ちび丸
1987年6月に出会う。
出会った時は生後4、5ヵ月位。
← これは現在の姿.
大好きな母の腕枕でちょっとご機嫌・出会い ・最初の試練? ・ランチの災難 ・これって奇跡? ・痛くておもらし?
・緑内障闘病記① ・緑内障闘病記② ・謎のハァハァ病 ・肝性脳症の始まり
・おむつに挑戦 ・ハァハァ病 再び・検査結果~初めての往診
・胸水を抜く日々 ・神様のプレゼント
出会い
高校3年の時の体育祭の日。拾ったのは別の生徒だった・・・。
拾われた時から真っ直ぐ立てない、立ってもフラフラしてすぐ倒れる状態。
眼球は震えていて焦点が定まらない感じ。
外にいたので真っ黒。ノミはウジャウジャ。
学校の先生と最初に連れていった動物病院では安楽死を勧められる。
しかし高校生の私は決断できず、とりあえず家に連れて帰る。
これがはじまり。
最初の試練?
とりあえずランチの主治医のところに連れて行く。
どうしてこういう状態なのかは分からず、「このまま飼うのは大変だ」と言われる。
安楽死は嫌だったので、薬をもらい、しばらく様子を見る事にする。
最初の頃はご飯をあげるとうなりながら食べる。上手くバランスが取れないので餌まみれになる。
トイレも自分で行けないので家中おしっこまみれ・・・こうして書くと結構ひどい状況だったみたい・・・
今更ながら、よく母親が許してくれていたと思います。
家も汚れたが本人もよく汚れていたので結構頻繁にお風呂に入れていた気がする。
ある日、どうも様子がおかしい、食欲もないし・・・と言う事で動物病院に連れて行く。
よく覚えていないが、「猫テンパー(猫汎白血球減少症の事を当時はこう言っていた。)かも」と言われ、
やはり「安楽死する?」と言われる。
今も当時も優柔不断の私は決断できず、とりあえず補液に通う事にする。
そして何日か後に全快。
結局、母が洗って生乾きだったために風邪を引いて悪化しただけだったらしい・・・。
あぶないところだったね。
ランチの災難
ちび丸は最初の頃はよく風邪を引いていた。
ある日その風邪がランチに伝染。何でもうつされた方がひどくなりますが、ランチもひどかった。
熱は40℃、元気食欲なし。しかし抗生物質はアワアワになって飲めずじまい。
なまじランチは病気をしない猫だったので、焦った私ははじめて夜10時に動物病院に駆け込みました。
時間外診療~。親ばか状態でした。
その後これに懲りた私は2匹にワクチン接種をするようになり、風邪とはおさらばしたのでした。
ワクチンって偉大です。
これって奇跡?
ある日、朝起きたら ちび丸の姿が無い。家中探したがどこにもいない。ベランダにもいない。
どこかにホイホイ行ける様な猫じゃないのでベランダから落ちたか?!と外を見てみるが見当たらない。
当時うちは団地の5階。落ちたら生きている訳はないと普通は思うが、それ以前にウサギが落ちて生存しているので
もしかしたらと思い下まで見に行く。いた・・・・。確かにちび丸が芝生の上にうずくまっている。生きている。
しかし、さっきは見当たらなかったのに・・・・。
最初私は父を疑った。あんまり家を汚すので外に捨てたのかと思った。
しかしその後血尿がでて、本当に5階から落ちた事が発覚。(血尿が出るまで病院に行ってないのもすごい・・・。)
改めてちび丸の運の強さを実感する。
お父さん、疑ってごめんね。
痛くておもらし?
だいたい生後6ヵ月くらいかなぁという頃に、ちび丸君も去勢手術を行いました。
ランチさんで経験済みだったので、特に気にもせず手術を受けさせ、連れ帰りました。
去勢手術は避妊手術と違い 開腹しないので手術当日に帰ってこれるのが普通です。
ちび丸も夕方戻ってきました。
全身麻酔をかけるので、帰る頃には麻酔も覚めているとはいうものの、やはりちょっとボーッとしている感じ。
目も心なしか赤く、うるうるしている感じで「痛いのかしら?」という気になります。
ちび丸は帰ってからずーっと母の布団の中で寝ていましたが、全然起きてこないので見に行くと、なんと!お布団には大きな世界地図が・・・。
「あらまぁ、痛くておもらししちゃったのかしら?!、かわいそうに」と、母。
確かに痛い・・・かもしれないけど、そんなばかな。麻酔のせいだよ。・・・でもまぁ、そう思えばおもらしも許せるんでしょうかね。
その後、普通はあんまり傷口も気にせずに、1週間後に抜糸してお終いになるはずだったのに、見掛けによらず神経質できれい好きのちび丸君は、傷口を気にして気にして舐め壊し、舐めないように抜糸までエリザベスカラーのお世話になったのでした。
ちょっとおバカ。
緑内障闘病記①
私が最初の動物病院を辞めて、新しい病院に移ってから暫くして ちび丸に気になる症状が出てきました。
なんか目のレンズが白くなっている・・・左右で瞳孔の大きさも違うような・・・?
元々が正常な目の持ち主ではないので、半信半疑のまま、何枚かポラロイドで写真を撮ってみた。やっぱり右目がおかしい???つぶらな瞳ですが・・・ ブロマイド風?
院長の知り合いの、目の専門のK先生に見て頂いたところ、どうも緑内障らしいと診断。まだそれほど眼圧も上がっていなかったので、最初は緑内障の治療薬を飲ませることになりました。結構いろいろ。あと点眼も。
わりと病気慣れしていて薬も上手に飲む ちび丸でしたが、さすがにだんだん嫌がるようになり、それにともなって目も大きくなってしまいました。
緑内障闘病記②
元々が普通の猫と違うため、おかしな所が分かり難い猫でしたが、さすがに眼圧が上がってくると体調も悪くなるらしく、
便秘、食欲不振、下痢、など色々な症状が出てくるようになりました。そしてある日、そろそろ仕事が終わって帰ろうかなぁという時に母から電話が・・・。普段は職場には絶対に電話してこない母が「ちーの様子がおかしい」と一言。
「おかしいなら何故早く連れてこない!?」と思ったものの、仕方なく急いで家に帰り、その後時間外診療と相成りました。
さすがのちび丸も40℃の熱が出れば、おかしくもなるでしょう・・・。
とりあえず体調が戻った後、もう一度 目のK先生の診察。院長とは「眼球摘出は可哀相かなぁ。」などと話していましたが、K先生は見るなり「あ、こりゃ取ってあげた方がいいよ。」
・・・こうして ちび丸の右目は摘出されたのでした。
術後、顔は血まみれで、傷痕も痛々しく、術前は食欲も無かったので、さすがの私も「しばらくは点滴通いかなぁ。」と思っていました。しかし神経質できれい好きのちび丸君は、あっという間に血まみれた顔をキレイにしたと思ったら、バクバクご飯を食べはじめたのでした。
・・・私の心配は何だったんでしょう。片目のちびちゃん
・・・現在、ちび丸は左目も緑内障のため摘出し、盲目状態です。しかし痛い目を取ったおかげですごく快調になりました。
ちび丸の左目は私の3度目の職場で手術しました。執刀医は右目の手術をしてくれたK先生です。
そう、現在私はそのK先生が院長を務める病院で働いているのです。何が縁かはわかりませんね。ははは。
K院長!変な猫ですが今後ともどうぞよろしくお願いしますね。
つづく