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J63 <固定> ゴム紐クランプ   (2016.6.21)

 木工会の例会でTBTさんがヨット等のロープ留め具のひとつであるクラムクリートとゴムロープを組み合わせた、ベルトクランプならぬゴム紐クランプ(?)のアイデアを紹介してくれました。
 ”クラムクリート”について知りたい方は、別途ネットで検索してみてください。

 使い勝手が良さそうだったので、例によって”もどき品”を手作りしてみました。
留め具にフェザーボードと同じ櫛刃構造を応用したのがみそです。

            


 長所はベルトクランプと比較して、5角形以上の多角形で且つ転び(側板の傾き)のある器にも柔軟に対応できそうなこと、ゴムロープの脱着がワンタッチで非常に容易であること、他方、締付力がベルトクランプに比べ弱いのが欠点です。


 心臓部の留め具は15mm厚のチーク端材を使って櫛刃を丹念にノコで刻み、ロープを挟み込みやすくするため底面に15%の傾き(=角度が約8度)をつけました。
(上の写真の右下隅で確認できます)
 ”丹念に刻んだ”割には結構櫛刃はザツ・・・まぁ、実力はこんなもんでしょう。

 これを厚み12mmのコンパネ製台板に瞬間接着剤とビスで止めましたが、隙間の最適値は留め具に使った板材の質(硬さ)、櫛刃の切込み角度と深さ等に左右されるので予め現物でテストして決定しました。


 使用頻度が特に高いであろう四角形用にステンレス定規をグラインダーで切断して(百均で購入した品なので小市民もここは大胆に・・・・)ストッパーを作成しましたが、5角形以上にも併用するため磁石留めで取外せる仕様にしました。



 早速転び角度が約7°の六角箱で試してみましたが、なかなかグッドです。
(下の左の写真)

 ところが転び角度が約15°の四方転び箱に使ってみたら、心配していた通り径が小さい側へロープがずり落ちてしまいます。  あちゃー、やっぱり!

 そこで簡単なずれ防止ストッパーを考案しました。(下の右の写真)
 おーっ、結構使えそう!!  

   



 他にも不定形で通常のFクランプが使えない場合に適用できそうです。

下の写真は黒猫温度計の尻尾のダボ接着の例で、従来四苦八苦していたのですがこのゴム紐クランプで解決しました。
                       \(^o^)/

                


 TBTさん、素晴らしいアイデアありがとうございました。


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