「青い花」舞台探訪

〜鎌倉編 その2〜



−「青い花」舞台探訪 地図−

藤が谷女学院 最寄り駅? −江ノ電 鎌倉高校前駅周辺−
 さて、次は由比ヶ浜駅から江ノ電に乗り、事前に当たりをつけた鎌倉高校前駅へ。
 この時に、電車の中からも沿線の舞台を見つけられるんじゃないかと気づいて、電車の先頭車両に立って舞台を探す事に。
 電車は、由比ヶ浜駅から極楽寺トンネルを抜けて七里ヶ浜方面へと抜けて行きます。その途中、
 「トンネルかぁ…、トンネル出た所に陸橋があるねぇ…」
 さらに、進んだ所で、
 「あ、あれがなぜこんな場所にあるんだ…」
 電車の先頭車両の中で、だんだんと自分が直面した事態に気がついて青ざめていく私がいたわけですが…。

 鎌倉高校前駅は、以前に「ふたつのスピカ」舞台探訪で来たことがあるので、作品中に登場した時にピンと来た。
 けれども、鎌倉高校前駅に降り立ってみて、

駅構内から(第1巻 P15)

 まさか、第1巻冒頭の電車の中の風景が、鎌倉高校前駅の構内からの風景だとは思わなかったよ。
 [地図で見てみる]
駅構内(第1巻 P17)あーちゃん「それじゃ」(第1巻 P125)

 この駅であーちゃんとふみが待ち合わせをしたり分かれたりしているので、この駅が作品中の藤が谷女学院と松岡女子高の最寄り駅という設定で間違いないでしょう。

第2巻 P127杉本先輩「さっきの『あーちゃん』か!」(第1巻 P126)

 写真左は、“立ち姿美人”のふみが立ってあーちゃんを待っているシーンのもの。

駅へ続く道(第2巻 P127)

 第1巻 P126や第2巻 P127であーちゃんが駆けていく道が、上の写真。
 あーちゃんのまっすぐな性格によく似合ってますね。

杉本先輩「小学生みたいな話だね」(第1巻 P127)

 鎌倉高校前駅前に立つ杉本先輩、絵になる構図です。

松岡女子高のモデル? −江ノ電 七里ヶ浜駅−
 ところで、第2巻 P165の風景がこの鎌倉高校前駅の東側の踏切だと思っていたのに、違いました。
 ここは海に向かう下り坂と踏切で有名なので、てっきりここだと思っていたのに…。
 とりあえず、第1巻 P53の海岸沿いの看板を探しながら、途中で電車の中から見た風景をたよりに、歩いて七里ヶ浜駅方面に向かいます。

第1巻 P53

 ['08.03.23追加]
 前回の探訪で見つからなかったのが、↑の1枚。
 同じく探訪されたかわさきゆう さんのページで写真を見て、場所の見当がついたので再訪の際に撮影しました。
 前回歩いた場所にまんまあったというオチですが(笑)、現地に行ってみると前回見落とした理由は明白です。作品中の背景は、江ノ電車内から撮影されたものなのですね。けれども前回は、「車内から撮るのは難しいから、道路側からに違いない」と思って道路側からのアングルを探していたのが敗因。
 でも、この場所は、藤沢行きの電車がすれ違いの待ち合わせをする場所なんです。なので、十分車内から撮影する時間があるというわけ。
 [地図で見てみる]

 そして、(前回の探訪では)結局、「海岸沿いの看板」が見つからないまま、たどりついた七里ヶ浜駅の東側踏切で…、

第1巻 P52

 う〜ん、一体どうしてこれがこんな場所に?…
 [地図で見てみる]
 つーか、志村先生、「その年一番の猛暑」(第1巻あとがき)の中、一体どれだけ歩き回ったんですか!?
(これを書いているうちに、この方向を向いたまま引いていくと第1巻 P125の背景になるような気がして来たのだが…)

  ['08.03.23 追加]
 再訪した際に撮影しました。

第1巻 P125 ['08.03.23 追加]

 この場所で振り返ってみると、…

第2巻 P146

 第2巻 P146の背景もここにあった!
 この踏切の横には、高校の校門がある。「ふ〜ん、高校が2つ隣駅に並んでるんだ」と、その時には何げなく思っただけだったのだが…。

 とりあえず、これ以上ここには何も無さそうなので、また「海岸沿いの看板」探索の旅へと戻る。
 看板を探しながら海岸沿いを稲村ヶ崎に向かって歩いて行くと…、

第2巻 P165

 またしても、作品中の背景が!?
 [地図で見てみる]
 ここはさっき校門があった高校の横。そして、作品中の描写は、松岡女子校の校門近く。
 そうか! ここが松岡女子校のモデルだったのか! 「海岸沿いの看板」を探していてとんでもないものを見つけてしまったぁ!(@納谷悟朗の声で)
 …かどうか判りませんが、藤ヶ谷女学院と松岡女子校が、こんな感じの七里ヶ浜沿いの近所の二校だと思うとイメージがぐっと湧いて来るではありませんか。

 さて、さらに「海岸沿いの看板」を探して歩き続けて、とうとう稲村ヶ崎駅周辺まで歩いてしまったのだけれども、看板は、結局見つけられなかったのでした…。
 そうしてたどりついた、「ふたつのスピカ」の舞台でもある稲村ヶ崎駅構内にて、

あーちゃん「そーだよもー」(第2巻 P129)

 [地図で見てみる]
 作品中では電車の中からの描写だけど、たしかに駅構内からだと目線が高すぎるので、電車の座席からの撮影なのかも?

甘味処 −江ノ電 極楽寺駅,和田塚駅 周辺−
 そして、再び江ノ電に乗って稲村ヶ崎駅から極楽寺駅へ。

極楽寺駅

 「ふたつのスピカ」探訪で来た以来の、約2年ぶりの唯ヶ浜駅 極楽寺駅。まさか今度は別の作品で来ることになるとは。
 電車の中から見た風景を確かめるために極楽寺トンネル手前の陸橋へ行ってみると…

第2巻 P149

 あーちゃんと杉本先輩が甘味処まで歩いた、その道ですね。
 [地図で見てみる]

杉本先輩「あーすずしー」(第1巻 P104)

 ['08.03.23追加]
 上の写真は、ふみちゃんと杉本先輩のデートシーンの1枚。
 場所は、極楽寺駅近くの成就院の入り口です。「エロティクス・エフ vol.49」の記事を参考に、再訪した際に撮影しました。
 [地図で見てみる]

 ところで、陸橋付近から周辺を見渡しても、あーちゃんと杉本先輩が行った甘味処は、無い。
 ここまで探して見つけられないのはシャクなので、ここから鎌倉駅まで電車を使わずに歩いてみる事を決意してみる。
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 いや、やっぱり無理。結局、一駅先の長谷駅で徒歩探索作戦は挫折したのでした。…_| ̄|○
 こんな事になると分かっていたら、最初からレンタルサイクルを借りるのだった。
 結局、また長谷駅から先頭車両に乗って探索する作戦に変更。
 鎌倉文学館の由比ヶ浜駅を過ぎて、鎌倉の一つ手前の和田塚駅に来た時に、「あっ、これは!」と思う場所を発見。降りてみると…、

杉本先輩「はやくはやく」(第2巻 P150)

 見つけました。あーちゃんと杉本先輩が入った甘味処。
 実際にも甘味処で、無心庵という有名なお店だそうです。
 [地図で見てみる]

 以上で今年初のミッションはコンプリート。これで今年の舞台探訪も順調に滑り出し‥、
 「あーっ! 観鈴ちん持っていくのを忘れたーっ!」<今年も前途多難な予感です

 純粋で、ひたむきで、そして淡くて儚い。
 「青い花」は、そんな小さな花のような、女の子同士の揺れ動く思春期の情景を描いた作品です。
 読んでみて、そして江ノ電の駅に静かに立って待っているふみの面影を探してみたくなったら、鎌倉へ出かけてみて下さい。

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 最後になりましたが、恒例の、今回の旅で参考にさせていただいたサイトさんです。感謝。

 Go with yuu! 写真でイメージする「青い花」〜その2〜
 「海岸沿いの看板」の場所について、参考にさせていただきました。