D11 温度コントローラ (2017. 3. 29) | ||||||||||||||
燻製するときに時々温度をモニターしてコンロ出力を調整するのですが、ほとんどの場合、木工をしながらなので、そちらに熱中してついつい薫製の温度管理がおろそかになってしまうことがあります。 自作薫製器はこちらです。 自動温度コントロールを採用したいのですが、温度コントローラは高価で二の足を踏んでいました。 今回、ネットで中国製の格安品を見つけました。 単純なオンオフ制御機ですが即購入です。 届いた製品は、加熱冷却切り替え、遅延時間、不感帯温度等の設定ができ、コストパフォーマンスは上々と言えます。 燻製の時にはスピードコントローラでコンロの出力を調整していたので、3台あったうちの1台を温度コントローラとセットで箱に入れ、手元にあったON/OFF/ONのトグルスイッチを使ってスピードコントローラ単独でも使えるように回路を組みました。 現物合わせで箱を作った結果、サイズ(内寸)は、幅120×奥行き120×高さ100mmとなりました。 早速、模擬運転で温度制御性を確認しました。 条件は、 ・設定温度=70℃、不感帯温度=1℃(69℃でヒーターON、70℃でヒーターOFF) ・電気コンロの出力(スピードコントローラで調整)=450W/600W ・温度測定=@従来から使っている温度モニター、 A温度コントローラのセンサー(5mm径の真鍮パイプで薫製器中央まで延長)、 B温度記録用 ・温度測定位置=コンロの上約45cm 因みに温度記録に使ったBは、以前別用途で購入したPCに接続するUSBタイプでこれも並行輸入品(送料込み800円)です。 下のグラフが温度記録結果ですが、実温と比較して誤差が5℃ほどあるものの、温度はうまくコントロールされているのが分かります。 温度は68〜71℃の範囲にコントロールできましたが、熱源と温度測定点が離れている現状では制御性はまぁこんなものでしょう。 その後の実運転でも同様な制御が再現され、ますます燻製の回数が増えそうです。 (^^) ●概略予算 2,100円
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