理想の展示場を作ろう
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省エネ・省資源のための工夫

別項(なんたってビッグサイトの味方です)でも紹介しましたが、東京ビッグサイトにも、省エネ・省資源のために、いろいろな設備が設置されています。

もちろん理想の展示場にもこういった工夫が必要です。

ホール屋上に太陽光発電装置を設置します。

電力を補うばかりでなく、ホール内の気温が上がるのを防ぐ効果も、期待できるでしょう。

これらの電力設備によって発電された電力のうち、余剰分は、電力会社に売ることができます。

展示場は夏場の稼働率が低いですから、たいへん効率的な電力供給源といえるでしょう。

せっかく風の強い場所に建設されるのだから、それを利用しない手はありません。

風力発電のための施設を設置しましょう。

場外に大型のものを、場内に小型のものを複数配置します。

地下に自己発電設備を備え、電力需要のピーク時の不足を補います。
ビッグサイトも、この方式をとっています。ただし、地下の発電器を回すような大型の展示会は、年に数回しかありません。

発電装置はかなりの出力となりますから、公的には「発電所」と認知されてしまいます。
このため、年1回は全館の電力供給を停止させて点検をすることが義務づけられます。
この場合、レストラン等も休止されますから、食材の保存など、前もって準備が必要です。
また、ホテル等とは、電力供給を別系統にしておく必要があります。

さらに、地下に雨水・中水の貯水槽を設け、トイレの水などをまかないます。たくさんの来場者でごったがえすときは これでは足りませんから、自動操作により上水で不足分を補います。

 

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