CD気まま聴き・・・



その1

その2
その3
その4
 
THREE IMPACTS / ED THIGPEN〜TRIO SUPREME
ただいまアルバム紛失し捜索中!
MONTY ALEXANDER-p CHRISTIAN McBRIDE-b ED THIGPEN-ds
1997.5.14,15
MELDAC
1.EL CUMBACHERO 2.DJANGO 3.RENEWAL 4.THE DAYS OF WINE & ROSE 5.WHEN I GROW TOO OLD DREAM 6.LIMEHOUSE BLUES 7.MONO TANGO 8.WHERE OR WHEN 9.BLUES IN THE BASEMENT 10.ISN'T SHE LOVELY
BLUE MOON / MAC CHRUPCALA
 人の面相など宛にはならない。この強面からいかなる音を発するかなど予想も付くはずもないが、意外?と繊細で剛腕振りを発揮している時でも微に入りさいに穿つ演奏をする。只力業を誇示する筋肉バカではない。
MAC CHRUPCALA-p DAVE ZINNO-b JOHN ANTER-ds
June 1991
SEASIDE
1.BLUE MOON 2.THINGS AIN'T WHAT THEY USED TO BE 3.LIKE A LOVER 4.FOR ALL WE KNOW 5.YESTERDAYS 6.CARAVAN 7.WHAT IS THIS THING CALLED LOVE 8.LAST TANGO IN PARIS 9.SOMETHING NICE FOR BOBBY 10.WELL YOU NEEDNTS
TRANQUILITY/BOB BADGLEY
 瑞々しい「普通」と淀んだ「フツウ」があるが、これは前者。バランス感覚と一線越えない抑制力を維持しながら水際だったタッチを聴かせる。
 胸騒ぎも衝動も排した安寧の時の流れ・・・これで欲求不満を覚えるのなら別のものをかけるまでのこと。
 ジョニー・マンデルのCLOSE ENOGH FOR LOVEにハッとする。そうか曲に注目して聴くとその表現力の深さが随所に感じられ、思いの外ドキドキしてくる。
 この「高み」がわかるようになるのが、今後の課題かも・・・と思って聴き続けよう。
BOB BADGLEY-b STEFAN KARLSSON-p JOHN ABRAHAM-ds
2002
SEASIDE
1.FIRST IDEA 2.OLD FOLKS 3.YOU'VE CHANGED 4.TOUCH OF YOUR LIPS 5.CLOSE ENOGH FOR LOVE 6.STAYED TOO LONG AT THE FAIR 7.SOME OTHER TIME 8.TRANQUILITY 9.WHEN YOU WISH UOPN A STAR 10.DARN THAT DREAM 11.YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC
MAURICE VANDER
一人で聴いてると雑で「荒さ」が気になるが、同好の士が二人以上寄って聴けば荒さが「熱気」に変わる。
 フィーリーのスパン、スパンと決まるドラミングに踊らされ、かき回すヴァンダーのピアノに浸り、ベースのうなりに身をよじって身も心も預けきって抜け出た先に天国がある。
 今日のヨーロピアンは一人で浸るが良いが、ここに登場するヨーロピアン・トリオは「共感」が欲しくなる。
MAURICE VANDER-p LUIGI TRUSSARDI-b PHILLY JOE JONES-ds
1968
DISQUES DREYFUS
1.SONNY MOON FOR TWO 2.WIMS OF CHAMBERS 3.DARING,JE VOUS AIME BEAUCOUP 4.PHILLY 5.I DON'T MEAN A THING 6.SATIN DOLL 7.OVER THE RAINBOW 8.MY FOOLISH HEART
LIVE AT THE TRIDENT/DENNY ZEITLIN
 ドン・フリードマン、クレア・フィッシュアー等エヴァンズ類型の白人ピアニストに一角した当時のザイトリンの記録だが、エヴァンス色濃厚な刻印を確認することより3曲目にあるようなゴリゴリするヘイデンのペースワークに背骨を支えられながらグルービーに彷徨する様が好感もてる。
 頭にST.TOMASを持ってきて5曲目にLONELY WOMANをもって来、最後に「恋とは〜」を並べるあたりがニクイ。
 エヴァンスで有名なQUIET NOWは本家本元。
DENNY ZEITLIN-p CHARLIE HADEN-b JERRY GREANELLI-ds
Mar 22, 1965,Mar 24, 1965
1.ST.THOMAS 2.CAROL'S WALTZ 3.SPUR OF THE MOMENT4.WHERE DOS IT READ 5.LONELY WOMAN 6.MY SHINING HOUR 7.QUIET NOW 8.AT SIXES AND SEVENS 9.WHAT IS THIS CALLED LOVE
HOUSE ON HILL / BRAD MEHLDAU
頭がウニウニする。右にも左にも思い切って振幅できずに、欲求不満の蛇のように目的を遂げられずにただただウニウニする・・・。観客を忘れ去った自己実現は美しいか?美しすぎる。潔すぎる。わかってくれなくてもオレはやるもんねってのは、素晴らしい。が、僕はついていかない。何かの間違いで出たものじゃないだろうが、ま、商売的には失敗だろうな。それだけのこと。
BRAD MEHLDAU-p LARRY GRABADIER-b JORGE ROSSY-ds
NONESUCH
1.AUGUEST ENDING 2.HOUSE ON HILL 3.BEALTINE 4.BOOMER 5.BACKYARD 6.EMBERS 7.HAPPY TUNE 8.WAITING FOR EDEN
FACING LEFT/JASON MORAN
グレッグ・オスビーのアルバムにいくつかクレジットされている。なるほど気脈があいそうなごつごつした演奏が多い。モンク的といおうか、ドルフィー的といおうか、平坦ではないセンスも持ち主だ。ただしあれこれスタイルを脈略なく並べ立てる最近のピアノ・トリオとは何か違うぞと思える。エリントン系としてくくった某氏の一言で納得。そう括れるだけの統一感があるということでもある。
JASON MORAN-p TARUS MATEEN-b NASHEET WAITS-ds
2000.1.15-16
BLUE NOTE
1.LATER 2.THIEF WITHOUT LOOT 3.JOGA 4.WIG WISE 5.YOJIMBO 6.ANOTHER ONE 7.LIES ARE SOLD 8.MURDER OF DON FANUCCI 9.TWELVE 10.THERE OF THE SAME FROM TWO DIFFERNT 11.FRAGMENT OF A NECKLACE 12.BATTLE OF THE CATTLE ACTS 13.GANGSTERISM ON WOOD
TAKES ON PASOLINI/ ANTONIO FARAO
イタリアの巨匠ピエール・パゾリーニ監督のトリビュート盤という企画らしいが、残念ながら彼の作品の記憶がうっすらとしかなく、原曲との比較が出来ないがあまりそこんところは気にしないで聴いて良いようなので、ヴィトュウス、ユメールといかなる饗宴をなしたのかの一点に期待して聴いた。
 三者がこれまで彼らを聴いてきた印象を違えず「らしく」絡み合って絢爛な音像を描き出しているのを惚けて聴くという具合。各メロディは哀切に詩情に訴え、絡み合うインプロヴァイズは水面下から見上げた波の揺らめきに光が屈折する様のように思え恍惚として飽くことなく聴き入るわけである。
ANTONIO FARAO-p MIROSLAV VITOUS-b DANIEL HUMAIR-ds
May 110-12 2005
CAM JAZZ
MAMMA ROMA -CHA CHA CHA2.MAMMA ROMA-STORNELLO 3.UNA XVITA VIOLENYA 4.MEDEA 5.PRCILE 6.PROCILE 7.TEOREMA 8.STELLA 9.OEDIPUS 10.UNA VITA VILENTA 11.UNA VITA VILENTA
JAZZ U.S.A./SONNY CRISS
「屈託のないストレートな」吹きぶり・・・僕はこの賛辞をある種逆説めいて感じていた。パーカーに憧れ、パーカーのように・・・・というのが彼の至上命題だった。だからいつもパーカーとの比較で聴いていたから、どう聴いても「場末の安パーカー」にしか聞こえなかった。でも、たとえばルー・ドナルドソンなどを同じ土壌にのせて比較の対象にすると案外「便所の100W」的な無駄な明るさに感じてたものが場違いな明朗さととらえなくてもいいんじゃないかと思えるようになった。
 まあ、無理して好きになることはないのだが、いつか聞き惚れる時が来るんじゃないかと淡い期待をして時々トレーに乗せてみる。
SONNY CRISS-as KENNY DREW-p BRANEY KESSEL-g BILL WOODSON-b CHUCK THOMPSON-ds
jAN 26,Feb 24,March 23,1956
LIBERTY
1.WILLOW WEEP FOR ME 2.THESE FOOLISH THINGS 3.BLUE FRIDAY 4.SUNDAY 5.MORE THAN YOU KNOW 6.EASY LIVING 7.ALABAMY BOUND 8.SOMETHING'S GOTTA GIVE 9.WEST COAST BLUES 10.CRISS CROSS 11.HAM'S BLUES 12.SWEET GEORGIA BROWN
IDEAL CIRCUS /EDOUARD BINEAU
エドゥアール・ビノー(・・・らしい)は2002年にEXODUSというアルバムを出している。骨もあり繊細なピアノタッチで結構有望な逸材となるかも知れない。
 殆どオリジナルで占めているなかに、ANGEL EYESとかBESAME MUCHO等を挟み込んで微妙なタッチを活かしてくすぐってくるなぞはニクイ!目をつぶって耳を傾けていると非常に心地よく伝わってくる。最初聴いた時にはどうかな?という具合だっTが、心動いてきた。ビノーか。覚えておこう。
EDQUARD BINEAU-p GILDAS BOCLE-b ARUNAUD LECHANTRE-ds
July 17-19 2004
NIGHT BIRD
1.INTERFACE 2.FREDERIQUE 3.FREDERIQUE 4.WAYFARING STRANGER 5.ANGEL EYES 6.SAD INSIDE 7.BESAME MUCHO 8.SHURMA 9.IDEAL CIRCUS 10.VERTIGO 11.DOC GROOVY & MR RIDE 12.SAD LISA
THERE'S A RHYTHM / GEORGE KALLOR
毒気のない優男の詩的情感・・・・てのが最近のピアノ・トリオを席巻してる感があるが、毒気ばかりを追い求めているとやはり少々疲れが出る。どこか煮えきらなさに「はっきりしやがれー!!」と切れそうになるが、あくまで僕の私感。これで結構リズム陣は切れもよく時々「おっ」と振り返ることもある。
 しかしやっぱり、ぬるめだ。
GEORGE KALLOR-p CHRIS VAN VOORST VAN BEEST-b KENDRICK SCOTT-ds
Dec 15 2001
3G RECORDS
1.THE VOICE OF REASON 2.ON GREEN DOLPHIN STREET 3.THERE'S A RHYTHM 4.DOUBLE DOWN 5.EVERYTIME WE SAY GOODBYE 6.255 7.LOST 8.SO IN LOVE 9.YOU'RE MY EVERYTHING 10.CORAL PEAK 11.THE LAST WORD 12.255
SUPER TRIO / CHICK COREA
 コリアもガッドもついでにマクブライドもはっきり言って好みじゃない。だから全然聴かない人たちなのだが、何度かかけている内に慣れてきて、苦にならず、いやまた聴こうかという気になる。だからといって今後も期待して聴く気はない。どうぞお好きにやって、黙って聴いてるから・・・という姿勢である。チックは殆ど聴かないのに、ラインアップされてる曲は知っている。聴いたことがあるものばかりだ。そういうのをビッグネームが集まってやったという気にくわないコンセプションだが、まあいい。
 無欲になって聴いていると意外にいい。だんだん良くなる。
CHICK CREA-p STEVE GADD-ds CHRISTIAN McBRIDE-b
April 3,2005
1.HUMPTY DUMPTY 2.THE ONE STEP 3.WINDOWS 4.MATRIX 5.QUARTET #2 PT.1 6.SICILY 7.SPAIN

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