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N13 トイレの明り窓    (2008. 4. 6)
  完成した明り窓
 「おーい! トイレの明り、また消し忘れてるよ」
 「あぁーら、ごめんなさーい。消しといて!」
 「・・・・・・」

例によって大変おおらかな妻とのある日の会話 ...と言うか毎日の会話。

 いくら注意しても治らないなら何らかの対策を考えなければなりません。


@絶対的解決法は電球の取り外し。
 明りがつきませんから当然消し忘れがありません。
 洋式になってから紆余曲折を経て、現在私は小も「座ってやる派」なので、酔っぱらったときでも昔の和式のような粗相もなく、真っ暗闇でも案外不自由しないかもしれませんが、これじゃぁ身も蓋もないのでNG。

A自動点灯・消灯システム。
 これは赤外線センサーと照明スイッチを連動させ、入室したら点灯、出たら自動消灯するしかけ。
 エクステリア編のS7「向こうも点灯、アプローチ灯」にあるようにセットで手に入れることができます。但し、このセットの場合、人を感知して自動点灯してから消灯までの時間を設定できる仕組みになっているのですが、トイレの場合、便秘などの状況にもより小部屋こ籠っている時間に幅があり点灯時間は一定ではありません。それとも人を感知しなくなってからの時間設定だったかな? 
 探してみれば、適当なセンサースイッチがあるのかもしれませんが、なんでもかんでも自動にしてしまうと、今でも心配なのに益々ずぼらになってしまいそうで怖い。
....で棚上げ。

B明り窓方式。
 そこでより人間味のある明り窓方式に決定。スイッチをけし忘れても、ドアに開けた窓を通して明りがもれているので消し忘れが分かるしかけ。


 窓は上品に10cm角程度にすることに決定。早速百円ショップでドアの色と似た額でサイズが13cm幅×10cm高のものを2個購入してきました。
 トイレドアの目線の高さに10cm幅×7cm高の穴を開けました。ドアの外側用にはN10「パーティション」で使用したプラスチックダンボールを額に入れて取り付けます。

トレッシングペパーと額縁プラダンボールと絵をセット
 
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内側は、折角ですから絵を入れることにします。ただし目的は明り窓ですから通常の紙を使ったのでは明りが通りませんので、製図等に使う半透明のトレーシングペーパーに、絵を描くかWebから探して気に入った絵をコピーします。付属の裏板は使えませんから、トレーシングペーパーの絵を2枚のアクリル板に挟み額にセットして完成しました。


 「おーい、また忘れてるぞーーー!」
 「あぁーら、ごめんなさーい。消しといて!」
 「・・・・・・」
 うーむ、窓サイズが上品すぎたのかなぁ?


●制作メモ

 ドアに穴を開け、表側にプラスチックダンボールを入れた額を固定したのが右上図、その状態で内側から撮ったのが右下図。

 見ての通りドアは2枚のパーティクルボードを表裏に使った安普請なので造作は簡単です。 四隅にドリルで穴を開けてあとは四辺を細身ののこぎりでカット、パーティクルボードの場合はナイフの方が簡単です。
(ドアの表裏で色が違うのは単なる撮影条件の差です。あしからず。)

 尚、花の絵は、浜ッコ便りHPの画像をコピーさせてもらいました。ありがとうございます。
 

●概略予算

 額縁=200円

   
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