南気象予報士事務所
気象キャスターの育成と派遣 テレビ・ラジオ出演・気象講演会など
気象キャスターとは

気象キャスターの仕事

 「気象キャスター」そう聞いて誰しも思いつくのは、TVなどで画面を指しながら解説をする華やかな仕事というイメージだと思います。 1時間程度のニュース番組の場合、天気予報は2~4分程度。1日の出演回数は、TV局や予報士によって異なりますが、1回~数回。多い人だと5~7回程度となります。 3分の出演を3回やってもたったの9分。なんて効率的で楽な仕事・・・と思われることもありますが、日々異なる気象の状況を把握し、最適な情報を抽出、分かりやすい言葉で伝える準備に大半の時間を消費します。そして、その何時間にも及ぶ準備時間を経て、数分の放送時間に情報を集約して皆様に伝えているのです。


  • TV局に出社
  • 膨大な気象資料を解析
  • 他の予報士などと方向性の確認
  • 放送の内容を担当ディレクターなどと相談
  • 必要に応じて模式図やイラストの原案などを作成
  • 放送用のコメント(原稿)を作成しチェックを受ける
  • 使用する画面の確認
  • 本番直前まで変わり続ける実況や新しい予報に合わせてコメントの修正
  • ニュース番組で数分の出演(時には尺を削られ内容変更を強いられることも)
  • 放送の録画を見ながらの反省会
  • 翌日の内容を考えながらの帰宅
 (実際にはTV局や担当番組によって異なります)

気象を含めた、自然の世界は奥深く、おもしろい!知れば知るほど、人生が豊かになる気がしています。

気象キャスターは、それらを伝え、情報の受け手の暮らしにも快適さと、彩りを少しプラスすることができる仕事ではないでしょうか。 さらに、自分が情報を伝えることで、近年増加する災害から誰かの命や財産を守れるかもしれない。それこそがやりがいであり、使命だと感じています。

気象キャスター勉強会では、実際の気象コーナーを想定して、通常の天気予報はもちろん、季節の話題を伝えたり、災害時の防災情報を伝えたりする練習を繰り返し行います。先輩方からは、言い回しや、画面の指し方など、非常に細かい部分まで指摘をしていただけるので、普段自分が気付かない癖や問題点がよくわかるのはもちろんですが、他のキャスターの皆さんの発表を聞くことで、「こういう進め方もアリだな!」「そんな表現、自分には思いつかなかった!」と学ぶことが多々あります。同じ資料や画面を使っていても、伝え方は人それぞれ違うものだなぁと毎回驚きがありますし、自分の個性を活かした気象情報とはどんなものかと考えさせられる刺激になっています。

 

何より、同じ気象キャスターを目指す人、既にキャスターをしている先輩や仲間が近くにいることは、とても心強いものですよ!勉強会は、小さな悩み事も話し合える大事な時間になっています。

 

ともに学びながら、社会の役に立つ気象キャスターを目指しましょう!

当事務所所属予報士向け勉強会とは?

弊社では気象キャスター勉強会を開催しています。
この勉強会は弊社所属のキャスターの資質を高めるために通年行っている勉強会ですが、気象キャスターを目指し弊社所属の意思のある方も参加しています。 弊社の経験豊富な気象キャスター(代表の南など)、天気図の解析や予報経験豊富な気象予報士、報道の現場に長く携わったアナウンサーが丁寧に指導いたします。

テレビやラジオで気象現象を分かりやすく視聴者に伝えることができ、報道の現場にも的確なアドバイスができる気象キャスターになるための勉強会です。


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