のはな

cafe

 田丸屋は創業以来、小麦をうどんに仕立ててお客様をお迎えし、うどんと共に時代に応じた美味しい料理を模索しながら作り続けてきました。
 日本人の主食である米に頼らず小麦を「友」として営業していくスタイルは今後も変えずに生き抜くつもりですが、良い小麦とは?美味しい小麦とは?はっきりした基準もなく、小麦の香りって・・・何? 多くの方が答えられないのではないでしょうか。
 
 うどんとパン、家庭の中でどちらが多く食べられていますか。
 日々の生活の中で「パン」が存在感を増しているのは見過ごすことのできない現実ですが、パンを嫌っているのではありません。だってパンは香ばしくて美味しいですよね。だったらパンやワッフルなど小麦を発酵させて作る食品も追求してみてはと思いcafe「のはな」をオープンした次第です。
 
 本店である田丸屋で自家焙煎のコーヒを2019年より楽しんでいただいて参りましたが、カフェを開店するのに合わせて本格的な焙煎機を導入いたしました。
 コーヒーも取り組めば小麦同様に奥が深く、輸入農産物として赤道付近に点在している産地の違いや生産者の考えが色濃く反映されて複雑になっています。同じ生豆でも焙煎する人間の技術や考え方で大きく味が変わるので、店ごとの個性が生まれます。
 
 うどんを食べた後でも、食べずにカフェに直接でも。のんびり出来る空間で楽しんでいただけたら幸いです。