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■「1K17 “Szhatie”」(撮影編)
「ビコーン!」


…という書き文字が似合いそうな感じで
撮影編の開始です。

まずは位置関係違いで2種、
という所ですが、
流石に自然光の下だと、
光量の差が…(汗。
やっと終わったか…構想とかも含めると足掛け期間はアレですが、完成してからページ更新完了まで、
1ヶ月近くかかってますのでねぇ…。
今回の電飾作例が完成した事で、(自分としては)モデラーとしての可能性を色々と拡げた感じがしていますが、
今後この経験が生かされるのは、ジャンル違いのキャラものですので…どうするかなと(汗。

さて、次回はまたしてもソ連・ロシアものという事で進めていますが、
少々偏りが激しいので(今更、適度なタイミングで他のも手掛けねばと(脂汗。

当作例に関するご意見・ご質問・その他要望等に付きましては、
当サイトのBBS、または直接メールにてお願いいたします。
なお、販売・譲渡・委託製作に関しましては、承っておりませんので、予めご了承くださいませ。

                                                           (2016.06.25)
後部デッキのアップとか。

後端(画面向かって左)の排気グリル部分には、
後にカバーが付きますが(T90以降?)、
シンプルにメッシュのみだけでも格好良いかと。
ラストは後端部のアップとか。
各部のゴチャつきぶりは現用車両の魅力の
一つかと思いますが、
ロシアものは比較的シンプル…の様に見えて、
工作はかなり面倒なので…難しい所かと(滝汗。
発光部のアップとか。

ここまで近づけば何とか光を拾ってくれますが、
やはりこの車両の場合は
室内撮影が良いのかなと(汗。
こうして俯瞰での画像を見ていると、
SFチックとは言え、
普通に格好良い雰囲気を持っているので、
中々に面白い作例になったかなと。

実際の所、ソ連崩壊を機に徐々に
情報が公開されてきた車両なので、
そういう面では感謝すべき?なのかなと(ぇ。
上面及び俯瞰の構図を幾つか。

試作車両という事も有ってか、
側面のタラップやハッチ類の多さに比べ、
上面はペッタンコですね…。


まあ、適当に貼った追加ディティールもあり、
何とか間延びせずに済んでいるかなと(汗。
さて、実車は1台のみが完成していて、
モスクワ近郊の軍事技術博物館に
保存されているそうです。

その実車はフェンダーの側面がまるっと欠損していて、
キャタピラが巻き上げる石とかが
結構ぶつかるのかなと。
(MBTと違い防御性能を求められていない分、
西側車両では装備されていない自走砲が多いので、
本車もそれに倣って最初から付いていなかった、
…という線も有るかも)


他、今回のキットとその現存車とは違いが有り、
実車のフロントフェンダーはT80以降の
平板+ラバー製フェンダータイプに
なっていて、自作なり他キットから…
ってのが必要かなと(汗。


(実車では先述のT80を始め、
T72でも後期の仕様では曲面タイプから
平板タイプに替わっています、
破損頻度とかプレス工程の削減=低コスト化、とかが
根底にあると推察しますが)
後面からのショットを幾つか。

車体はT72ベースなので、
これといった個性がある訳ではありませんが、
ロシア車両っぽい雰囲気はこの辺に有るかなと。
他、参考になるのは
AM誌の作例記事及び解説になりますが
(2015年12月号、No.194)、

それによるとソ連時代に
1982年に「1K11」として試作が完成し、
1990年に「1K17」が完成した、とあります。

当然の如く破壊・殺傷目的での使用は
不可能だったため、パイロットや搭乗員への目潰しや
電子機器への攻撃目的に使用される予定、
…で、10km先のヘリにダメージを与えた、
という試験結果も有るとかで、
…今後の可能性に期待してみるかなと(ぇ。


ただ、ソ連崩壊に伴い計画は頓挫、
戦争をコストで図るなら費用対効果は低く、
結果としてミサイル関連に取って代わられたので、
今後の技術革新で基礎技術が向上すれば…
って所かなと。

(小型化出来たとしても、
今度はコストの問題も有るので、
単なる技術開発ってだけではなく、
安く作る、ってのも必要なので)
側面画像を4点。

キットの箱書きからですが、
本車の砲塔内には総計30kgもの
ルビーが使用されているとかで、
まあ普通に考えてもどんだけ金食い虫なんだよと(苦笑。

他、照射に当たっては、
単体ではエネルギーが足りず、
専用に電源車両が付随するとか。

まあ、現代世界ではミノフスキー粒子は勿論、
車載レベルの小型核融合炉も実現していませんし、
ましてや波動コアだってまだまだですしね…。
正面から2点。

ベースからの配線とか固定ネジが見え隠れ、
…とか思いましたが、
思っていたより目立たないなと(笑。

電池式と違い、外部電源の利点は
常時点灯が可能という事と、
LEDの個数に制限が少ない
(消費電流の試算は必要ですが)とか有りますが、
欠点はどうしても配線を外に出す必要が有る事なので、
キャラものを手掛ける際には、
必ずベースとかが必要になる事ですね…。



…まあ、どのみち余計な手間とか予算が必要なので、
今後どのタイミングでやるかなと(汗。
高輝度タイプLEDの効果もあってか、
やはりこういうSFチックなタイプは
惹かれるものが有りますね…。

まあ、ビーム砲も弾幕的な使い方をする際には、
間隔を置いて不連続的な発射をするでしょうし、
色々と想像が膨らむかと。

…流石に点滅回路とかは無理ですがっ。
今更ではありますが、
屋内での撮影と違い、
自然光の下だと、やはり光量が気になるかなと。

今後、どういった形でキャラものの
電飾をするかですが、
やはり自己主張の強いタイプを中心にするべきかなと。

…全身電飾とか結構大変そうですが…(脂汗。
目線とか構図違いが続いていますが、
カメラ目線の有り無しとか、
煽りか俯瞰か…好みの構図が有ればと。
アップ系の画像を幾つか。

ムスタSの項でも多少は書いておりますが、
自走榴弾砲は2Sxの型式が付いているのに対し、
こっちは1(試作車両の分類コード?)に
K(車両の分類コード?)なので、
今後1Kxの他車両が出てくれば…
少しは分かってくるのかなと。

尚、ソ連時代から続く開発コード名は
オブイェークトxxx(Object ~)というのが
有名なのですが、
こちらも模型的には面白いものが多いかと。

…まあ、機会が有ればそのうち…?
一応ですが、
ベースの都合上、
いつもみたいに密着スタイルで
撮影できないので、
密度感が難しいなと。
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