筐体の分解・LogicBord交換(3)
メモリは32M×8でオンボードの8Mと合わせて264Mが現在
確認されてる最大容量です。

8100の場合は1バンク16Mが最大のようで、64Mを差したら
16Mと認識してしまいました。





メモリの装着が終わったら、次は他のパーツです。

劣化しているパーツは全て交換するというコンセプトの
基に、作業開始。

まず目に付くのはサビの浮いた筐体下部のシールド板。
コイツは交換しよう。
Quadraのミニタワー筐体は実は上部と下部が別パーツで
組まれているのです。

下部はおそらくABS、上部はFRPの様です。

ですからホントは筐体の下部をそっくりそのまま交換できれば
良かったのですが、買ってきた筐体の方は出っ張った足の所に
大きな傷があり、見た目がよろしくありません。

そこでしかたなく、買ってきた筐体下部からシールド板を
引っぺがして従来の筐体下部に移植することにしました。

これが結構面倒くさくて、筐体から出てる8個の出っ張りに
シールド板の爪がしっかりと食い込んでるので、一個一個丁寧に
外していきます。
新旧両方のシールド板を外して交換。

↑新しいLogicBordにメモリを差した状態。32M×8スロットです。

↓このように筐体は二つのパーツで構成されてます。
 ドライブ類を格納する上部パーツ(右)と
 それを支える下部のパーツ(左)。


写真はシールド板を移植し終わった筐体下部。

きれいなシールド板が装着できたら次は筐体上部。

買ってきた8100からドライブ、電源他全て外して
奇麗に拭き拭きした後、下部のパーツと合体。
ところがこの筐体、ハードディスク取り外すのも一苦労。
指の入るスペースが小さいのでコネクタが渋かったりすると
なかなか抜けません。

今回は全部外してクリーニングするつもりだったので、
電源を先に外して作業しましたので多少楽でした。
8100の電源はMaxで200W。まあまあのパワーです。
同じ大きさでも、確か8500のは225Wにパワーアップされて
いたと思いました。

取り外しはまず、電源とドライブ・ベイの間に入ってる
つっかえ棒を引っこ抜き、LogicBord側のロックを外して
ドライブ側(前方)に1〜2センチスライドさせてから
横に引き抜きます。

この新しい筐体、普通はホコリで汚れてる電源ファン周りが
ほとんど汚れてません。あんまり使ってなかったのかな?
フロントベゼルとかはかなり焼けてるんだけど。
さて、そして筐体下部と上部の爪を合わせてはめ込み
その後ろに8100のリアパネルをはめます。
リアパネルにはQuadra800用の、ホワイト塗装されたネジを
つけます。(8100のはメッキなのです)

筐体が組み終わったところでLogicBordを取り付け。

その前にFast SCSIのケーブルをはめときます。
LogicBordを取り付けた後だとコネクタが奥の方になって
作業しづらいので、その前にはめといたほうが楽。

LogicBordの取り付けは、筐体の出っ張りに溝を合わせて
はめてから後方にスライドさせて、
プラスティックの枠をはめて
最後にリセットスイッチをはめて固定しました。
LEDもはめ込んで配線しておきます。


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