■アクションパート1:ドッグファイト

冒頭の『天空ヘリVSトライコンドル』のドッグファイトのことね。
これは、アクションというよりCG特撮というべきだろうけど、ドッグファイトそのものがアクションだからなあ。

それにしても、仮にもヘリがジェット型とタメで飛ぶなよな。ヒザール達が余裕こいたのかもしれないけど・・・あ、天空ヘリって、ああ見えて実はジェット?そっか、ジェットヘリとかいるもんなあ。『空の狼』とか。
ともかく、ここではその様子を見た鷹介達が馬にのってパカラッパカラッというシーンがある他は、悲惨なシュリケンジャーが描かれているだけ。ま、物語の導入部だから仕方が無い。
因みに、天空ヘリを墜落させた後、ヒザールが操るトライコンドルも、ライーナの悪あがきで墜落している。

そう割り切っていても、結構見ごたえのあるシーン。一方的にやられているのが面白くないが。

■アクションパート2:猿との遭遇

で、墜落した天空ヘリの元に駆けつけた鷹介達が、ライーナを探していたヒザール達と最初の遭遇戦をやらかす。鷹介がライーナと運命的な出会いをしている間に七海・吼太がヒザール達と遭遇。力はヒザール達の方が上らしい。
鷹介も一度は優勢に事を運ぶが、所詮「女の前ではカッコつけしい」という見せ掛けの力は一瞬しか効果が無く(笑)、いとも簡単に撃退させられ、ヒザール達はその時手元に転がり込んだライーナのペンダントを奪取し、とっとと退散する。

ま、言ってみれば『つかみ』だからな。メインの悪役がいきなり主役にピンチに追い込まれちゃ話にならん。ところで、ヒザール達が去り、ライーナが鷹介を下僕一号に任命したあと、一甲と一鍬の姿があったが・・・何をしていたんだろう?鷹介達と同じく、天空ヘリを追ってきたのか?単に鷹介達を追ってきたのか?

■アクションパート3A:島での戦い・ゴウライジャー編

場面は飛んで、ライーナが囚われている島に5人が上陸したところから。のっけから大量のマゲラッパがお出迎えしてくれるが、素のままで結構蹴散らす5人。霞兄弟はともかく、鷹介達は素のままじゃアップアップする場面もTV本編ではあったのになあ。ま、タザやんまであのありさまだから、マゲラッパも更に弱体化してんだろ。

順調に斬り進んでいく5人の前に、ウェンディーヌとフラビージョを引き連れたマンマルバが立ちはだかる。こーのー、両手に華ー♪
って、実は今回ジャカンジャ一行様はヒザールに操られているというスタンスなので、いい場面は見せるんだけどあっという間に撃破されちゃう。というかサルに操られるなよなー。

で、ここではまずゴウライジャーが「ここは任せて先に行け」する。一甲がマンマルバ、一鍬がウェンディーヌ・フラビージョ。マンマルバと一甲は因縁の対決だが、マンマルバは何一ついいとこなしで敗北。バリサンダーとのバイクバトルもあったというのに・・・ま、普段からノリが悪いツケということで。

一方の一鍬はこれまた両手に華・・・なんて言ってる暇が無いくらい猛攻を受ける。というか、お前らホントに操られてるのか?胡散臭いなあ。
一時は大爆発まで巻き起こして「やったあ♪」とはしゃぐウェンディーヌとフラビージョだったが、忍者お得意の変わり身の術で抜けられてることに気付いた時には成敗々♪(とは一鍬は言わないが)。ああ、折角の出番だというのに・・・。

ゴウライジャーの活躍ぶりは見られたけど、折角だから一甲の幻変化(だっけ?)も見たかったなあ。

■アクションパート3B:島での戦い・シュリケンジャー編

先を急ぐ鷹介達の前に、今度はサタラクラとサーガインが邪魔立てしてくる。そこに颯爽と姿を現したのは、勿論シュリケンジャー。現れたと思ったらすぐに「ここは任せて(略)」する。
しかしサタラクラが繰り出す再生怪人軍団(笑)に一撃食らってしまう。
「面白くなってきやがったぜ!」
ここ、途中から既にファイヤーモードに入ってるのが良いよな。そして待ってましたのフェイスチェンジ!ファイヤーモードでぃ!
そんでもって分身魔球で再生怪人軍団を簡単に全滅させ、立て続けの千本ノックでサタラクラ・サーガインを一撃粉砕!
「ストライ〜ィク!」
かー!イカスー!

・・・でもってシュリケンジャー出番終わり。早(笑)

■アクションパート4:ハリケンVS猿

さて鷹介達はハリケンウィンガーで強行潜入、ヒザール達と対峙することになる。そのヒザール達といえば、ライーナを黒焦げにする為にまわりくど〜〜〜〜い方法を取ってる。こうしなきゃ駄目なのかもしれないけど、昔っから馬鹿だよな、戦隊の悪役は。

まずはライーナ救出が先決、と鷹介が駆けつけ一番、ギリギリのところで救出に成功。爆発の直前、ギリギリで脱出、海岸に。そこでライーナを置いて、最後の戦いに。

ヒザールとブリザールはさすがに強い。前哨戦のマゲラッパ軍団は簡単に撃退したんだが・・・この時、吼太の分身が大量に残ったままなのが良いよな。
一度は変身まで解けるほどに大打撃を受けた鷹介達が、気合一閃復活して、そこからはもう一方的にリンチ状態(笑)。戦隊って、絶対こうなるんだよな。一度ギリギリまでやられた主役が気合で復活したら、その相手は二度と良いところを見せることなく散っていく。哀れだな。

■アクションパート5:巨大ロボ戦

やられたヒザールとブリザールは、最後の力で合体・巨大化、アシュラザールとなる。対する旋風神・轟雷神・天空神だが、まるっきり歯が立たない。ったく、お約束すぎだよな。
そこで登場するのがライーナ。ペンダントをかざし、トライコンドル顕現。シュリケンジャーびっくり。そこでトライコンドルがぱっくり割れ、三体のカラクリ巨人を豪快に合体させる。
「銀河超越三神合体・天雷旋風神、推参!」
・・・傍目には、轟雷旋風神に天空神の十字手裏剣がひっついたようにしかみえませんが(笑)

まあともかく、こいつがまたお約束通りに激強!あれほどアシュラザールにやられていたのに、今度は全く寄せ付けない。そして、あれほど効果が無かったアシュラザールへの攻撃が面白い様に効果テキメン。もーいーや、不毛だとかなんだとか言う気もおきない。単純に痛快。
そんでもってトドメは、気の抜けた様なビーム兵器。劇場だから迫力は水増しされるけどな。

ロボ戦闘は動きが元々悪い分だけ、イマイチ感が拭い去れない。個人的には、やはり斬撃でのフィニッシュが王道と思うが、古典世代ってことかなあ、俺。


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