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○ 自閉症は生まれつきの脳障害で、見たり聞いたりした情報の処理方法が
普通の人と違います。
○ 最近では、軽度も含めると自閉圏の人は100〜200人に1人の割合でいると言われています。
○ 4:1の割合で男性が多いです。
○ 自閉症は親の躾や環境で後天的になるものではありません。
○ 療育などにより症状を改善することは出来ますが、治ることはありません。
○ コミュニケーションが取りにくく、自分の気持ちを表現したり人の気持ちを
汲み取る事が苦手です。行動も自分勝手に見えることがあります。
○ 言語を持たない人もいますし、言葉が発達するとしても遅れます。
遅れがほとんどない場合もあります。
○ 言葉を正しく理解し使う事と、人と適切に関わる事がとても苦手です。
○ アイコンタクトやジェスチャーなども理解しづらく、目を合わせなかったり
逆に見過ぎる事があります。
○ 社会のルールが飲み込みにくく、常識やマナーを身に付けるのは大変難しい事です。
○ 同年齢の友達を作るのは難しいです。
○ 感覚の違いがある人もいます。
雨が針のように痛い人、服が痛いので締め付ける服装で痛みを和らげる人、
逆に痛みに鈍感で火傷などの怪我に気付かない人、光が眩し過ぎて外出する時には
サングラスが外せない人、汗をかかず体温調節が出来ない人、
補聴器を付けているように全ての音が聞こえてしまい、騒がしい場所に恐怖を感じる人、
(普通の人は必要な音だけ聞き分けるフィルター機能を持っています)
「右、左、右、左」と意識していないと歩けない人、
時々、唾の飲み込み方を忘れてしまう人・・・
○ 手をひらひらさせたり、くるくる回ったり、前後に体を揺するなどの動作を
繰り返すことがあります。
○ 道順や着替えの順序、同じ日課などのこだわりを持つこともあります。
これらの決まり事に少しでも変更があると、自閉症の人は不安や苦痛を感じます。
○ 自閉症の人は時折パニックを起こし、自傷行為や破壊行動に及ぶ事もあります。
これは自分の世界を邪魔された時、怒りや恐怖のため、自分を守るためであり、
他人を攻撃しようとしているのではありません。
○ 自閉症の人は、描画・音楽・計算・記憶力など高い能力を持っていることがあります。
○ 自閉症は、知的障害・学習障害など別の発達障害や、てんかんを合併することもあります。
○ 知的障害との違いは・・・
知的障害はどのスキルも全体的に遅れますが、自閉症の人はスキルによって
発達にばらつきがあります。ある領域(コミュニケーションや対人関係)では、
発達に遅れが見られるのに、別の領域では比較的良く発達します。
○ 自閉症の多くの人達は、周りの世界を理解するにつれて、社会のルールを覚えたり
人への対応の仕方が良くなります。
○ 知能に遅れが無い(大体IQ70以上)自閉症を『高機能自閉症』、その中で
子供の頃に言葉の遅れが無かった場合を『アスペルガー症候群』と言います。
○ ある程度言葉を理解していますが、裏を読むことが難しく言葉通りに受け止めてしまい、
冗談や社交辞令が通じない事が多いです。
○ 思った通りに口にしてしまい、悪意無く人を傷つけてしまう事があります。
○ 自分の興味のある事を一方的に話し、会話にならない事があります。
○ 高機能自閉症やアスペルガー症候群の人は、知能が低くないために「単なるわがまま」
「親の躾が悪い」「やれば出来るだろう」と周囲に誤解されやすいようですが、
コミュニケーションと対人関係の障害を必ず持っています。
発達障害と広汎性発達障害は同じではありません。
発達障害の中に知的障害・脳性麻痺・広汎性発達障害・学習障害(LD)・
注意欠陥多動性障害(ADHD)・があり、広汎性発達障害の中に自閉症・アスペルガー症候群・
レット障害・小児期崩壊性障害・非定型自閉症などがあります。
広汎性発達障害のことを自閉症スペクトラム(連続体)とも言います。