■レース紹介 |
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日本山岳耐久レースの紹介 |
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スタート地点の五日市中学校 |
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このレースの最大の特徴はコースが標高1000〜1500mの山岳地帯、つまり山の中を走ると言うことと、昼夜をかけて行われるということです。私の場合はほとんど歩くに近いのですが、それでもかなり過激で過酷であります。そんなレースをご紹介します。 |
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■ これまでの参加記録 |
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■1999年 第7回大会参加 大ダワ(49.77km地点)にてリタイア 17時間10分経過 |
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■2000年 第8回大会参加 第二チェックポイント月夜見駐車場(42.09km)にてリタイア 14時間28分経過 |
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■2001年 第9回大会参加 20:41:35 順位:119位/161名(年齢別)、446位/661名(男子)、486位/724名(総合) |
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■ 参加レース記 |
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■2002年 第10回大会参加 21:31:12 順位:122位/158名(年齢別)、597位/808名(男子)、658位/905名(総合) |
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■2003年 第11回大会参加 20:34:08 順位:140位/202名(年齢別)、738位/1102名(総合) |
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■ 場所 |
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東京都奥多摩山域(会場はあきるの市五日市会館、五日市中学校) |
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■ 距離 |
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71.5km |
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■ 制限時間 |
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24時間内 |
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■ 参加者と完走者 |
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最近三ヵ年の出場と完走状況(単位:名)
(2003年の男女別詳細は集計中。しばらくお待ちください) |
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■ コース |
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奥多摩全山(カッコ内は標高) 五日市会館前(五日市中学校グランド)スタート(170m)→今熊神社→市道山分岐(795m)→醍醐丸→生藤山(990m)→土俵岳(1005m)→笹尾根→三頭山(1527m)→御前山(1405m)→大岳山(1266m)→御岳神社(929m)→日の出山(902m)→金毘羅尾根→五日市会館ゴール |
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■ レースのテーマ |
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東京の奥多摩山域を舞台に、限りなき自己能力への挑戦とサバイバルレースの展開 |
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■ 主催 |
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東京都山岳連盟(http://www.togakuren.com/) |
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■ レースの主旨 |
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・
山岳をトレイルランすることで自然に接し、自然保護の啓発活動を高める。 ・ 登山においては、最後の登頂を昼夜をかけて目指すことがあるが、そのような厳しい状況に耐えうる体力を作ることにチャレンジする。(だから自分の水・食料を持って走る) |
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■ 日程 |
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13:00スタート〜翌日13:00ゴール最終制限時刻 |
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■ 関門 |
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予備関門 |
7.00km地点 |
スタート 4時間後 (17:00) |
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第一関門 |
22.66km地点 |
スタート 9時間後 (21:00) |
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第二関門 |
40.09km地点 |
スタート15時間後(翌日 4:00) |
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第三関門 |
58.00km地点 |
スタート21時間後(翌日10:00) |
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ゴール |
71.50km地点 |
スタート24時間後(翌日13:00) |
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■ 受付 |
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受付会場はあきるの市五日市会館。JR五日市線 |
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■ 所持品 |
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以下の物が必要装備品であり、受付時に必ずチェックされます。その他本人が必要とする装備品に制限はありません。 |
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水 |
2リットル以上を要求される。 |
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雨具 |
形態は問われない。 |
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行動食 |
量や種類は問われない。 |
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ヘッドランプ |
予備のアルカリ・リチウム電池および予備電球も必要。マンガン電池は不可。 |
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防寒具 |
形態は問われない。 |
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以上の物をリュックに入れて持って行かなければなりません。私が装備したものを下記に紹介します。全てを入れると、重さ7kg近くになりました。先頭のランナーは随分軽量のようですが。 |
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水 |
タンクからチューブで飲むハイドレーション容器に入れる。 |
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雨具 |
ウインドブレーカー上に羽織るビニールを用意。 |
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行動食 |
おにぎり4個、エネルギーゼリー2個、大福2個、ビスケット、蜂蜜飴少々 |
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ヘッドランプ |
予備のアルカリ電池2組、予備電球、ペンライト(電池交換時に使う) |
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防寒具 |
ランニング用ウインドブレーカー上下 |
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その他 |
キャップ、伸縮ストック、手袋、タオル、ごみ入れビニール袋、貴重品、インスタントカメラ、ティッシュ、着替えTシャツなど |
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なお、ストックは使用可ですが、第一関門までは混雑するため使用はできません。それまではリュックに付けるように指示されます。 また、途中で他の選手や応援者から水、食事などをもらってはならないことになっています。全て自己責任の上で行動することが決められています。 |
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■ 着替え場所 |
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男女別に着替え場所があり、小中学校の体育館が用意されます。荷物は、貴重品はレース中所持し、着替えなど残りはここに置いて行けますが、レース中の警備は無いようです。 |
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■ トイレ |
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スタート会場には仮設トイレと体育館のトイレがあり、それほど混雑はしません。 コース途中には仮設トイレも含めて9カ所のトイレがありました。三頭山までは15〜20km間隔ですが、あとは10km以内にありますので、その都度きちんと用を足していけばあまり心配はありません。 |
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■ 参加賞 |
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ランニング小物やシューズなどを入れる紐付き袋(A3版ほどの大きさで便利です)。 |
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■ 完走賞 |
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完走Tシャツと完走記録証(当日発行)。ここのTシャツは完走者のみですので、価値があります。 後日、完走者全員に1人ずつフィニッシュ時に撮ってくれた写真を送付してくれます。ゴール時はポーズをとってフィニッシュして下さい。 また参加者全員に、途 |
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■ 途中経過表示 |
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途中経過は各選手がチェックポイントを通過すると同時に衛星通信を経由して、インターネット上に順位や時刻が表示されます。連盟のサイトにアクセスすれば、家にいる家族、友人も無事通過したことをリアルタイムで知ることができます。 |
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■ コース表示・距離表示 |
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・ コースは、分岐路はテープなどで表示があり、その他小さな表示板がコースを矢印で示しています。夜間になるコースでは、赤い点滅ランプが400mほどの間隔でコースを示しています。 ・ 距離表示は5kmごとにあるようです。私は5km〜60kmまでの10kmごと表示と、最後の「あと5km」の表示に気づきました。2003年は「あと5km」表示は無かったようです。 事前(当日も)に、専用山岳地図を購入できますので、それを持てば各山頂間の距離や標高がわかります。 |
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■ エイドサービス |
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正式な給水所は、第二関門(40.09km)のみです。 他にコース中に水場が5ヶ所あるということですが、コース近くですぐ分かったのは御岳山近くだけ(2003年はこれも見過ごしました)でした。レース中に探す余裕はありません。特に夜間は無理です。水場の水は期待すべきではありません。基本的には、スタート時に40kmまでの水(2リットル以上)を持ち、給水所で1.5リットル支給を受けることだけを考えていた方が良いと思います。2002年は気温が高く、私は明るいうちにかなり水分を取ってしまったので、最初2リットル持ったのですが、第二関門に着く1時間ほど前に無くなってしまいました。次に給水を1.5リットル受けても、それも第三関門(ゴール手前13.5km)で使い果たしてしまいました。気候によって最初に持つ量は判断すべきですね。とにかく水が無くなるとすごく不安ですので少し多めが良いと思います。私のイメージでは暑い日の場合2.5〜3リットルは必要。しかし2003年は気温は低かったので2リットルで十分でした。 |
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■ 注意事項 |
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・コースのほとんどが山岳ですので、トレーニングは特にランナーの場合は平地のみならず、山岳でやっておかないと完走は難しいのではないでしょうか(まあ当たり前かもしれませんが)。登りも厳しいですが、後半特に大岳山以降は下りが18kmほど続くので山に慣れていないと、膝にダメージが来ます。 ・ ストックは特に下りに有効で、よほど健脚な方以外は使用したほうが良いと思います。リュックにしまえるように、ストックはスキー用のものではなく、登山用の伸縮できるものを使うべきです。またショックアブソーバー付きのものが腕に負担が来なくて良いでしょう。(長時間使用すると腕にも負担がきて、ラストは筋肉痛が出ることもあります。) ・ ウエアはそれぞれですが、私は、暑かった2002年は、スタート時は半袖Tシャツ+ロングスパッツで、夜間は上を長袖に替えました。夜間はウインドブレーカーを上下着用する予定でしたが、気温が高く、第一関門で一度着ましたが、暑いので脱いで結局長袖Tシャツ+ロングスパッツで最後までき、夜が明けるとゴール近くは半袖でも良い位に暑くなりました。また2003年はスタート時は長袖Tシャツ+ロングスパッツで、一時上だけウインドブレーカーを着ましたが、三頭山から脱いでゴールまでそのまま行きました。 ・ ヘッドランプの乾電池は途中で切れることが予測されます(物にもよるが6〜8時間)。とにかく山は真っ暗ですから、交換時は別の明かり(ペンライトでも良い)があると便利です。私は以前、乾電池を転がしてしまい、探すのに一苦労しました(山は平らではないので転がります)。あるいは峠、山頂など係りの人がいる所は明るいので、そこで早めに替えることも良いでしょう。 ・ 途中リタイアは、山岳なので平地のマラソンと異なりどこでも出来ません。スタート地点まで送ってくれる車が来てくれる場所が限定されているからです。リタイア地点は7カ所(7km、22.6km、32.19km、38.02km、42.09km、49.77km、58km)あり、途中苦しくなっても我慢して次のリタイア地点まで自力で行かなくてはなりません。1時間以上かかるもの珍しくありません。また、第二関門月夜見駐車場(42.09km)、大ダワ(49.77km)には車が来ていますが、それ以外のリタイア場所は途中まで下山する必要があります。 ・
夜間は道を間違えることもあります。特に一人で行く場合、コース表示の赤いライトがなかなか見えない場合は、道を間違えた可能性があります。 |
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■ ショップなど |
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アートスポーツのショップ。レース後は飲み物、食事の出店などが2店ほどありました。 |
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■ その他の話題 |
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前回の写真を受付近くに掲示してありますので、前年に出場した方は一見してはいかがでしょうか。でも写真は有料です。また早く見ないとどんどんなくなりますので、時間に余裕を持って受付時についでに見るのが良いでしょう。 ゴール後、だんべい汁のサービスがあります。 希望者には300円でシャワーがありますが、会場から離れた所らしく1時間以上かかるようです。 参考までにコースの山の地名(読み名)を紹介。 市道山(いちみちやま)、三国峠(さんごくとうげ)、日原峠(ひばらとうげ)、人里(へんぼり=ちょっと読めない!)、小楓峠(こゆずりとうげ)、笛吹峠(うずしきとうげ=これも読めない!)、西原峠(さいばらとうげ)、生藤山(しょうとうやま) レース一週間後、全コース上の清掃登山が実施されます。これは無料でボランティアです。 |
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