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ブックレット『労働運動の再構築は可能か:米国における生活賃金キャンペーンと労働組合・コミュニティ』


 当センターは、2001年2月にマサチューセッツ大学労働センターのステファニー・ルースさんを日本に招聘し、2回の研究会を開催しました。ルースさんは、一昨年、マサチューセッツ大学のロバート・ポーリン教授との共著で、『生活賃金---公正な経済の建設』という意欲的な調査報告書をとりまとめ、近年の米国における「生活賃金キャンペーン」研究の第1人者として注目されている女性です。彼女は、同時に、「ノー・スウェットショップ」キャンペーンの調査研究も進めています。
 今回の来日にあたり、ステファニー・ルースさんがこれまでに書かれた論文の中から3本を日本語に翻訳し、当センターの責任編集で、小冊子『労働運動の再構築は可能か---米国における生活賃金キャンペーンと労働組合・コミュニティ』として刊行しました。この小冊子の購入を希望される方は、【tel/fax: 050-3720-0699】に御連絡下さい。
 冊子には、日本語訳のみを収録したもの(A4判66ページ、1冊800円/送料240円)と、日本語訳と英語の原文の両方を収録したもの(A4判106ページ、1冊1,200円/送料310円)の2種類があります。

   日本語版(A4判 66頁)1冊800円
   日英両版(A4判106頁)1冊1200円

 まとめて5部以上ご購入の場合には、送料を当方で負担します。未入手の方は、この機会にぜひお求めのうえ、お役立て下さい。



〜目次〜

  • 米国における生活賃金運動について〜解題を兼ねて〜 戸塚秀夫
    ここをクリックすると、「解題」の全文を読むことができます。

  • 米国の生活賃金運動と苦汗労働工場反対運動におけるモニターと施行
    ステファニー・ルース/マーク・D・ブレナー著、横山好夫訳
    <原論文>
    Stephanie Luce & Mark D. Brenner, "Monitoring and Enforcement in the U.S. Living Wage and Anti-Sweatshop Movement," paper presented at the AFL-CIO/UCLEA Education Conference, April 13-15, 2000.

  • 政治的な力とコミュニティでの共同行動の構築に向けて:生活賃金運動におけるAFL-CIO地方労働評議会〔CLCs〕の役割について
    ステファニー・ルース著、渡辺勉訳
    <原論文>
    Stephanie Luce, "Building Political Power and Community Coalitions: The Role of Central Labor Councils in the Living Wage Movement," in Immanuel Ness & Stuart Eimer (eds.), Central Labor Councils and the Revival of American Unionism, New York, M.E. Sharpe, 2001.

  • マサチューセッツ州の低賃金女性労働者の状況:組織化は役に立ちうるか?
    ステファニー・ルース/ディーン・フルーティガー著、荒谷幸江訳
    <原論文>
    Stephanie Luce & Dean Frutiger, "The Situation of Low-Wage Massachusetts Women Workers: Can Unionization Help?," report prepared for the Women's Institute for Leadership Development, June 2000.


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