タニグチ歯科医院


     
根管治療について


タニグチ歯科医院治療例
違いがわかりますか?
初診時(09.09.18 右下6番) 抜髄根充終了(10.02.04)谷口光太郎
初診時(07.01.22 左下7番) 根管治療終了(07.03.11)谷口光太郎
根の先までキッチリ、薬(ポイント)が届いている。


ここでは、歯の中の神経の治療についてご説明したいと思います。
神経の治療には、大きく分けて歯の神経を取り除く治療(抜髄根充・ばつずいこんじゅう)と
神経の入っている穴が何らかの理由により感染してしまった場合の治療(感染根管治療・かんせんこんかんちりょう)に分かれます。
あまり患者さんには、なじみの少ない言葉ですが、根幹治療ではなく根管治療と書きます。
☆★ ファーストトリートメントの重要性 ★☆
歯の模式図
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歯が痛くなってしまったり、歯の神経を取らざる得ないとき、
その最初の治療が、最も重要であるとタニグチ歯科では考えています。なぜなら歯の治療は、ほとんどの場合歯を削る為、
一度削った歯は、当然二度とは元に戻らないからです。

特にこの神経の入っている穴は、非常に複雑で繊細な為、
乱暴にあつかってしまうと、いろいろな所に段差を作ったり、ふさいでしまうことがあるからです。
こうなると治療の難易度は格段に上がってしまいます。
ましてとんでもない所に大穴を開けてしまったり、リーマーを(根管治療に使う針金のような道具)根の中で、折ってしまうと、その破片は並大抵のことでは取り出すことが出来ません。
こうなると、最悪で治療がまともに出来ないケースすらあります。

つまりどんな歯の治療でも最初の治療が一番やさしく、そして一番重要でもあるのです。(当然一番良いのは、しっかりと予防して治療に至らない事である。)
根管治療
☆★ タニグチ歯科医院ではなぜこの根管治療に力をいれているのでしょうか? ★☆
口全体のレントゲン写真 患者さんが当医院を訪れて、口全体のレントゲン写真をとってみると、びっくりすることが多い。
今では慣れてしまいましたが、他医院で根管治療された歯のほとんどが、お話にならない事が多いからである。
比較的治療のしやすい前歯ですら、全く治療の形跡が見られないことすらあります。
(もっとも、うまく治療されていないから、当医院を訪ねて来られるのですが。)
口全体のレントゲン写真
最悪なのは、この根の治療を不完全なまま、心棒を入れ、冠せ物をしてしまうケースである。
通常不完全な根管治療でも、なかなか症状が出ません。
この症状が出にくい事をいいことに、心無い歯医者がデタラメな治療を続けています。
中には、ハナからやる気のない症例も多数あります。
そして更に驚くことは、症状が出始めると簡単に抜歯してしまう事が多い事である。
根の先まで薬(ポイント)が入っていない
リーマー この根管治療は、症例によって非常に難易度が高く、治療時間も大変かかる根気の要る治療ですが、しっかりした治療をすることによって、治癒を期待することが出来ます。
その合否が、歯の運命を決めることが多く、大変重要な治療のひとつとタニグチ歯科医院では考えているからです。

歯を治療する器具の一つのリーマー、当院では全て患者さんごとに
使い捨てています。
その理由として、感染を防ぐのはもちろんのこと、何度も使っていると金属疲労をおこして、根の中で折れ込んでしまうからです。
歯の根を治療するリーマー
しかし不完全な根管治療は、レントゲン写真を見れば明らかで、患者さん自身でもすぐにその歯医者さんにやる気があるかどうかが解ってしまう。
ポイントとしては、根の先まできっちり充填剤が入っているかどうか。
根の先に黒い影がないかどうかである。
根の先に黒い病巣が見える
タニグチ歯科根管治療症例集 ちなみに、タニグチ歯科医院では、この根管治療で撮影したすべてのレントゲン写真を一冊にまとめ、来院した全ての人が見ることが出来るようにしています。

この症例集は、タニグチ歯科医院の宝であり象徴です。
(一部は、「今日の治療」の中で見ることが出来ます。)
タニグチ歯科根管治療症例集
注 当医院で行っている根管治療は、3Mix-MP法ではないことお断りしておきます。
3Mix-MP法で使用される薬剤は、口腔疾患病巣局所に使用することを想定した臨床試験が行われておらず、いまだ、厚生労働省の許可がおりていない事を考慮し、当医院では行っておりません。




      
   
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