ランニングから見たまち

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野川公園を走る

(2008.06.07)

管理事務所前のゴルフ場のような風景

 

■ 活動日

200867日(土)

■ 天 候

晴れ

■ コースマップ

※ 図中、赤ラインが今回のルート

野川公園の紹介

野川公園は左図のように、JR東小金井駅の南にあり、左のルートで行くと距離にして約1.6kkmのところにあります。最寄駅としては、この他に図には描いてありませんが西武多摩川線の多摩駅が、人見街道を歩いてほぼ1kmの場所にあります。

この公園はその名のとおり、野川という川が公園の中を流れており、自然な姿で残されています。「野川」は固有名詞というよりは一般名詞のようですが、れっきとした武蔵野を流れる川です。

ところで野川とは、国分寺市の日立製作所中央研究所内の池を水源としています。そして武蔵野の南部を斜めに流れ、最終的には世田谷区の二子玉川で多摩川に合流する多摩川の支流です(水源の写真は「まちを走るシリーズその11」で紹介)。野川沿いには遊歩道がかなりの部分で整備されています。(一部小金井の前原町あたりが未整備で遊歩道は一旦とぎれますが、ここもいずれ整備されるのではないでしょうか。)

また、野川公園の周辺は左図のように、緑の多い場所です。国際基督教大学に隣接していますが、この大学も野川公園以上に、非常に緑豊かなキャンパスです。奥の学生寮のあたりはまるでリゾート地のようです。また、野川公園の西にも、野川沿いに武蔵野公園がありますが、ここも野川公園に負けない広さを持つ公園です。

そして、国際基督教大学のほかアメリカンスクールも南側に

隣接しており、そのせいかこの公園では欧米人と思われる方々を多く見受けることが出来ます。おそらく近所に住んでいるのでしょう。

そして野川公園の中は、図のように都道246号線(通称東八道路)で分断されており、南北それぞれ少し雰囲気が違います。この公園はもともと国際基督教大学のゴルフ場であったということで、特に南側には広い芝生が残されています。管理事務所の位置も、正門から見るとそういえば何となくクラブハウスが立っているような場所にあります。北側には野川が流れていて、自然が沢山残っています。特に北側の国際基督教大学との境界線には、フェンスで区切った自然観察園があったり、自然保護のためバードサンクチュアリやほたるの里など立ち入り禁止の区域もあります。

この野川公園の中の「ちょっとクロカン風ジョギングコース」を紹介します。(上図赤ライン

■ 距離

東小金井駅〜野川公園北門        1.56km

野川公園内ジョギング一周        4.02km   (上図公園内赤線ライン)

■ コース紹介

東小金井駅〜野川公園北門

JR中央線東小金井駅写真@)南口を出ると、小さな駅前広場の先に、南方向に何本かの道路がある。どの道路も4mほどの狭い生活道路で、どれを選んで行っても真っすぐ南に走ると850mほどで連雀通りに出る。この連雀通りは片側一車線の少し広い通りで、小金井と三鷹を結ぶ道路。連雀通りに出ると左手にすぐに踏切が見えるが、これは西武多摩川線で、武蔵境から多摩川府中近くの是政までを結んでいる。この踏み切りを超えてすぐに右に曲がり線路に沿う(実際は住宅があり線路は見えないが)形で、南下すると約700800mで、野川公園の北門に到着する。公園が近づくと住宅街から緑が多くなり、少し下り勾配になる。

野川公園ちょっとクロカン風ジョギングコース

野川公園の南端に管理事務所(写真A)があり、その内側には芝生や食事をすることのできるテーブルが据え付けられている。売店(写真B)もあり、生ビールや焼き鳥などおつまみ系も取り揃っている。ここを基点に、公園内舗道を走り、北側では一部起伏のある野原を走る。

売店の後ろに舗道があり、ここからスタートする。公園外周に沿う形で左回りに曲がりながら走ると、公園を分断する東八道路(写真E)を渡る橋のところまで行く。このような橋は公園内に三つあるが、一番右(東側・三鷹寄り)の一之橋を渡ることになる。ここは、公園のほぼ東端だ。

橋を渡ると公園の北側。すぐに野川が見え、これに沿って左方向に走る。右手にはフェンスがあり、その向こうは自然保護区域。たまに、観察あるいは整備のためか人々が歩いている。野川に沿ってずっと走って行くと公園北門にまで行ってしまうので、最初の野川の橋のところで左折する。この間300mほど。右手に小さな建物があるが、これは自然観察センター。公園内の自然のことを紹介したり、公園整備の事務所にもなっているようだ。

このセンターの脇を通って草っ原(写真Dのような草原)に出る。上図では、左上の赤いラインが渦巻きを描いている部分。ここはコブの起伏があり、草の上で平坦でなく走りにくいところもあるが、ちょっとクロカン風のコースで面白い。砧公園内(都立公園シリーズの2で紹介)のコースにも似ている。ただし、日陰がないので、炎天下ではかなり暑い。この草原を二周走った後、また野川に戻る。そして北門まで行って左に折れ、舗道に沿って公園外周部を走る。北門から300mほど行き、また東八道路を渡る。今度は欅橋という陸橋で、これを渡ると南側に出る。

ここからは舗道に沿っていくだけ。左手公園内の原っぱには写真Cのようなキャンプ場もある。ちなみに、この公園は24時間開放。ここから管理事務所までの舗道周囲には大きな木々が茂り緑陰の気持ちの良いコースだ。先ほどの草原のコブを越えた時の疲れをここで癒すことが出来る。テニスコート、駐車場を右手に見ながら舗道沿いに走ると、管理事務所が見えてくる。この事務所の前から右を通って左回りに迂回するとまた売店の前に到着し、これでコースを一周。距離にしてみると約4.02km(地図上計測)。なお、公園の資料によれば、公園外周舗道沿いに走ると約3km。北半分だけだと約2km。南半分のみでは約2.4kmということだ。舗道のみを走るのも良いと思う。

■ 写真

@

屋根がテント仕上げの東小金井駅(現在工事中。下りのみ高架)

A

管理事務所

B

売店(生ビール、串焼きあり)

C

キャンプ場

D

原っぱにはコブもあります

E

東八道路

 

 

 

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