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■「IV号戦車 H型(初期・中期生産型)」(撮影編)
「~♪」


…や、普通に作ると、
パンツァーリートの方が
似合うかも、という気が…(汗


そんな所で撮影編も後編です。
やっと終わった…同じ天候の日に撮影したにもかかわらず、色合いの明るさの違いが出ていて、
成程、曇りの日でも、明るい色調の車両なら問題はそんなに出ないんだな、とか。

さて、次回作は既に塗装が始まっていたりしますが、時間が下ってドイツ連邦軍ものですから、
変わった事と変わらない事の対比が出来るかと思いますが…まずは完成させることが先かなと(苦笑。

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                                                      (2016.10.22)
車長のアップとか。

先のガルパン版と比べると一目瞭然ですが(!、
こっちは厳ついオジサンでもあり、
175cmは普通に有りそうな人なので、
キューポラサイズ的にギリギリなんですよね…。

大戦時のドイツ軍の場合、
国防軍はともかく、武装親衛隊などでは
身長の下限値が有ったりするので、
比較的大きめに設計されている筈ですが、
それでもやっぱり戦車は狭い、
…ってのが良く分かるのではと(笑。

…なので、女子高生が大戦ものの戦車に乗る、
ってのは意外に理に適っているかも、とか(微笑。
今回は両方共に
フィギュアを配している為、
並んだ時に違和感が無い
というか、
…こういうのが、
ストーリーテリングってやつかなと。
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ラストは車体後部とか。

この後のJ型からは
マフラーが縦型に変わっていきますが、
それは簡易型へのデチューン
ともいうべきものですし、
『IV号の完成系はH型』ってのは
あながち間違っていないかと。

しかし、模型的には面白い所が多いので、
次回以降、タミヤのJ型とドラゴンキットを
作り比べてみる、ってのは、
やりたい事の一つかなと(をぉ。
再度の足回りアップとか。

肉抜きタイプのスポークに上部の金属転輪、
ハブキャップは段付きフランジ型、
という事で着実に末期タイプ
へとシフトしておりますが…。

そのうちIV突とかラングとかやると、
金属製タイプの転輪も出てくるので、
…いつやるかなと(汗。
フィギュア部のアップを2種。

元々はティーガーI後期型のエース兵たちなので、
IV号の搭乗兵としては少しアレですが、
歴戦のエース車両っぽく見えればと。



…それにしても、末期のドイツ兵は
服装がとにかくバラバラなので、
状況に応じて色んなカラーパターンを
レパートリーに入れていかねばならないので、
結構大変だなと(脂汗。

(パターンに依っては時期や戦線が
特定できるものも有り、なかなか興味深いかと)
後方ショットを2種。

迷彩の入れ方次第ですが、
今回はグリーンを縁取り的に吹いており、
遠目にはグリーンベースに見えている(!
…のが特長かと。


シュルツェン部はもっと手の込んだ
パターンにするべきかもですが、
次回以降に突撃砲か末期車両をやる時に…(汗。


(平面が大きい分、反射も大きいので、
こういった目立つ部分は念入りな迷彩が
施されるケースが多いので…)
フィギュアの効果というべきか、
視線が向こうを向いているってだけで、
その先のシチュエーションを想像してしまうので、
そういう意味でも可能性は広がりますし、
視線を合わせる事でドラマ的なものを語りだす?
場合も有るので、
機会が有ればまたやっていかねばと。


…問題は老眼対策ですけどねぇ…(苦笑。
続いてはドラゴンの中期型です。

ドラゴンのキットにタミヤの戦車兵セット、
という形になりましたが、
昨今のフィギュアの出来はどんどん向上していて、
そのうち最新のデジタル造形によるキットも
組む事になろうかと思いますが…。


こういう完成のさせ方もある、
って事で、ミリタリーの奥深さを実感したり。

…ベースも作り始めると、
際限なく手間が増えていきますが…
比較する意味で中期型の起動輪とか。

キットでは選択式になるかと思いますが、
上部の誘導輪はゴム製から金属製に替っています。

これは、ドイツ周辺の地域ではゴム資源が
不足していたからで、
戦後の車両では大抵がゴム付きのものに
戻っており、やはり金属製ですと、
駆動時に音が大きかったり、
履帯自体の損耗が激しかったりしているのかなと。
起動輪周辺のアップを2枚。

こちらもドライブラシその他で
塗り分けはカッチリできているので、
先のマスキング不要論がまた出てくるわけで。

タミヤキットの難点を挙げるとすれば、
ベルト式キャタピラのセンターガイドには
肉抜き穴が開いていない事くらいですけど、
…言わなければ分からないレベルですよね、これ。


予備キャタピラの方には穴を開けておきましたが、
ディティール的にはそれだけで十分なのでは、
とか思ったりしてますが、…さて。
注目すべき?は
車体上の予備転輪ですが、
後塗りでもドライブラシとか重ねていくと、
こうして綺麗に塗り分け出来ていくので、
「マスキングなんて要らない」って、
自分はいつも公言しているのですが…。

…中々理解してもらえないものだなと(汗。


…あ、拭取り時のゴミが付いたままだ…(脂汗。
砲塔周辺のアップを2枚。

今回、いつものモノグサスタイル
(全部接着してから塗る)が、
シュルツェン付きの場合でも可能か、
…ってのが一つのテーマでもありましたが、
こうして見るとまあ、相応に塗れたかなと。
改めて思うのですが、
組み易さでは圧倒的にこのタミヤ版が上で、
形状的に見ても、
ドラゴン版(かなり後にリリースされたもの)と
遜色ない仕上がりですね…。

これからガルパン版を作りたい、
って人はこのキットをベースに、
デカールだけモデルカステンのやつから…
…で十分なのではと。
大戦時のドイツ迷彩は実に多様で、
現用ものとは違い、
部隊毎にそれぞれのスタイルが有り、
結局のところ、
模型的な見栄えさえ良ければ何でも良し、
…って気がしますね、
今回のはやや現用よりの塗り方ですけど(汗。
車長の服装が
迷彩パターンなので、
冬季ではなく春・秋季のイメージですが、
いつかちゃんと冬季迷彩もやるべきかなと(汗。
でもってタミヤのH型とか。

ドラゴンの中期型で使っていない部分の
シュルツェンを左右それぞれ1枚ずつ(!
分捕ってきたので、

良い感じに
「俺好み」
になっています(笑。
後面の比較画像も兼ねておりますが、
初期型の場合は従来の下駄歯型?の
キャタピラを使用しているものが有り、
工場での生産時に古いものから順番に、
…ってのが有って、完全に切り替わった、
とされるのが中期型、という事になるかと。

ただ、これ以外に現地改修のパターンも有り、
整備班が現地でニコイチにした、
って車両も多数あるみたいで、
一概には言い切れないのが面白いかと(ぇ。

…後、ワイヤーの装備方法は変わっていないのですが、
予備キャタピラの取付方法とか、
個数が変わっていたりするのが面白いかも。
(これもまた現地改修によって、
個体差が有る場合も有るので、
色んなパターンで組んでみても面白いかと)
まずは俯瞰画像を2種類ですけど、
初期と中期とで少し印象が変わるというか、
同じ3色迷彩でも、
濃い目のパターンにしただけで末期っぽくなりますし、
そのあたりが面白いかも。

IV号もJ型以降は末期仕様と言うか、
迷彩パターンもより手の込んだのが増えてくるので、
モデラー泣かせではありますが、
上手くやれればより楽しくなるわけですし、
難しい所かも…。

これにはグリーンベースの迷彩と、
ガルパン仕様でも使っている、
オキサイドレッドベースのものが有り、
IV号で試してみるのも面白いかと。
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