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ガステーブルによる火災

A2-15       07.05.04

ガステーブルの火災の使用立証

 先日の火災で、ガステーブルに起因するものでした。そこで、現場から採取したガステーブルの使用されていたことの
 立証方法を写真で示します。消防学校の火災調査課程で教えてもらっているでしょうが、現場でのソレの場合です。
 ガステブールには「押し回し式」「押しボタン式」があります。押し回し式は安価ですので、良く使われています。
 だいたいは、左:普通火力(天ぷら火災防止用過熱防止装置付き)  中右:高カロリー火力  右端:魚焼きグリル
 現場では、ガスなどの燃焼器具は、使用立証を必要とします。現場でできない時は、持ち帰って、分解して、確認し
 しましょう。

 
火災現場での発掘
されたガステーブル
「押し回し式」と呼ばれるもので、
回した時にガスが出て、圧電スイッチ
が入り、点火します。
まずは
レバーコックの切れ込みの
状態(位置)で確認します

 
 次に、レバーコックの後ろについている 
 圧電気スイッチ のレバーの位置で、
 使用していたか、 確認します。
 ベロのような レバーが左右の器具で位置が
 異なるのが 分かります。
 拡大した、ベロ状の圧電スイッチ の位置です。
 「使用」していると ベロ状のレバーは写真上の
 位置 となります。


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