ATOMIC-BOM DELTA
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初売りの、2015年冬のTF有明14で購入したもの。
思いっきりラジカル路線に振ったmonowheelから普通の自転車に戻ってきたのですが、自転車のパーツ細分化が凄い。
特にチェーン周りなんか、パーツチェックするまでココまでやるとは思ってませんでしたよ・・・。
このシリーズを組む際、自転車と女の子の位置関係を仮組みでキチンと出さないとベースに固定する際に泣くのですが、今回は自転車跨いだりハンドルバーを握ったりしてないんでかなり楽でした。
それでは女の子の方から。
髪の毛と顔のパーツはほぼキットそのままですが、ヘルメットにちょっと細工したついでに、両側にぶら下がってるストラップを金属置換しました。
最近の自転車シリーズの良き伝統?として、上下半身は各部位で分割されているので、塗り分け等で非常に便利。
背中にあるプロテクター状のモールドと靴のディテールをちょっと深彫りした以外はそのまま組んでます。
さて自転車ですが、先にも述べた通りパーツ分割が凄い。
ここまでやられると下手に金属置換しても逆効果(チェーンホイールなんかもう手作業では作れません)なんで、基本的な部分はストレートで組む事に決定。
とは言え無加工の"ど"ストレートに組むのも芸が無いので、リベット、ボルト類は一度削り落として市販のパーツ(主にハイキュー製)を塗装後に埋め、サドル下にぶら下がっているサドルバッグと思しき部分は両側を少々削り、装飾用のワッシャーをペタリと貼ってディテールアップ。
そうそう、今回前後輪がディスクブレーキ化されたのですが、新兵器を駆使してブレーキディスクの金属置換に挑戦しています。
あ、後輪のショックユニットも金属置換されているのは途中でパーツ失くしちゃったからです・・・。
自由に塗装出来るのがオリジナルキャラの良い所であり難しい所。
女の子の方は何となくカラーリングが決まったのですが、自転車が難しい。
中心のトラス状パーツがこの自転車のアイコンなんで、ココには変な色は塗れないな・・・と思っていたのですが、派手な蛍光色は御本家が塗っちゃってるんで使えない。
ではどう塗るか、としばし苦悶した挙句、「色塗らなきゃイイじゃない!」って事で、ベアメタルそのまんまと想定し金属色に塗装。
ギラギラした輝きが欲しいのでアルクラッドのクロームを選択しましたが、組み立ての際に少なからず手を触れる箇所なので、万が一の保険として下地にフィニッシャーズのフォーミュラクロム塗ってます。
女の子がモノトーンに近いので、自転車はもうちょっとカラフルにすべくフレームはクロームの下地にクリアカラーでRGBを吹き、白でハニカムパターンとしたのですが、ガイアのクリアレッドはどうやっても染み出しましたね・・・。
ベースはアクリルの写真立てをパンチングメタルとダイノックでデコレートする過去の作例と全く同じ作り方。
写真立ての仕様が変わって「足」になる部分が無くなっちゃったので、キャップボルトとスペーサーで足を立てました。