アコギのお部屋へのご来訪有難うございます!!

 このページでは、いつも穏やかな音を届けてくれている、そんなアコースティックギターたちを紹介していきたいと思います!!

 まずはこちらから!!

最初に手にしたエレアコです!!

 左側の写真をご覧ください!!
 僕が中学2年生の時に、プロのカントリーミュージシャンの方からプレゼントされた、記念すべき最初のエレアコです。
 当時、家族と一緒に、京都の「ケニーズ」というお店に、カントリーミュージックを聴きに出向いていたことがありました。
 その会場にて、知人からの紹介をいただいていた、京都の有名カントリーミュージシャン、永富賢治氏とお会いする機会も多く、
 ある時に思い切って「エレアコを見せて欲しい」とお願いして触らせてもらったことがきっかけとなり、「エレアコ」というギターに興味がわくようになったのです。
 その時には別のギターを見せていただいたのですが、生のフォークギターをエレアコに変身させることが可能なのか、とか、
 大体どれぐらいの価格で販売されているのか、等をお伺いしていく中で、「使って欲しいギターが在るから……」とのお話をいただくことになりました。
 こんな過程を経て、その1週間後に出会うことが出来たギターが、そう、このエレアコだったのです。
 ご愛用の大事なギターを、僕が本当に使わせていただいていいのだろうか、との思いもあり、嬉しさと同時に不安もありましたねえ!!
 その当時は、「お借りすることになったのだ」と思っていたのです、これ本当!!
 その役4年半後にライブを聴きに伺った時、ステージ上のお話の中で僕のことに触れていただけたのでして。
 「彼にギターを一つプレゼントしたんだけど」とのお言葉をいただき、本当に吃驚してしまいました!!
 実は、永富氏から「プレゼント」していただいた、大変貴重な、記念すべき思い出いっぱいのギターなのです!!
 ボリューム、ベース、ミドル、トレブル、という四つのスライドスイッチで構成されている、本当に使いやすいギターでもあるのです。
 そしてこのギターのものすごい特徴は!!
 ブリッジの中に弦の振動を受け取って響かせるためのパーツが在るのですが、1弦から6弦まで、それぞれの弦に対応させる形で、音を伝えるための駒が付けられているのです。
 「演奏者にも聴き手にも、一つ一つの弦の音を、しっかりと聴いて欲しい!! 伝えたい!! そして肌で感じて欲しい!!」
 との思いを込めて作られた、貴重なギターなのですねえ!! 改めて感動しました!!
 ただし、ブリッジの駒を、間違った弦の位置に付けてしまうと、フレットボードと弦の間の距離が大きくなってしまい、
 フレットを押さえていても指と手首、腕全体に痛みを感じるようになったりもするので、弦の張替え時には、駒の装着にも要注意です!!
 高校の文化祭、大学の会話の授業や学園祭などでの弾き語り、自宅近所での演奏時などで、本当に大活躍してくれているギターです。
 時々、ライブの時にも登場してくれることもあります。
 記念すべき最初に手にした思い出の沢山詰まったこのエレアコを、これからも大事にしていきたいです!!
 見かけられた時には、「ああ、このギターなんだな」と少しでも感じていただければ嬉しいです!!
 「ジョージ・ウォッシュバーン」という人のサインがされているのですが、製作もとのお名前の読み方としては、いろいろあるようです。
 「ワッシュバーン」、「ウォッシュバーン」、「ホッシュバーン」など!!
 この読み方に関しては、国や地域によっても異なるようです。

12弦のエレアコです!!

 続いて上の写真をご覧ください。
 日本ではなかなか手に入りそうになかった、フェンダーの12弦のエレアコです!!
 カナダのバンクーバーに語学留学した時に、帰国後の自分へのお土産、ということで一緒に帰ってきてくれた、
 「海外で手に入れることの出来た」、本当に記念すべきギターの1本です!!
 「12弦って、本当にチューニング難しそう!!。 弦が沢山在るから!!」と思われる方も数多くいらっしゃるのは事実だと思います。
 次のように覚えておいたら、チューニングも簡単に出来ていくと思われます!!
 長くなりますが、僕なりの方法で説明を進めていきたいと思います。
 1弦と2弦は、ベースになる弦と副弦の音は、全く同じ音に合わせます。
 弦も、同じ太さの弦がペアになってくっ付いて張られていきます。
 3弦から6弦のベースとなっている弦には、それぞれのベースとなる弦よりも細い弦がくっ付いてくるような形で、副弦が張られます。
 例えば3弦の音を取り上げてみましょう。
 6弦のギターで3弦の音は、「ソ」に合わせるのでしたよね。
 まず、12弦ギターの3弦のベースとなる弦の音が「ソ」になるように合わせましょう。
 お次は、大体1弦と同じぐらいか、もう少し細めの弦が副弦として割り当てられると思いますが、この弦を張ります。
 すでに合わせられているベースとなる弦の「ソ」の音を聴きながら、副弦の場合は、丁度その1オクターブ高い「ソ」の音になるように合わせていきます。
 この調子で、4弦から6弦も、同じようにベースとなる弦の音を合わせておいて、丁度1オクターブの高さの音になるような形で副弦を張って合わせていけば、
 チューニングは完成ですね!!
 とここで終わりではありませんよ!!
 コードを鳴らした時、微妙にピッチのずれた音が聞こえてきたらどうしましょう!!
 かなり面倒ですが、もう一度1弦から6弦まで、ベースとなる弦と副弦をチェックしていきましょう。
 1弦と2弦は、全く同じ音の高さで共鳴しているか。
 3弦から6弦は、ちゃんと1オクターブぴったりの高さの音で共鳴しているか。
 これらをそれぞれの弦のペアごとにチェックしていき、他の弦のペアとの共鳴度も調べましょう。
 チューニングの時に特定の弦に的を絞って鳴らしていくのは、慣れるまでは至難の技ですが、徐々に慣れていくと思われます。
 各弦のペアから、ベースとなる弦をピックアップし、その音を聴きながら、他の弦のペアでベースとなる弦の音をまず聴きましょう。
 1弦と2弦はペアで同じ音なので、どちらを取り出してもらっても差し支えないでしょう。
 ベースとなる弦の音がうまくチューニング出来たら、もう一度各ペアの復元の音をチェックします。
 このような過程を経てチューニングしていった結果として、コードをひいた時にも音が共鳴していれば、
 和音の幅が広がった、さらに美しくきれいな音を聴くことが出来るようになります!!
 ここまでの方法は、あくまでも僕自身が取っているやり方です。
 もっと簡単で分かりやすい、あるいは正式なチューニングの方法などもあると思います。
 こんなチューニングの方法取ってるよ、などありましたら、アドバイスいただければ幸いです!!
 副弦についても少し触れておきましょう。
 弦の細さに関しては、チューニングされるべき音と、僕が触って観察した手触りの感触などから考えながらの説明になります。
 ですので、誤りがあるかも知れませんがご容赦くださいませ!!
 1弦、2弦のペアに関しては、それぞれのベースとなる弦と同じ太さの弦が張られます。
 3弦の副弦は、1弦のペアと同じか、微妙に少しばかりの細さの弦が張られます。
 4弦の副弦は、1弦のペアと2弦のペアの間の細さか、どちらかといえば2弦のペアとほぼ同じくらいかそれよりも微妙に細い弦が張られます。
 5弦の副弦は、2弦のペアと同じくらいの細さか、少し太目か、あるいは3弦のベースとなる弦と同じか、あるいはそれよりも幾分か細い弦が張られます。
 ここまでの副弦の手触りとしては、ツルツルした感じがしますねえ!!
 最後に6弦の副弦ですが、3弦のベースとなる弦よりも太く、4弦のベースとなる弦と同じ太さか、それよりも幾分か細目の弦が張られます。
 副弦の中では、この弦の手触りだけ、3弦から6弦までのベースとなる弦と同じように、ザラッとしていますよねえ!!
 ここまでの内容をご理解いただければ、12弦ギターとも仲良くやっていただけるのではないでしょうか!!
 あらら!! 「博物館」というコンセプトで設けているページの中なのに、えらいまあ、長ったらしい講習会的な内容になっちゃいましたねえ!!
 読んでいただいている皆さん、脱線大変失礼しました!!
 でも、この内容は12弦ギターについて触れるためには、本当に大事な内容だと思いますので、あえてこの場でスペースを設けさせていただきました。
 ご了承いただければ幸いです。
 さて、このギターですが、型番は "JG-12CE" というモデルです。
 ギターのボディー部分の材質的には、ラッカーのような、少し手触りがザラッとした塗装が施されています。
 上述のホッシュバーンのエレアコよりも、ボディーの厚さ的には少し分厚く、後述のフェンダーのエレアコよりも幾分か薄い、といった感じでしょう!!
 バンクーバーの大きな楽器店で購入してからというもの、帰国までにもかなり活躍してくれました。
 知人宅で弾き語りした時、学校のミュージッククラブでの活動中など、いろいろな場面で登場しました。
 日本では、NSPのコンサート当日の開演前のオフ会、京都駅近くでのストリートの席上などにも登場してくれています。
 ライブでひいたこともあったりします。
 「海外からの記念すべきお土産」として、思い出が沢山詰まっているこのすばらしいギターを、これからも大切にしていきたいです!!
 総輸入もとの山野楽器さんのカタログHPをパラパラと見ていたのですが、 "Acoustics" のラインアップの中には、残念ながらどうもこの機種のギターが存在していないようです!!
 どこかでお目にかかられましたら、ぜひ一度このギターのきれいな美しい音を、肌で感じて聴いてみてくださいませませ!!

 次に、右側の写真をご覧ください!!

フェンダーのエレアコです!!

 後述のエレガット、 "GN-45SCE" と同じく、以前は「フェンダー・ジャパン」というブランド名で販売されていましたが、
 現在は「フェンダー・アコースティック・グループ」というブランド名で販売されています。
 型番は、 "GA-45SCE" 。
 もともと、エレキギターでフェンダー製品を使わせていただいており、「もしかしたらフェンダーのエレアコ、というのも在るのではないか!!」という好奇心が芽生えてしまったのです。
 それで、いろいろなホームページから情報を集めたり、いろいろな楽器店で試奏させてもらうようになったいちばん最初の「フェンダー製のエレアコ」というのが、このモデルなのです。
 上述の12弦ギターよりも前にスイッチ類の構造などは観察出来ていたのですが、やっぱり同じフェンダー製の製品、ということもあって、ほぼ同じ構成になっているんですねえ!!
 と思いながらも、最初にこのギターに興味がわき始めてからというもの、やはり購入するまでには時間がかかりました。
 役2年越しの思いが実って購入することが出来た時には、本当に大きな喜びに包まれたのを、いまでも覚えています!!
 ここで紹介している12弦ギター以外のモデルと同様、塗装にはポリエステルが施されています。
 NSPコンサート前のオフ会、ワタナベ楽器店ポピュラーミュージックスクールの発表会、
 そして出演させてもらっている数多くのライブの時などに登場してくれており、今ではすっかり良き友として活躍してくれています。
 このように、アコースティックギターの中でのメインギターは、こちらになってきています!!
 見かけていただける機会も本当に多くなっていくであろうギターですので、「ああ、このギターか!!」、と少しでも感じていただければ幸いです。
 この良きパートナー、 "GA-45SCE" と共に、これからも本当に楽しい音楽ライフを作っていきたいです!!
 機会と巡り合われましたら、ぜひともこのギターの音を、じっくりと聴いてみてくださいませませ!!

 さて、お次はこのページの最後を飾ってくれるギターです!!
 いちばん下の写真をご覧ください!!

エレガットの写真です!!

 5年越しの思いが実りに実り、2007年1月20日に購入したギター、 "GN-45SCE" です。
 こちらも、上述のフェンダーのエレアコと同様、興味を持ち始めた5年前当時は、「フェンダー・ジャパン」というブランド名で販売されていました。
 ここ数年は、「フェンダー・アコースティック・グループ」というブランド名で販売されており、商品の輸入元として、山野楽器さんが代行されています。
 ギターアンプに通しても、本当に生のクラシックギターをひいているような感じの、心地良いナイロン弦の音を聴かせてくれるギターです!!
 ボディーの厚さ的には、12弦ギターと同じぐらいか、それよりも幾分か薄い、という感じでしょう。
 チューナーの機能を使うためのスイッチも搭載されている、本当に高性能なギターでもあるのです。
 音が確実に合っているか、というポイントを、視覚的にもしっかりとおさえておいて欲しい!!との思いを込めて作られたギターなのでしょうねえ!!
 こちらも、興味を持ち始めてからというもの、購入までには5年間という時間はかかったのですが、時間がかかったからこそ、
 本当にすばらしいギターと出会うことが出来、購入することが出来たと実感しており、大変嬉しく思っています!!
 いち早く、ライブなどにも登場して欲しい、と希望してもおり、今から楽しみです!!
 本当に良きパートナー、 "GN-45SCE" を、これからも本当に大事にしていきたいです!!
 皆さん、このすばらしいギター、 "GN-45SCE" の音を、生の音で、そしてアンプを通しての音で、ぜひ一度聴いてみてくださいませませ!!
 この楽器に触れてみていただきたいですし、ぜひともひいてみていただきたいです!!
 かなりお薦めです!!

 それでは、以下のリンクからお好きなお部屋にどうぞお入りください!!

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