新潟大学空手道部 ウェブサイト

「新潟大学空手道部」の名称を使用している団体について


 令和3年(2021年)6月、管理人である寺尾あてに、ある人からメールが届いたことで、その事態は発覚しました。

 内容は、「新潟大学空手道部が復活したかのような内容の記事がインターネット上に掲載されているが、どうなっているのか」というものです。

 連絡を受け、すぐに管理人が調査を実施したところ、SNSの一つである「Twitter(ツイッター)」において、


    新潟大学空手道部@新歓活動中!
    @shindai_karate


というアカウントが存在しており、自分たちの部活動を「新潟大学空手道部」と呼称している状態であることが判明しました。

 そして、そのアカウントのツイートを確認したところ、令和3年(2021年)3月9日付けのツイートにおいては、自らの団体の事を「新潟大学糸東流空手道部」と呼称しているのですが、同年3月31日のツイートでは「空手道部」、同年4月20日のツイートでは「新大空手道部」、同年4月28日のツイートでは「空手道部」、同年6月20日時点で確認できるプロフィール画面では「新潟大学空手道部」と呼称するに至っています。

 なお、ツイッターの他に、SNSの一つ「インスタグラム」でも、新潟大学糸東流空手道部の紹介文で「どうも!新潟大学空手道部です!」という文章を掲載していることが判明しています。インスタグラムのアカウントも「shindai_karate」です。


 以前から、このウェブサイト上でも表明しているとおり、我々新潟大学空手道部は、その呼称を他団体に使用させることは認めておらず、新潟大学糸東流空手道部に関わるこの件では、新潟大学糸東流空手道部側から連絡は受けていません。


 また、令和3年6月21日の時点で、新潟大学学務部に問い合わせをしたところ、

「新潟大学には現在、『新潟大学空手道部』という名称で、活動を認められている団体は存在していない」

という回答がありました。


 これらの調査結果から、
 「新潟大学糸東流空手道部が、『新潟大学空手道部』の呼称を、部活動の正式名称ではないにも関わらず使い始めた」
という結論に至りました。



 現在、対応を検討中でありますが、近いうちに新潟大学糸東流空手道部に連絡を取り、「新潟大学空手道部」の名称を使うことになった経緯の説明を求める予定です。



 改めて御説明いたしますが、

    ・ 新潟大学空手道部は「新潟大学空手道部独自で作り上げてきた流派」であり、糸東流ではないこと
    ・ 新潟大学空手道部は、令和3年時点では残念ながら休部状態であること
    ・ 令和3年6月時点で、「新潟大学空手道部」という名称で新潟大学学務部から活動を認められている団体は存在しないこと


 以上の点について、皆様には御了解頂きたく思います。

 新潟大学空手道部OB会事務局には既に連絡済みです。

(令和3年6月21日)








令和3年6月21日追記
令和3年6月21日午後8時10分ころ、新潟大学糸東流空手道部のウェブサイト質問フォーム(https://peing.net/ja/shindai_karate#question-form)に以下の内容で質問を送信いたしました(以下の太斜字部分が送信内容)。



新潟大学糸東流空手道部 御担当者様

初めて連絡いたします。
私、新潟大学空手道部(現在休部中)のOBであり、本部直轄の広報担当をしております「寺尾 旭」と申します。

糸東流空手道部さんのツイッターアカウントの内容が「新潟大学空手道部」となっていたり、「新大空手道部」「空手道部」という単語を使用されているようですが、その件で私の所にも問い合わせが来ているため、連絡させていただきました。

「新潟大学空手道部」及びその略称であると社会通念上判断されるような名称を使用するようになった経緯や、「糸東流」を記載しなくなった経緯をお聞かせください。

我々新潟大学空手道部のOB会は、現在もこの名称を公的に使用しており、他団体に使用させることは認めないということをウェブサイト上で明記しております。

新潟大学学務部に確認したところ、現在活動中の部活動で「新潟大学空手道部」という名称を認められているところは存在しない、という回答もありました。

以下のメールアドレスに回答をいただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

terao@diamond.biglobe.ne.jp

新潟大学空手道部 広報担当
寺尾 旭





 令和3年6月21日時点では以上になりますが、事の重要性に鑑み、この件については進捗状況をある程度公表していく予定です。
 ただし、やりとりの内容を全て公開するつもりはなく、個人情報や機微に関わる部分、私が「公開すべきではない」と判断した内容は伏せさせていただきます。






● 令和3年6月23日
 午前9時過ぎ、新潟大学学務部に連絡。
 事案の概要を説明し、
    ・ 6月21日午後8時10分ころ、質問フォームを利用して新潟大学糸東流空手道部に質問したこと。
    ・ 現在、新潟大学糸東流空手道部からの回答待ちであること。
    ・ 今回の質問では、回答期限を敢えて設定しなかったが、一定期間回答が無い場合は回答を促す連絡をする予定であること。

を伝えたほか、

    ・ もし、新潟大学糸東流空手道部側による「当部の名称を『新潟大学空手道部』に変更したい」という要請があった場合には、現在問題となっている状況を考慮し、安易な対応は避けてもらいたい

という旨を新潟大学学務部に要請しました。






● 令和3年7月11日
 6月21日に質問を送信して3週間が経過しますが、新潟大学糸東流空手道部側からの回答はありません。
 当初、回答が無い場合には新潟大学学務部経由で回答を促すことも考えておりましたが、新潟大学空手道部OB会事務局と協議した結果、管理人対相手方という形ではなく、組織として対応をすることとなりました。





 以上に説明した通り、この件については組織的に対応することとなったため、この件についての経緯の公開は、ここまでとします。

 今後、またここに記載するような事態の発生もあるかもしれませんが、御承知ください。