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ミュージック アレンジは、日下部徳一郎(作・編曲家)のホームページです

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MUSIC ARRANGE

  作・編曲講座 Vol. 
 和声の元祖→ドミナント・モーション

 
この作・編曲講座では、私が知り得たノウハウを独自の切り口で解説していきます。

              
作・編曲に必要な知識は?・・・・・・

メロディー、対旋律、カウンターの作り方、ハーモニーの知識、ハーモナイズの方法から楽器の知識・・・・
これら全部を覚えてからでないと作・編曲は出来ないの??
もしも、出来ないと言うんであったら・・・・そう、あと、うーーーーーーーん十年待たないとネ。。。ねっ!


しかし、私のお勧めは「まず、やりながら覚えて行った方が早いし、実用的なのだ!」・・・・です。
作・編曲で、お足もらうんではないもんね・・・えっ!ギャラ・・・もらうって・・・・・???
よよっ・・・・そうであれば、急がないと!!!!!!!


んでは、まず手始めとして作・編曲を行うには欠かすことが出来ないハーモニーの知識から・・・・




それでは・・・始まり、はじまり〜〜〜〜!!

    
 
                             

このようにCメジャースケールを音階として下から順に並べTのドの上にに3度づつ音を重ねると、Tの和音
(ド・ミ・ソ)が、またXのソの音の上に3度づつ重ねるとXの和音(ソ・シ・レ)が出来る。
これ以外にU、V、W、Y、Zの上にも3度づつ重ねた和音もできます。

さらに、このXの和音ではさらに音を重ねると(ソ・シ・レ・ファ)のX7の4和音が登場!・・・・・


そして、このTの和音とX7の和音の関係が和声の元祖!!となる。



つまり、Tの和音にその調の主和音として絶対の地位と権力? ・・・・を与えるのに必要な役割を果たすのが
X7 の和音となるのです。






  「ドミナント モーション」

        重要で〜〜すっ。。。

               増4度                    減5度
   
                3     →    1             7     →      3
                7     →    3             3     →      1

X7の和音には、Xの根音から数えて7番目の音(ファ)と3番目の音(シ)の音の音程に増4度もしくは
減5度の不協和音程が出来てしまう。

この不協和音程が、それぞれXの和音の3度(シ)はTの和音の1度(ド)へ、
Xの和音の7度(ファ)はTの和音の3度(ミ)へと移行したいという強い解決感を持っている。


んで、このX7の後にWの和音をもってきたりすると、X7が「いかがですか?」というような問いかけのムードを
もっているのに、あさっての返事をしてしまう事となってしまいます。





この和音進行  X7 →T をドミナント・モーションと言い、あらゆる和声(和音が一定の規則にした
がって結合され進行すること・・・・これを和声という) の「第一歩!」となります。



これを知らずして、和声を語るな!!・・・・・です。えっ?






   
江戸時代・・・あるところにその国のご主人(Tの和音・いわゆるお殿様)が居まして、そこには
いつもお殿様の所へやって来て「殿!いかがいたしましょうや?」とご意見を伺う、ご家中一のエラ〜イ家来
筆頭家老のご大老さま(V7の和音)がいました。とさっ。
ちなみにこのご大老・・・・たしかお名前は「Gの何がし?」とおっしゃいました。っけ。
また、この国にはこの筆頭家老のV7大老の「Gの何がし」さまの他に、次席家老の「W」老中や「V」家老、はたまた
「U」奉行と、たくさんのご家来衆などがおりまして・・・・・はい。


このみなさん方でお国をおさめておりました。とさっ。




このお殿様の名は{C}っていいましたので、ご主人さまの名をとって「Cの国」「C藩」・・・・・と呼ばれていました。


ちなみに、お殿様には奥方さまの{G}の方、とご長男の{E}君、また江戸時代ですので・・・・・ご側女として
{B}の方もいらっしゃり、大奥にはさらに{D}の方もいらっしゃったようで・・・・(うらやましー?)
このご家族のゴタゴタ・・・ちがった、もめごと・・・・また、まちがっちた・・・・
まっ、家族関係については、おいおい語っていきます。



そしてそのおとなりは、「Bbの守忠助」さまが治めていましたので「Bbの国・Bb藩」と世間では申していたそうです。
もちろん、「Bbの国」の中にも{F}と名乗るご大老さまがいらっしゃいました・・・・・がっ、
この時代、「Ebの国」や「F#の国」さらに{C}「Dbの国」や、も〜たくさん・・・・いろんな国がひしめいていまして。




そんなお国のことは置いといて・・・・・・       

次回はこの筆頭家老や他のご家来衆の役割やお城での立ち振る舞いや派閥?。
つまり、三機能(T・S・D)の性格について書きます。


付録    このドミナント・モーション・・・・・・・まるで地球を一週するみたいに、どんどん進んで行くと
また元の所へ戻ってくるんです〜〜〜〜〜っ。 えっ!!!

ちなみに C から出発して5度上、5度上へと行ってみましょ〜〜〜〜。

C→G→D→A→E→B→F# 

        Gb→Db→Ab→Eb→Bb→F→C
                          ※(F#とGbは異名同音)