県外の方から以下のメールメッセージが寄せられました |
風車問題を考える住民の会の皆様、こんにちは
> > もしまだ間に合うのでしたら私も協力させてください。
> >静岡県東伊豆町三筋山の風車問題のことは
> > 皆様のホームページ http://www7a.biglobe.ne.jp/~yunami/page5.html
> > と2006年8月27日(日)の朝日新聞の読者のページ、
> > 2007年12月7日(金)の朝日新聞の読者のページで知りました。
> > 静岡県東伊豆町三筋山にはトキソウやイズコゴメグサ、キキョウ
> > クロシジミやクマタカをはじめとする希少生物が多数生息しています。
> > もしここに風力発電施設が建設されたらこれらの希少生物は
> > 全滅するでしょう。
> > 私は三筋山に生息する希少生物を沖縄県の辺野喜川に自生していた
> > オリヅルスミレや諫早干潟に生息していたシチメンソウやムツゴロウを
> > はじめとする固有種や希少種のように全滅させたくありません。
> > もしまだ間に合うのでしたら私も協力させてください。
> > お願いします。
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ある若い町民からの御意見を紹介します。
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私は風車建設に大反対です。
私の家の畑のすぐ上に巨大な風車が建つことはとても迷惑であり不快です。
更に言えば、東伊豆は漁業もさることながら自然の豊かさで名が知られる町であります。
その自然を破壊することは大変許し難いことです。小学校の時に毎年行ったあの細野高原が風車で埋まってしまうような絶景になることはとても悲しいです。またあの山菜はどうなるのでしょうか。
もうすでに10基の風車が建設に入ったと広告で見たときは残念な気持ちと憤りを感じました。なぜなら私を含め、私たち家族はそのことに異議すら申し上げられなかったからです。
もうこれ以上の建設は絶対に行うべきではないと思います。
環境のためにも、私たち町民のためにも、そして観光客のためにも。
せっかく東伊豆に観光に来る人たちにあのような光景を見せたくないし、バイオパークの観覧車からも見せたくないです。それにバイオパークには動物もいるんですよ。その動物たちや森林の動物たちに影響は必ずあると思います。また、中学のとき先生から聞いた話ですが、風車はただ赤字らしいじゃないですか。
尚更計画には反対します。
私はまだ17歳ですが、このような気持ちでいっぱいです。だとしたら私より歳を重ねた年輩の人たちは尚更反対してると思います。絶対にこれ以上の計画は反対するべきです。
東伊豆町が東伊豆町でいられるように。
私たちが東伊豆町民でいられるように。
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平成18年10月31日に建設予定地付近の住民が東伊豆町太田町長宛に提出した文章です。
三筋山地点風力発電施設について(お願い)
見出しの件について、三筋山の麓に住む私共は、東伊豆町より何らの説明も受けないままに既に計画が進んでいるかに聞き真に驚いております。
私共は現段階では当町における事業の詳細について情報を得ていないため充分に理解出来ていない状態でありますが、日本各地で現在までに報じられているところによりますと風力発電は多くの問題点をもち、推進派が言われるようなエコロジカルな開発事業ではなく、アンチエコロジカルな、自然環境を容赦なく破壊し一度失われた物は再生不可能とする、重大な結果を招いている事業であると聞いております。
私共一同がここ細野高原に居を構えましたのは、三筋山から細野高原にかけての日本でも屈指の自然環境とそこに生息する動植物に心を引かれ、この地で慎ましくされど豊かに、人間らしくいきていくためにここを選び、東伊豆町の町民として生きてまいりました。
細野高原に風車が立てられますと、その音はこの一帯に響き、らせん状に渦巻く風が家や草木に吹き付けると予想されます。大規模工事により掘削された山は、大雨が降ると崖崩れや土石流が発生する恐れがあり、飲用水の水源の汚染も心配されます。
まさに生活圏を侵害される状況であります。
最も近い位置に住む我々は直接的な被害を受けることになるでしょう、また東伊豆町も大きな資産を失い、取り返しのつかない事態となり、悔いを後世に残すことになるでしょう。
風力発電計画を再考し自然環境を保全しそれを生かす方向の開発をされますことを私共一同は切に希望いたします。
東伊豆町稲取 M・R 他3世帯 (※実際の書面は実名)
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平成18年11月20日に風車問題を考える住民の会が東伊豆町太田町長宛に提出した文章です。 |
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申し入れ書 |
1. 今般、わが町内に風力発電施設が計画されているとの事ですが、東伊豆町の住民には未だ何らの説明がありません。
この町に住む我々住民はいま、言い知れぬ不安と疑問を抱いております。1日も早く住民説明会を開催すべきであると考えますが、如何ですか?
2. 町長がこの計画を知り得たのはいつで、これまで我々住民に説明が行われないのは何故ですか?
3. 計画の対象地番、事業者名とその所在地、責任者、計画施設の規模、建設に資する町有地、町道の有無、許認可した、もしくはこれからする事項、他、住民に必要な情報を公開すべきではないか?
4. 対象地では一番近いところで数百メートル以内に人家がある、と聞き及んでいるが町長はそれを知っているのか?もし知っているとすればどのような影響があると考え、町としてどのような方策を講じるのか?
5. 地球温暖化防止のためとはいえ自然を破壊することは、観光客の減少につながり、パラグライダーの愛好者を失い、ゴルファーの減少を招く事態は長い目で見て固定資産税収より大きい減収と思われるがどうか?
6. 町長はこの問題で住民投票をする考えはないか?
7. 町長は議会に諮り、町民と会話し、大多数の賛成があるまでは計画着工を見合わせることを業者に指導すべきだと考えられるがどうか?
8. 「風車問題を考える住民の会」はこの問題について、町長と面談することを申し入れます。
以上
この質問に対する回答は12月1日までに下さるようにお願い申し上げます。
平成18年11月20日
風車問題を考える住民の会 代表 藤井広明
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平成18年11月28日
東伊豆町長 太田 長八
平成18年11月22日付けで提出された申し入れ書に対する回答は下記のとおりです。
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1. 記憶が定かではありませんが、正式にこの計画を知ったのは、町議会議員を務めていた平成17年の3月議会の頃だったと記憶しています。それ以前にも非公式には計画があることを聞いていたと思います。当計画については現在、東京電力(株)及びユーラスエナジージャパンが各種調査を進めている段階であり、東京電力(株)は現時点で事業実施の可否判断をしていません。調査の結果、事業実施を希望された場合には計画について町民等に説明会等を開催するように指導します。なお、調査の進捗状況については、来る12月7日に稲取財産区等関係者(稲取4区町内会員等)を対象に事業者が説明会を開催する予定と報告を受けています。
2. 現時点ではあくまで可能性調査の段階と認識しております。計画に関する詳細は事業者にお問合せ下さい。
3. 当町への観光客は現在、ピーク時のおよそ6割以下に落ち込んでおり今なお減少傾向にあります。この状況を改善するには新しいことを取り入れていかなければと強い危機感を持っております。現在のところ、風車が建設されて誘客につながったという例はあるようですが、風車建設により観光客が減少したとの事例は把握しておりません。また、パラグライダーを楽しむ方もピーク時より大きく減少していると聞いておりますが、その一因が道路の未整備にあるとも考えられます。いずれにいたしましても、風車の建設が観光客、パラグライダー客、ゴルフ場利用者の減少を招くとは考えておりません。むしろ地球温暖化の進行こそが、将来の観光業にとっての脅威であると認識しております。
4. 風車建設に関する周辺への影響については事業者が環境影響調査を自主的に実施しており、その結果、人体に大きな悪影響を及ぼす恐れは小さいものと聞いております。しかしながら、近接地の住民の方が不安を抱くのは当然なことですので、事業者には誠意を持って対応するように指導してまいります。
5. 住民投票を実施する考えは一切有りません。
6. 今後必要があれば議会に相談し協議していきます。事業者が法律を遵守し事業を実施する限りにおいては、現時点で計画の中断を指導するつもりはありません。
7. この問題について貴団体と面談するつもりはありません。具体的な相談事項等がある場合には、月に1度の一日町長室をご利用下さい。
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11月28日に町長からの回答が届きました。 |
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風車問題を考える住民の会では皆様の御意見をお待ちしております。 |
代表代行 飯田照男
静岡県賀茂郡東伊豆町
(SPAM対策のためメールアドレスは画像表示しています) |
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