月夜裏 野々香 小説の部屋

    

新世紀エヴァンゲリオン

『一人暮らし』

      

  

 レイは、テレビゲームをした事がなかった。

 「これはね・・・」

 内容的にはハーモニックス・シミュレーションの方が優れていた。

 しかし、面白みで、テレビゲームが優れていて、2人は、楽しい一時を過ごした。

  

第12話 『マグマダイバー』

 浅間山

 火口から黙々と噴煙を上げている活火山。

 NERVの偵察ヘリが飛びまわる

  

 NERV

 作戦会議室

 冬月とリツコ

 「・・・これでは、わからんな」

 「しかし、浅間山地震研究所の報告どおり、この影は気になります」

 「溶岩が、この滞流に浮かんでいるのは、あまりにも不自然です」

 「もちろん、無視するつもりはない。マギの判断は」

 「フィフティ・フィフティです」

 「現地へは?」

 「すでに葛城一尉が到着しています」

  

 浅間山 地震研究所

 ミサト

 耐熱バチスカーフからのモニター。

 赤い警報ランプが鳴り続ける

 「・・・もう限界です」 所員が泣きそうになる。

 「いえ、あと500、お願いします」

 バチスカーフは、マグマの中を降下していく

 バチッ!

 という音、さらに警報が増える。

 「震度1200。耐圧隔壁に亀裂発生」

 「葛城さん」所員

 「壊れたらNERVで弁償します。あと200」

 「・・・・・・・」 ミサト、日向、所員

 「モニターに反応!」

 黒い影が発見される。

 「解析開始」

 バチッ!!

 という音がしてモニターが消える

 「観測機、圧壊」

 所員は、ガックリと座り込んむ。

 沈黙

 「日向君。解析は?」

 「ギリギリ、間に合いました。パターン青です」

 胎児のような黒い影が、モニターに映されていた。

 「これより、当研究所は完全閉鎖。NERVの管轄となります」

 「一切の入退出を禁じたうえ、過去6時間以内の事象は、全て部外秘とします」

 電話をかける

 「碇司令にA17を要請」

  

  

 暗い会議室

 ゲンドウ、冬月

 12体のモノリスが浮かぶ

 「A17・・・こっちから打って出るのかね?」 04

 「そうです」

 「危険すぎる。15年前。忘れたとはいわせんぞ」 07

 「ですが、チャンスです。これまで防戦一方だった我々が初めて攻勢に出るための」

 「リスクが大きすぎる」

 「支援なしでエヴァ本体だけで使徒の住処へ行くなど、地の利を失う」 キール

 「しかし、生きた使徒のサンプル。その重要性。すでにご存知では? 15年前に」

 「新しい別の属性を持つエヴァを建造できる」 03

 「失敗は許されん」 キール

 消えていくモノリス、残されるゲンドウと冬月

 「失敗か・・・新しい生きた使徒のコア、種子。受ける利益は大きい」 冬月

 「耐熱性に優れたエヴァ光質・・・最重要だろうな」

 「しかし、碇。使徒のコア、種子を切り分けられる。ロンギヌスの槍・・・・無いぞ」

 「体からコアを引き抜くだけで良い」

 「体を再構築させることが出来ても、再生させる余力はなかろう」

 「問題は、制御できるかどうかだ」

 「人身御供がいればな。セカンドインパクト後の狂気は、もうない」

 「世も、たるんできたからな。喜ぶべきか、悲しむべきか」

 「世がたるんで、危機感を喪失した結果のセカンドインパクトだ」

 「本当は、危機に気付きたくなかっただけなのかもしれんがな」

 「危機も、実感しない限り、無視できるからな」

 「ゼーレの尻拭いで、いやな思いをたくさんしたな」

 「・・・ああ」

 「いいのか、エヴァを危険にさらすことになるぞ」

 「どのみち、使徒戦で、分のいい賭けなどないよ」

  

  

 ブリーフィングルーム

 ミサト、リツコ、シンジ、レイ、アスカ。

 3Dに赤黒い物体が浮かぶ。

 「・・・これが使徒?」

 「そう、完成体になってない、サナギの状態いね」

 「今回の作戦は、使徒の捕獲を最優先にします」

 「できる限り原形を留め、生きたまま、回収すること」

 「できなかったときは?」

 「即時、殲滅」

 「はい」

 「作戦担当は・・・・」

 「ハイハイ。わたしが潜る」

 アスカが挙手する

 『でも、また僕なんだろうな・・・』

 「二号機で、担当して」

 「は〜い。こんなの楽勝じゃん」

 「わたしは」

 「プロトタイプの零号機に特殊装備は規格外なの」 伊吹

 「残念だったわね。温泉、いけなくて」

 アスカが、レイに向かって嫌味

 「支度して。A17が発令された以上、すぐ出るわ」

 「資産が動かせないと経済損失が雪達磨式に増えるの」

  

  

 「耐熱仕様のプラグスーツといっても、変わらないのね」

 「右のスイッチを押してみて」

 リツコの言葉にアスカがスイッチを押す。

 プシュウウ〜

 スーツが膨れ上がり・・・

 達磨。

 「あ〜ん、いやああああ〜」

 「なによ、これぇ〜」

 「二号機の準備もできているわ」

  

 「あ〜ん、いやああああ〜」

 「なによ、これぇ〜」

 ドラム缶型の円柱から、首と手足を出した二号機が立っていた。

 「耐圧耐熱対核防護服。局地専用のD型装備よ」

 「これが、わたしの二号機・・・・・」

 円柱状のヘルメットに二号機の顔が見える

 「イヤだ。わたし降りる。こんなので人前に出たくない」

 「いまさらなに言っているの」

 「こんなカッコウはシンジの初号機がお似合いよ」

 「そいつは残念だな」

 いつの間にか加持がいた。

 「アスカの勇姿を見られると思ったんだがな」

 アスカが物陰に隠れる。

 「でもこんなダサイの着て加持さんの前に出たくない」

 「困りましたね」伊吹

 「そうね」リツコ

 「あの・・・僕が・・・」

 「わたしが二号機で出ます」

 レイが決然と手を上げる

 アスカが、レイの手を叩く

 「あなたに、わたしの二号機に触って欲しくないの。悪いけど」

 「ファーストが行く、くらいなら私が出るわ」

 達磨になったアスカが、達磨になった二号機を見上げる。

 「かっこ悪いけど我慢してね」

  

  

 大型輸送機によって空輸される初号機と二号機

 仮設移動基地

 「初号機と二号機到着しました」

 伊吹が入ってくるとシンジとアスカが続く

 「両機は、その場に待機、クレーンの準備を急がせて」

 「了解」 日向

 「あれ、加持さんは」

 「あのバカは、こないわよ仕事ないもの」

 「チェッ! せっかく加持さんにいいところ見せようと思ったのに」

  

 浅間山のロープウェイ

 加持と、おばさんが乗っている。

 「・・・A17の発令、現資産の凍結が含まれている」 おばさん

 「お困りの方もさぞ多いでしょうな」 加持

 「なぜ止められなかったの?」

 「理由がありませんよ。国連で承認されている。A17、正式なものです」

 「国連? 笑わせてくれる・・・・・・・」

 「大義名分というのは、無視できませんよ」

 「あと、30時間、核の権限まで、あの連中に握られたとしても」

 「サードインパクトよりもましでしょう」

 「・・・五十歩百歩ね」

 ふっ

 

 

  

 浅間山火口付近

 シンジが、上空を飛ぶ飛行編隊に気付く。

 「なんだろう。あれ?」

 「この作戦が終わるまで、UNの空軍が空中待機しているのよ」

 リツコが見上げる。

 「手伝ってくれるの?」

 アスカも見上げる。

 「ええ、わたし達が失敗したときの後始末をね」

 「どういうこと?」

 「わたしたちごと爆撃するの」

 「ひっどい!」

 「そんな命令、誰が出すんですか?」

 「おなたのお父さんよ。シンジ君」

 「・・・・」

  

  

 浅間山

 噴煙を立ち昇らせている火口

 リツコが総括。

 伊吹と日向が、管制。

 ミサトが、アスカとシンジに指示を出していく。

 「外部電源異常なし」

 「発進準備完了」

 「アスカ、準備はいい」

 『いつでもどうぞ』

 「レーザを発射」

 火口に向かってレーザが発射されてマグマの表面が溶けていく。

 「二号機発進」

 レーザで溶かされたマグマがプクプクと泡を吹かす。

 吊るされた二号機が、噴火口に向かって、下ろされていく。

 「・・・・う、熱そう」

 「二号機、突入します」

 『みてみて、シンジ』

 ・・・ん?

 と覗き込むシンジ。クルリと背を下に向ける二号機

 『ジャイアント・ストロング・エントリー』

 二号機は背中から溶岩にズボズボと入っていく。

 「・・・・・」 苦笑い

  

  

 二号機の3Dに赤黒い壁が流れる

 『現在。深度170。沈降速度20。各部問題なし。視界ゼロ。CTモニタに切り替えます』

 赤黒い壁がオレンジ色の立体映像になる。

 『透明度120』

 二号機が溶岩の中を降下していく。

 移動指揮車内に伊吹の声だけが響く。

 「深度、400。450。500。550・・・・・・」

 シンジは、ウインチの側で黙って火口を見守る。

 「深度1020。安全深度オーバー」

 ミシッ!

 ミシッ!

 アスカは、軋み音がプラグ内に届いて、緊張する

 深度カウンター読み上げる声が続く。

 「深度1300。目標予測地点です」

 「アスカ、何か見える?」

 『反応なし』アスカ

 「思ったより対流が早いようね」

 「目標自体の移動速度に誤差があるのでは」

 「再計算を急いで、いやな予感がするわね・・・・作戦続行。降下」

 再び伊吹の深度カウンターが続く。

 バチッツ!!

 破砕音がプラグに響く。

 チッ!

 眉をひそめるアスカ

 「第二循環パイプに亀裂」

 「深度1450。限界深度オーバー」

 「・・・継続」

 アスカは汗だく

 「アスカ、どう?」

 『まだ、持ちそう。さっさと終わらせてシャワー浴びたい』

 「近くにいい温泉があるわ、終わったら行きましょう。もう少しがんばって」

 破砕音が続く。

 機体のあちらこちらからスパーク。

 ナイフの止め具が解け落ちる

 『・・・あちゃ〜 ナイフが・・・』

 「限界深度プラス120・・・」

 「か、葛城さん、これ以上は!」

 ジッと見つめ

 「今度は、人が乗っているんですよ」

 「この作戦の責任者はわたしよ。続けて」

 『大丈夫。まだ行けるわ』

 「限界深度プラス200・・・目標修正地点」

 『・・・いた!』

 モニターに影が浮ぶ。

 「目標を映像で確認」

 「捕獲準備」

 バシュー!

 キャッチャーアームが使徒に向かって伸びる

 アスカの汗が、LCLに混ざって、ゆっくりと後ろに流れて循環される。

 「目標接触予定まであと。30」

 『・・・相対速度2.2。軸線に乗ったわ』

 アスカは、すれ違いざまに電磁シールドを使徒に被せた。

 『電磁シールドによる確保に成功。展開に問題なし』

 固形物に包まれる使徒

 『目標、捕獲しました』アスカ

 「ナイス、アスカ」ミサト

 喜びの一同。

 フゥー

 一息つくアスカ

 『捕獲作業終了。浮上します』

 ウインチが逆転していく。

 溶岩の中を浮上する二号機。

 下に繭状の使徒。

 「アスカ。大丈夫?」

 『案ずるよりは、産むが安しってね。楽勝じゃない』

 アスカは、軽口を言うが、暑さで朦朧としている。

 『熱い! プラグスーツじゃなくて、サウナスーツよ。温泉に入りたい』

 「わたしも・・・」

 ミサトもガックリしている

 「緊張がいっぺんに取れたみたいね」

 「ええ」

 「今回の作戦。怖かったんでしょう」

 「ええ、正面切って戦う危険性と、戦わずに済むために危険を冒すか」

 「生きたコアで、こっちの戦力が上がれば有利になる」

 「生きたコアをどうするのかしら」

 「エヴァで、力任せで解体。コアと体を切り離してベークライトで固めて冷凍保存するわ」

 「リリスにだけには近付けられないわね」

 「ドイツNERV支部にもって行くわ・・・」

 「ロンギヌスの槍さえあれば、コアから種子だけ抜き取って完全に無力化できるんだけど」

 「こればっかりは、仕方がないわね、ないものはない・・・」

 「成功すれば別系統。第8使徒系エヴァが建造できる」

 「たぶん、熱、圧力に対して強い属性を持つ。人類にとっては、福音ね」

  

  

 突然警報が鳴る。

 CTモニターの使徒の影が動き出す。

 『何よ、コレ?』

 「まずい、孵化が始まった」

 影が見る見る変形していく

 「計算よりも早い」 リツコ

 「目標、ATフィールド展開!」 日向

 「キャッチャーは?」 ミサト

 「持ちません、電子フィールド破られました」

 「アスカ。作戦変更。使徒殲滅を優先! 二号機は、撤収しつつ戦闘準備」

 『待ってました』

 上昇する二号機。

 不気味に使徒が迫る

 『来たわね』

 身構える二号機。

 だが、その手は空を切る。

 『・・・しまった。ナイフ落としちゃったんだ』

 突然、正面から使徒が現れる

 『正面、バラスト放出!!』

 重りを捨てた二号機が急速に上昇。

 使徒が二号機の下を通過する

 『・・・速い』

 視界から消える使徒

 『まずいわね。見失うだなんて。おまけに視界は悪い。やたらと熱い。サイテェ』

 「アスカ、今のうちに初号機のナイフ落とすわ。受け取って」

 『了解』

 「シンジ君、ナイフを投げて」

 「はい」

 初号機のナイフが火口に落とされ。

 ワイヤに沿って降下していく

 使徒を探す二号機。周囲に気を配るアスカ

 『もう、まだなの・・・・』

 センサーが、反応

 『後ろ!』

 突然、

 モニターに現れる使徒。

 間一髪避ける二号機。

 見えなくなっていく使徒

 『もう、まだなのう・・・・』

 「ナイフ到達まで40」

 センサーに反応

 『いや〜っ、来ないで! あ〜ん、速く来てぇ〜』

 迫る使徒。一瞬早くナイフを掴んで構えるが使徒に取り付かれる。

 『ちっ!』

 巨大な歯がD型装備に食らいつく。

 プラグ内に響くD型装備の軋み音。

 ついに左足の冷却循環パイプが破裂する

 『左脚損傷! ・・・耐熱処理』

 左脚が爆発と共に切り離される

 『コンチキショウ!』

 アスカがナイフを刺していくが効果なし

 「まさかこの状況下で口を開くなんて」

 「信じられない構造ですね」  伊吹

 「じゃないのかも、サルベージした第6使徒の口は、食べるための機能ではなかった」 リツコ

 「アスカ。しっかり」

 「高温高圧。これだけの極限状態に耐えているのよ。プログナイフじゃ駄目よ」

 「では、どうすれば」 日向

 「アスカ、冷却材。熱膨張!」 シンジ

 『チッ!』

 ナイフで、自分の左肩の循環パイプを切断する二号機。

 そのパイプを使徒の口の中に突っ込む

 『冷却液の圧力を全部3番に回して! 早く』

 コンソールのスイッチを切り替える伊吹

 「「・・・・」」 リツコ、ミサトが、シンジを見詰める。

 白い冷却材が使徒の口からボコボコと漏れる。

 白く固まっていく使徒と二号機。

 すかさず、ナイフで使徒のコアを破壊。

 同時に使徒が二号機のケーブル、ライフラインを切る

 『あっ!』

 二号機から離れ、ばらばらになって落ちていく使徒。

 そして、最後のケーブルが切れて二号機も落ちていく

 バシッ!

 二号機のD型装備に亀裂が走って、ばらばらになっていく

 『せっかくやったのに・・・・やだな、ここまでなの』

 そこに初号機の手がガツッと二号機を掴む

 『シンジ』

 初号機の融けた顔がモニターに映し出される

 『・・・無理しちゃって』

  

 浅間旅館、NERV一行様貸切

 男湯

 「はぁ〜 極楽極楽、風呂が、こんなに良いものとは知らなかったな〜」

 そこに、ペンペンが入ってきて温泉に飛び込んで、気持ち良さそうに泳ぎ回る。

 「よう。シンジ君」

 「加持さん、来てたんですか」

 「野暮用でね。風呂だけ入りに来たよ」

 加持は、褐色でたくましく鍛えられ、古傷がいくつも走った男らしい体。

 シンジは、自分の白く細い体が、あまりにも貧相で恥ずかしくなる。

 「良い湯だな。シンジ君」

 「ええ。ホッとしていますよ」

 「君達は、死と隣り合わせだからな」

 「そうですね」

 「使徒に勝ったのは、君のおかげだって、しかも、アスカを命がけで助けた」

 「いえ、そんな」

 「シンジ君は、ユニークだな」

 「ユニークですか?」

 「ああ、普通は死線を通過した人間だけに通じるものがある」

 「アスカとレイにも。しかし、君は、それがない」

 「そうですか」

 「ああ、君の戦歴を見ると、何度も死線を通過しているのに、そういったものが欠如している」

 「まるで自分が死ぬことがないゲームをしていたかのようだ」

 「たぶん、アスカも、レイ君も、君の影響を受けているようだが・・・とてもユニークだな」

 「それは、良くないことなんですか、どうしたらいいんですか?」

 シンジ、不安になる

 「いや、シンジ君は、それでいいと思うよ」

 「君を見ると新しい可能性というか希望を感じるよ」

 「・・・・・」 シンジ

 「まあ、碇司令とは、違うタイプの英雄だなシンジ君は」

 「そんな英雄なんて・・・」

  

  

 女湯

  ミサトとアスカ

 「シンジ君、聞こえる?」

 「はい」

 「ボディーシャンプー投げてくれる」

 「なくなっちゃった」

 「うん、行くよ」

 シンジが投げる

 「リョーカイ」 アスカ

 「・・・イタッ! バカね。どこ投げてんのよ。下手くそ!」

 「ごめん」

 「もう変なとこ、当てないでよね」

 「どれどれ」

 「アスカの肌って、すっごく綺麗、プクプクして面白い」

 「やだ、くすぐったい」

 「じゃ、ここは・・・・」

 「キャーッ、そんなとこ触らないでよ」

 「ふふふ・・・・」

 『膨張してしまった・・・恥ずかしい・・・・』 シンジ

 シンジは、プクプクと湯に沈み、

 加持は、知らぬ顔して微笑む。

 温泉ペンギンのペンペンが楽しそうに泳ぎ回る。

   

 

   

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第11話 『家庭教師!?』
第12話 『マグマダイバー』
第13話 『ファーストキス』
登場人物