々のご繁栄を願って、今年も、安芸高田市美土里町「上河内神楽団」の華麗な演技をお楽しみ下さい。 |