プロセッサ交換 CrescendoWSG3/500(2)





写真左上がCrescendoWSG3/500。基盤の色が
Normalと違うので一目瞭然です。

Wallstreetはプロセッサ・モジュール上に
メモリスロットがありますので、元のモジュールから
メモリを抜いて移植します。

ついでに言いますと、起動用ROMもモジュール上にあります。
ROMの著作権はAppleが所有しているため他のカードメーカーは
勝手にROMの内容を複製して販売することができません。
勿論、あのJOBS様が許可するはずもありません。

そこで編み出された画期的な方法が「ROM吸い出し&書き込み」
法と言われてます。
先述したCDROMからインストールしたソフトウェアは
それを行うソフトなのです。

ソフトウェアをインストールしてシステム終了すると、
終了前にROMのデータを吸い出してHDD内に保存をかけ、
次に電源が入ったときにそれを新しいモジュールの
フラッシュメモリに書き込むようです。
そのため初回起動時に失敗すると全てパーになってしまうという
なんともスリリングなシステムです(^.^;)

ですのでトラブルを出来るだけ防ぐためには
最後に終了したときと次回起動するときの状態は
アップグレードカード以外は換えないほうがいいです。
「ついでにメモリ増設しちゃおう」とかは止めたほうが良いです。
「ついでにハードディスク交換」は以ての外。
そのような方針でプロセッサを取り付け、全て元に戻します。
そして起動します。緊張の瞬間です。


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