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新宿御苑・菊花壇展

一株から数百輪の花を咲かせる技法を

「大作り花壇」よんでます


『 令 和 に 願 う こ と 』

2019年11月10日(日)No.173号


2019年11月10日(日)天皇陛下の即位を祝うパレード「祝賀御列の儀」が行われた。当初は即位礼正殿の儀(10月22日)と同日開催予定であったが、台風被害への対応により延期されていた。



新宿御苑で11月1日〜15日まで菊花壇展が行われ、一部の菊を紹介します。「丁子菊花壇」→

当日は、さわやかな秋晴れで、是非見てみたいと思い参列する事にした。ルートを見ると直線で見やすい青山通りと決め、12時から手荷物検査を開始するとの情報もあり、早めに出かけた。

青山一丁目駅に着いて地上に出たら、多くの人が並んでおり暫く待たされた。やっと手荷物検査がすみ、午後1時を過ぎてから場所を探したが空いている所がなく、赤坂見附寄りで場所を決めて待つ事にした。




←「江戸菊花壇」

皇居を午後3時に出発すれば、ここには午後3時20分頃に通過されるであろうと考えていたが、なかなか来ない。3時25分頃に赤坂見附方面からワーという歓声が上がり、近づいて来たなと思った。先導車とサイドカーによる護衛、その後に新しく出来たオープンカーに天皇・皇后両陛下が後部座席で、にこやかに手を振り近づいて来た。

沿道では手荷物検査前に手渡された日の丸の旗を振る人、万歳をする人で興奮している。皇后陛下側だったので、その美しい姿が良く見え、思い出に残る一瞬であった。




「大菊花壇」→

パレードの前日、天皇陛下の即位を祝う民間主催の「国民祭典」が11月9日午後に皇居前広場で開催された。テレビで見たのであるが、天皇陛下のお言葉は「台風19号による被害に深く心を痛めています」と述べ、被災された方々に気遣われた。その上で「改めて国民の幸せを祈るとともに、我が国の一層の発展と世界の平和を願います」と述べられた。天皇陛下は国民の幸せを常に考えている事が良く伝わって来た。





←「肥後菊花壇」

ブータンのワンチュク国王が、今回の即位礼正殿の儀にも参列されたが、8年前に結婚され来日した時、幸福に付いて述べられた。国王は「国民総幸福度(GNH)を重視する国である」と言う。そして「自分の幸せは、他人の幸せの先にある。(あなたが幸せなら、私も幸せです)」これがブータン人の基本的な考え方だそうです。





「池の中島にある菊花壇」→

今年も自然災害及び国内外の問題が多かったニッポン。令和の時代は、GDP(国内総生産)ばかりを考えず、GNHの考え方を取り込み、国民に多くの幸せが与えられる様に願いたい。もしかすると、天皇陛下はGNHの考え方を願っているのかもしれない。


以前に書いた、国民総幸福度(GNH)に付いては、ここをクリックして下さい。



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