今回の宿泊はレンタカーで移動しているので、旅費節約でモーテルを主に利用することにしました。
我々が利用した全米チェーン店の一つ モーテル6 は、インターネットで日本からも予約が出来る。
モーテルと言うと、何か響きが<カップルがお泊りになる為の施設>と感じるとすれば、あなたはもう、コテコテの日本人。
車社会が早くから発達したアメリカでは経済的に過ごすには最適、その辺のビジネス・ホテルと殆んど施設は同じ。
ここにはランドリーも有るので、こまめに洗濯すれば荷物を軽くすることも可能。しかも、朝はコーヒーがフリーで飲めて市内電話もタダ。
こんな体験は、旅行会社に申し込みする海外旅行のツアーではまず無理です。
ただし、ゴージャスさは期待できないのでエコノミーをお好みー(はい、笑〜って・笑〜って)の方、向きです。
SAN DIEGO OLD TOWN
残念ながら、モーテルでは朝食が取れないのでサン・
ディエゴのダウンタウンから5キロほど離れたオールド・
タウンへ。
19世紀にメキシコ統制下にあった頃の古い住宅が多数保存されており、独特の街並みが見られる。
その中の一店に一歩足を踏み入れるとあたり一面メキシコ!を感じさせる雰囲気の中で、朝っぱらから豪勢にもステーキを注文。
アメリカでは牛肉とガソリンは日本の半値だし、サンディエゴはここの地からメキシコまでは25kmと近い為に、南カリフォルニアの中でも一種独特の雰囲気が漂う。
メキシコへ寄って行こうかと話も出たが、おみやげ屋さんで時間を食ったのか自然消滅に。
[ SAN DIEGO → EL CENTRO ]
日本での国際免許証所得手続きは、免許書を持って最寄の警察署へ行って手続きすれば約一週間かかるが、県によって違うけどパスポートを発行しているところへ直接出向いて手続きをすれば即日発行してくれる。
ちなみに、福岡県では警察本部に混雑して無い時に行ったので、所要時間10分で発行してくれた。
もちろんアメリカでの運転は右側通行。しかし、フリーウェイは少ない車線でも最低2車線あって、対向車線ははるか向こ〜〜うなので意外と楽。
今回、レンタカー屋さんで借りた車は8名乗りのシボレー・ワゴンの3000cc。馬力は充分で6名乗車でも良く走るが、後ろに荷物を積んだらドアが開かなくなった。
社内もシートは申し分ないが車体なんかの作りは雑に感じたし、ハンドルの遊びが多いのか、70マイル(120km/h)程度で走るとフニャフニャして、特に直進ではチョット気を許すと路肩めがけて・・・・・オットットと、何度ヒヤッとしたことか・・・
この辺が日本車が売れる原因か?この車でカリフォルニア州、アリゾナ州、ネバタ州と廻ったが、アメリカではTOYOTA車がかなり目についた。
日本車の他にはベンツ・BMWも多く見かけたが、ビーマ(BMWの愛称)を日ごろ運転している私には作りの良さと走行安定性の面で、ドイツ車も日本車と並んでアメリカ人に好まれる理由が良く分かる。
ガソリン・スタンドではそのほとんどがセルフ・サービスで、給油機の番号と何ドル分給油するかをスタンド事務所に行って申し込む。
今回はそのすべての手続きはMiss Tomokoが引き受けてくれ、スタンド・マンまたはスタンド・オバサンと交渉してくれた。もちろん、英語で・・・
ちなみに、ガソリン代はレギュラーが1ガロン(3.785リットル)2.27ドルと日本の約半分程度でとても安〜い。.
EL CENTROでの射撃
Bobの故郷でのShooting!
見渡す限り人っ子一人見当たらない、広〜〜〜〜い、
ほとんど砂漠状態の中にこの程度の射撃場が何箇所も
隣接している。
ま、東京ドームが5〜6個分が隣接している広さの射撃場と紹介しておきましょう。
ちなみに我々が居た所だけでも野球場の2倍程の広さで、それが5〜6箇所も隣接して砂漠の中に連なっている。
途中でオシッコがしたくなったので、射撃の途中で隣の射撃場土盛との間に用を足しに行きましたが、女性陣はそんな芸当が出来るわけも無く、隣の射撃場にある簡易トイレの場所へと行きました、車で・・・・・
しばらく経って、はじめての経験から来る緊張も和ら、周りを見渡す余裕も出て来ましたが、私たち以外に見える人影は無し!
ここでは22口径(弾は500個入りで9$ 1000円程度)のライフルでまず、25mほど離れた的を撃って肩慣らしをした後、西部劇に出てくるあのレミントン社のウインチェスター銃38口径に挑戦! このウインチェスター銃ともなると22口径に比べると音と反動がスゴイ・・・・
映画館で西部劇映画のインディアンとの銃撃戦も、ポップ・コーン片手に見ていたりするが現実はとてもとても・・・・・んな段では・・・・
一発撃つたびに、ズドーンという音と恐怖が硝煙とともにあたり一面漂い、 バーン!・・・スゲー・・・コワイー〜〜です。
次に、いよいよお目当てのルガー社製44マグナムに挑戦!!これまた西部劇に搭乗するコルト45と同じスタイルでリボルバー6連発。
クリント・イーストウッドの映画「ダーティ・ハリー」で登場したのと同じ銃と説明されたが、こんなんが犯罪に使われている現実は想像に絶する。
Bobの旧友ジョージと中国系のボブ・チャンが今回我々を
アシストしてくれました。
ジョージはすでにリタイヤしたそうですが、ボブ・チャン
は農業の大地主だそうで農閑期には週2回ここで射撃の
練習に来ているそうです。
都会では銃はもう必要が無く、むしろ犯罪に使われてしま
う凶器以外何者でも無い存在となったけど、ここみたいに、畑を食い荒らす動物や鳥を撃退するのには今でも必要なん
だろうな、と思った一日でした。
しかし、モデルガンしか知らない者にとって本物の銃のすごさを体験したら、足がすくむ思いがするのは確か。
最後に、この二人も銃に対しての取り扱いは慎重で、決してオモチャ感覚で無いのがヒシヒシと伝わってきました。
今回の射撃体験では改めて銃の怖さを、しかも身をもって体験することが出来ました。
砂漠
[10000頭の牛] [柑橘農園]
Palm Springsに行く途中に立ち寄った砂漠。6月の砂漠はやはり暑い!女性陣はそれをモロともせずに、砂漠のまっただ中にお散歩へ。
現在、アメリカからの牛肉は輸入禁止で日本に入ってきてませんが、人口はアメリカ全土で2億8千万と日本の人口の約2倍のところで、こんなにたくさんの牛を飼育してるんだから、輸入に圧力をかけているんだ・・・と妙に納得・・・・ちなみにアメリカの国土は25倍。
この砂漠に水を引いて牛を10,000頭飼育している牧場(写真右から2番目)や、柑橘類を栽培している農場へPalmSpringsへ行く途中に少しばかり寄り道して見学。(写真右端)
PalmSprings Aerial Tramway
灼熱の砂漠からケーブル・カーに乗って一挙に2500m上昇。
山の上から見るPalmSpringsの街も絶景。
ここは日本の軽井沢で、夏には元歴代大統領も避暑にやってくる有名地。
明日はラスベガスで一儲け・・・を!
旅行3日目 LAS VEGAS へ