=RS エンジン製作=
そもそも、おいちゃん(管理人)には「エンジン
なんぞ弄る気はさらさらなかった」 のである。いやほんと。
そりゃ、気持ちのいいエンジンで車を走らせることに越したことはないが、「思いっきり 文系人間」な
おいちゃんが、思い付きのみでそんなことをはじめても、決していい事にならないのは火を見るよりも明らか。
それに、ノーマルのRSエンジンでも、個人的には「大満足」とまでは行かなくても「まあ満足」の域にあったのである。
だから知人がエンジンを弄っていても「すごいことやってるなあぁ」
と感心はするものの、 「おれもやりてえ」とはあまり
思わなかったのが事実。そう・・・・おいちゃんのエンジンが不調になるまでは・・・・・。
<プロローグ>
エンジンの異変に気が付き始めたのはいつ頃からだったか。
遠い記憶をさかのぼってみれば、2001年のちょうど春頃だっただろうか?
雨の日は通勤で車を使うので、いつもどおり渋滞の中をトロトロと移動中、どうも油圧計の数値が
いつもより低いことに気が付いた。その時は、
「ああ、そろそろオイル交換時期だし、今日は雨で気圧も低いからなあ(←?)。」と理解して
いた。
ところが、オイルを交換しても、晴れた日も、ほとんど変わらぬ油圧の値。それどころかさらに低い数値の日も
あったりなんかしちゃって、ちょっと不安になり始めた頃に「58恒例ジムカーナ練習会」が開催された。
いつもどおりエントリーしたけれど、走り終わるたびにラッシュが「カチャカチャ」
鳴りまくる。
「?」
と思い、オイルレベルゲージ抜き、一度オイルを拭いて戻し、で、抜く。
「??」・・・・おや?
また差す。抜く。こ、これってまさか・・・・・「
オ、オイル がないぃぃぃぃぃっ?!!」
レベルゲージにほとんどつかないほどのオイルの量。・・・おいおいマジかよ。(真っ青)
むう、これはいかん、走るの中止!帰りにマツダスピードに寄り、オイル(KZ)を購入。
家に帰って即注入。「トクトクトク・・・・。」 ま、丸ごと1本(1L)入れてようやく基準レベルっすか?
前回のオイル交換から走行距離は2000キロちょい。いつのまにか、おいちゃんのエンジンは
2ストにスリ替えられていた。(^^;)
この発覚事件以後も(別に事件でもなんでもないが)、オイルは順調に減りつづけていったのだが、
オイル(KZ)自体がかなりやわらかい物であることにようやく気が付いたおいちゃんは、ちょいと
硬めの(というか、高いオイルはもったいないので安い)オイルに変更し、継ぎ足し継ぎ足し走っていた。
さあ、エンジンに不満が出てくればそれを改善しようとするのは自然の理であるのは言うまでもない。
おとなしく@「ディーラーに修理を申し込む」か、
もしくは、A「自分で修理するか」である。
幼い頃から、いろんなものを弄くりまわすのは大好きだったが、結果的に壊れた時には直せない
のがおいちゃんだった。
それから考えると@の選択肢が非常に安全であり、確実。
しかし、先にも書いたとおり、弄くりまわすのが大好きで、基本的には「なんでもいろいろやってみたい」根性からAも捨てがたい。
ちょうど、「プロフェッサーながつ」のエンジンが一基余っているとの情報もある。・・・・・ やっちゃう?
こうして、「プロフェッサーながつ」の指導のもと、おいちゃんのエンジンいじりが始まったのである。
○バラシ編
○研磨編
○組み立て編
○エンジン載せ換え編
クルマ編TOPへ戻る
TOP
へ戻る。