セメント(スーパーボンド)が硬化した後に金属と歯との境目をすりあわせていきます。 この処置を行うことは虫歯や歯周病のリスクを下げることにつながります。 また、長持ちにもつながるのです。 ここまで大体90分くらいかかります。 岩田でした。
ラバーダム防湿下でインレーをセットします。これが可能な場合はより長持ちします。
インレー体内面にはメタルプライマーという処理材を塗ります。 唾液などがついているのに乾かしただけでこの処理を行っても効果は半減します。 この処理を行うと金属の色が少し変わります。画像でわかるといいのですが・・・どうかな?
金属のインレーですが、噛み合わせの調整が終わり、洗浄を行うとこんなにきれいになります。 詰め物をセットするときに、歯自身も金属のインレーやクラウンもですが両方とも良く洗浄しないとセメント本来の接着力を発揮できません。
虫歯の深い部分に透明なプラスチック(スーパーボンド)で裏装をしました。 そして金属のインレーを行うために形を整えてあります。 今日はインレーをセットします。 ここまでは前回処置した写真です。
岩田です。 この歯は以前、他院にてプラスチックがつめられていたのですが、中が虫歯になって歯の一部が割れた症例です。 虫歯を取り除くとこの様な感じになります。 近心部分(写真上)は虫歯を染める検知液には染まりませんが少し着色が強いです。 本当はこの着色部分も完全に取り除きたいところですがそこまで追求すると神経が露出しそうです。 ということでここまでで止めました。