【国民栄誉賞とは】栄典とは異なり、内閣総理大臣表彰の一つで「広く 国民に敬愛され、社会に明るい希望うを与えることに顕著な業績があった方に対して、その栄誉を讃えることを目的」としています。
王 貞治氏が現役時代の1977(昭和52)年8月(福田赳夫内閣時代)に、756本の通算本塁打の世界新記録を達成したことをきっかけに、この「国民栄誉賞」が創立されています。国籍条項はない。
現在、プロ野球関係者の受賞は、次の4名の方です。
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最初の受賞 王 貞治 (読売ジャイアンツ)
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受賞年月日 1977(昭和52)年9月5日
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功績の理由 ホームラン新記録達成の功。
王 貞治氏は、一本足打法と呼ばれる独特の打法で、長嶋茂雄とともに巨人軍のV9時代の顔としてホームラン868本記録し国民的人気を誇った。
現役引退後は巨人、ダイエー、ソフトバンクで監督を歴任。
第1回ワールドベースボールクラシック日本代表の優勝監督であり、第2回では相談役を努めた。
現在は、福岡ソフトバンクホークスの球団取締役会長、コミッショナー特別顧問、読売巨人軍OB会会長を務める。