トラックパッド・トラブル(2)



Wallstreetのボディ上部。
 悲しいかな、かなり分解は手慣れております(涙)

 Wallstreetのボディ内側には金属の塗装
 (この色だと銅でしょうか)
 が摂されてます。これでアースを取っているのでしょう。

 気をつけて作業しないと、この塗装がはがれて落ちます。
 基盤に塗装片が落ちたままになってたりしたら大変!
 最悪の場合、ショートしかねませんです。注意。


トラックパッドの拡大図。1と2の部分に梱包テープを
 何枚か貼ってすき間を調整し、ぐらつかないようにしました。



早速Wallstreetを分解してトラックパッド周りを調べてみます。

Wallstreetは非常にメンテしやすくできてて、
ハードディスクやメモリ、CPUの交換すらキーボードを
外すだけで出来るようになっています。

しかし、それ以外の部分は大変です。
Wallstreetの構造はモノコックっぽいのでボディ上部は1枚成型。


パームレストの下の部分をばらすにはボディを
ばらさないといけませんです。
5300cみたいにパームレスト部分だけカパッと外れると
楽なのですが・・・そのせいで5300cはシャーシーヤワヤワだしなぁ。

さて、ボディ上部を外してひっくり返したのが左上図。

中央の緑色の基盤がトラックパッド裏面。
トラックパッドは予備パーツを持ってたので、最悪の場合は
交換しようと思ってましたが、予備のパッドの方は中央部が
テカッてて格好悪いのでなるべくなら使いたくないのでした。

とりあえずパッドを外してみます。下部のパッドを押さえてるパーツの
ビス二本を外すと取れます。
ちなみに、このビスは別に緩んでおらず、一杯に閉めてても
パッドはカタカタぐらついてました。

パッドを取り去ると、パッドとボディの間にステンレスの枠が
挟まってます。
この枠でトラックパッドはボディにアースを取ってるようです。

ここで閃きました!

トラックパッドは静電気を使って指先の動きを関知します。
ということは・・・・
もしかして、パッドとボディの間にすき間が空いてしまい、アースが
取れなくなって、うまく静電気を関知できなくなってるのでは
ないのでしょうか!

それなら緩みを無くしてパッドをボディに密着させてあげれば・・
治るかも知れない。

そこで、パッドの上下の端の部分に紙製の梱包テープ(重ね貼り可能なタイプ)
を何重かに貼って、ボディ側のツメとのスペースを調整し、
ぐらつかないようにしました。
この状態で元通り組直して電源を入れてみます。私の読みが正しければ・・・

マウスを差さない状態で恐る恐るトラックパッドを触ってみます。

おお、動いた!動いたぞぉ〜!!

やれやれ・・これで一件落着でっす。
でもそれからしばらくは、ちょっとでもパッドの反応が重いと
ビクビクする日が続きましたとさ(爆)


MacTOP PBG3 TOP Back