ヒラリー氏とオバマ氏の獲得代議員数
米大統領選の獲得代議員数で、オバマ氏とヒラリー氏が接戦を演じているが、今までのヒラリー氏とオバマ氏の獲得代議員数を調べて見ると、オバマ氏が失敗しない限り、ヒラリー氏の逆転、大統領指名はないだろう。
オバマ氏とヒラリー氏の予備選挙における獲得代議員数
- 一般代議員の獲得数はオバマ氏1594:ヒラリー氏1423である。(5月7日)
- 一般代議員の総数3253人の過半数は1627人で、
- 5月20日までに行われる予備選挙の代議員数131人のうち、たった33人をオバマ氏が獲得すれば過半数を超える。
- オレゴン州とケンタッキー州の予備選挙で、オバマ氏の獲得代議員数は3253の過半数を確実に超える。
- 特別代議員は雪崩を打って、オバマ候補支持に回る。 小泉首相誕生の時と同じパターンになるかも。
オバマ候補とヒラリー候補の獲得代議員数
インディアナ州の予備選挙前の獲得代議員数
オバマ獲得代議員数 | ヒラリー獲得代議員数 | 未定 | 横計 | |
---|---|---|---|---|
一般代議員 | 1494 | 1336 | 423 | 3253 |
特別代議員 | 258 | 275 | 263 | 796 |
合計 | 1752 | 1611 | 686 | 4049 |
過半数2025人まで、あと | 273 | 414 |
予備選挙での獲得代議員数はオバマ氏の公式HPより
(最新の集計では特別代議員Super Delegatesでも、306対280でオバマ氏がリードしている)
ヒラリー候補が過半数の2025人を獲得するには、残り686人のうち414人が必要だ。残りの予備選挙で半分の211人の一般代議員を獲得すれば、態度未定の特別代議員263人のうち203人を取らなければならない。まず不可能だ。
インディアナ州・ノースカロライナ州予備選挙後の獲得代議員数
オバマ獲得代議員数 | ヒラリー獲得代議員数 | 未定 | 横計 | |
---|---|---|---|---|
一般代議員 | 1594 | 1423 | 236 | 3253 |
特別代議員 | 258 | 275 | 263 | 796 |
合計 | 1852 | 1698 | 499 | 4049 |
過半数2025人まで、あと | 173 | 327 |
インディアナ州では34対38でヒラリー候補が辛勝したが、インディアナ州とノースカロライナ州の合計の獲得代議員数ではオバマ氏:ヒラリー氏=100:87で、オバマ氏が13人、差を拡大した。
残りの予備選挙で半分の118人を獲得したとして、ヒラリー候補が過半数の2025人を獲得するには、態度未定の特別代議員263人のうち209人を取らなければならない。
インディアナ州の予備選挙前の状況より、オバマ候補有利の大勢は進んだと言える。
オバマ候補とヒラリー候補の獲得代議員数(州・自治領別 内訳)
一般代議員 内訳 | オバマ獲得代議員数 | ヒラリー獲得代議員数 | 未定 | 横計 |
---|---|---|---|---|
アイオワ | 25 | 14 | − | 45 |
ニューハンプシャー | 9 | 9 | − | 22 |
ミシガン | 0 | 0 | − | 0 |
ネバダ | 13 | 12 | − | 25 |
サウスカロライナ | 25 | 12 | − | 45 |
フロリダ | 0 | 0 | − | 0 |
アラバマ | 27 | 25 | − | 52 |
アラスカ | 9 | 4 | − | 13 |
サモア | 1 | 2 | − | 3 |
アリゾナ | 25 | 31 | − | 56 |
アーカンソー | 8 | 27 | − | 35 |
カリフォルニア | 166 | 204 | − | 370 |
コロラド | 36 | 19 | − | 55 |
コネチカット | 26 | 22 | − | 48 |
デラウェア | 9 | 6 | − | 15 |
海外在住者 | 5 | 2 | − | 7 |
ジョージア | 60 | 27 | − | 87 |
アイダホ | 15 | 3 | − | 18 |
イリノイ | 104 | 49 | − | 153 |
カンザス | 23 | 9 | − | 32 |
マサチューセッツ | 38 | 55 | − | 93 |
ミネソタ | 48 | 24 | − | 72 |
ミズーリ | 36 | 36 | − | 72 |
ニュージャージー | 48 | 59 | − | 107 |
ニューメキシコ | 12 | 14 | − | 26 |
ニューヨーク | 93 | 139 | − | 232 |
ノースダコタ | 8 | 5 | − | 13 |
オクラホマ | 14 | 24 | − | 38 |
テネシー | 28 | 40 | − | 68 |
ユタ | 14 | 9 | − | 23 |
ルイジアナ | 34 | 22 | − | 56 |
ネブラスカ | 16 | 8 | − | 24 |
ワシントン | 53 | 25 | − | 78 |
アメリカ領ヴァージン諸島 | 3 | 0 | − | 3 |
メイン | 15 | 9 | − | 24 |
首都ワシントンD.C | 12 | 3 | − | 15 |
メリーランド | 42 | 28 | − | 70 |
バージニア | 54 | 29 | − | 83 |
ハワイ | 14 | 6 | − | 20 |
ウィスコンシン | 42 | 32 | − | 74 |
オハイオ | 67 | 74 | − | 141 |
ロードアイランド | 8 | 13 | − | 21 |
テキサス | 99 | 94 | − | 193 |
バーモント | 9 | 6 | − | 15 |
ワイオミング | 7 | 5 | − | 12 |
ミシシッピ | 20 | 13 | − | 33 |
ペンシルバニア | 73 | 85 | − | 158 |
グアム | 2 | 2 | − | 4 |
インディアナ | 34 | 38 | − | 72 |
ノースカロライナ | 66 | 49 | − | 115 |
ウェストバージニア | 8 | 20 | − | 28 |
ケンタッキー | 14 | 37 | − | 51 |
オレゴン | 31 | 21 | − | 52 |
プエルトリコ | 17 | 38 | − | 55 |
モンタナ | 9 | 7 | − | 16 |
サウスダコタ | 6 | 9 | − | 15 |
アメリカ大統領選挙に関連するリンク
- フロリダ州、ミシガン州は民主党中央の意向に反して、予備選挙の日程を前倒しした為、特別代議員枠も一般代議員枠も剥奪されていた。
フロリダ州予備選挙 再投票 - 5月20日までに行われる予備選挙の代議員数131人のうち、たった33人をオバマ氏が獲得すれば、オバマ氏は一般代議員の過半数を獲得する。5月20日のオレゴン州とケンタッキー州の予備選挙で、オバマ氏の獲得代議員数は3253の過半数を確実に超える。オバマ氏が何らかの勝利宣言をする。特別代議員は雪崩を打って、オバマ候補支持に回る。オバマ大統領候補が、ヒラリー副大統領の可能性をほのめかし、ヒラリー氏が撤退宣言をする。 アメリカ大統領選挙 勝手な予想
- 2008年2月10日現在、唯一のアフリカ系アメリカ人の上院議員であり、選挙により選ばれたアメリカ史上3人目のアフリカ系上院議員である。
大統領選挙 バラク・オバマ候補とヒラリー候補
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。