前日の大事な本番を無事に、しかも大成 功に終わらせた生徒たちの様子はもう最高にゴキゲン。
大役を果たしたそのご褒美として今日はハリウッド観光とディズニーランドです。
ハリウッドでのショッピングモールではおみやげをしこたま買う御仁、念願のブランドを買って顔面総笑顔のレディー、 ソフトクリームをなめながらご満悦のヤ ンキーと、ここでは一女子高校生になって楽しいひと時を過ごしました。
そのあと一度ホテルに戻って徒歩でディズニー ランドへ!
しかし、徒歩で5分の距離に宿泊しなが ら今日までのなんと遠かったことか・・・・・
現役を影で支えてきたOGの皆さん!!
ハリウッドでのショッピング
待ちに待って・・・やっと来ました!ディズニーランド
JR九州のスタッフの皆さん
3時間ほど自由行動で楽しんだ後のディズニーランド・パレードは、まあ今回遠征の付録?・・・イヤイヤ、そこは手を抜くことは一切しない精華、沿道が狭いために隊列を組み替えて全力でいどみました。
でもこのパレードは演奏日程が二転三転してパレード時間も最終決定したのが4日前!
旅行会社はヒヤヒヤし通しだったそうですが、これにて今回遠征のすべての演奏が無事に終了。
明日は帰国を残すのみ。
ホテルに帰ると帰国準備の荷造りが開始される。さまざまな木箱やダンボールの箱が広いボールルームに所狭しと並べられ、大型楽器の木箱梱包やパーカッションと、忘れ物がない様にすべてのリストにチェックを入れながら作業が進むが、ここでも問題が発生した。
何と、来た時の荷物に加えてアメリカで獲得した楯8個、大型のトロフィー10個とそれに記念のバッジの楯を加えると、増えた荷物の輸送量だけでも10〜12万円が余分にかかることが判明。
これは思案の末に、生徒が手持ちで機内に持ち込むことで決着したが、なんともありがたい悲鳴となった。
かくして、荷作りも終了してあとは各自の荷造りを残すのみだが、飛行機の関係で明日は3班に分かれての帰国となった。
そこで、今夜が最後の全体で過ごす夜となり引率・スタッフ最終のミーティングが行われる中、出発の日へと日付が変わる。
11泊13日と長かった遠征旅行も、確実で親切かつ適切な準備と運営で旅行のスムースな生活を運営してくれたJR九州のスタッフの皆さん、現地でのバスの運転手と楽器車の5名の安全運転、食事ほかの世話をしてくれたホテルのスタッフ、そして初日からこの遠征に随行してずっと生徒を支えてくれた同行の保護者、ローズパレードに合わせ日本から応援にかけつけた保護者、ローズパレード他のすべての行事出演に関係して世話をしてくれたエディとパーカッション指導のDCIヤマトの田中陽介くん、生徒引率の先生や演奏・演技にたずさわったコーチとスタッフ、それらの総指揮をとった藤重先生と奥さん、
最後に今回のアメリカ旅行遂行を決断して実行に導いた吉田理事長と倉員校長他皆さんのおかげで、いよいよ遠征の幕も閉じられようとしています。
これら旅行を支えてくれた方々に感謝しつつ、旅行記の筆をおく事にします。
遠征12日目の 1月4,5日(月、火)に
A団、B団、C団の3つにわかれ全員無事帰国
あとがき
私が、大きな夢を抱いて福岡から大都会東京のはずれ練馬にある武蔵野音楽大学に入学したのが今からちょうど40年前。
当時器楽科トロンボーンの1年先輩に天理高校を卒業した清水(旧姓梅谷)忠成さんという方が居て、彼はのちに故郷の天理市へ戻って天理教校マーチングバンドの黄金時代を築く方ですが、この先輩には学生時代に公私ともに大変お世話になりました。
その清水氏に聴いた忘れられない話の一つに、彼が天理高校吹奏楽部で行ったローズパレードの体験談というのがありました。
その話に「飛び立った飛行機から見た ロスアンジェルス の夜景がやけいに(笑!)綺麗で忘れられない・・・・」
と語っていたのが、なぜかずっと今まで記憶に残っているんです。
当時のアメリカというとジェット機で行っても給油でハワイに寄るなど、とても長い時間がかかるなど我々にとっては遠〜い遠〜い 国でもあり、あこがれの国でした。
その話を聴いてからの「ローズパレード」はずっと心に響く言葉で、近年になってシカゴでのバンドクリニックやマーチングのDCI見 学と渡米の機会は幾度となく有りましたが、残念ながらローズパレードには未だ行く機会が無かったんです。
しかし、今回精華女子高等学校が東洋から選ばれて参加することとなり、私もジャズバンド指導で関わりが出来た為に同行するチャンスを得ました。
精華女子高校の職員でもない私ですが、ホリデーボールミュージックフェスタでのコンテストで数々の好成績始め、彼女たちの素晴らしい遠征の成果とドキュメントをこの目で見て、ぜひとも多くの人に紹介したいと思いこの「同行記」を書くことにしました。
私のホームページに輝かしい「華」をそえてくれた部員の皆さんの姿に感謝すると同時に、本当にありがとうございました。
本当に長い遠征ご苦労さまでした