東海バス　「ラブライブ！サンシャイン!!」ラッピングバス

「ラブライブ！サンシャイン!!」　ラッピングバス
Wrapping bus of “Lovelive! Sunshine!!”, one of Japanese cool animation (TOKAI BUS version)

　東海バスオレンジシャトル（現東海バス沼津事業所）では、2016（Ｈ28）年７月９日より、人気アニメ「ラブライブ！サンシャイン!!」（以下「ＬＬＳ」）のラッピングバスを運行しています。
　ＬＬＳとは、学園存亡のピンチを救うべく奮闘する、「スクールアイドル」なる現役ＪＫのアイドルグループ「Aqours」の青春を描いた、「ラブライブ！」シリーズの第２弾（…という説明で宜しいですか？ファンの皆様）で、舞台が沼津市、ＪＲの駅がある中心部とは駿河湾を挟んで反対側に位置する内浦地域と設定されています。劇中では、東海バスの姿も見られたとか。
　内浦地域に路線を持つ東海バスオレンジシャトル（当時）がＬＬＳに協賛し、Aqoursのメンバーを描いたラッピング車を運行しているというものです。９月には若干マイナーチェンジが行なわれました。
　2017（Ｈ29）年３月25日より２号車、同年11月18日より３号車も運行を開始。2018（Ｈ30）年には、初の高速車となる４号車がデビューし、三島～新宿線「三島エクスプレス」で運行されています。
　さらにその後、一般路線車では５・６・７号車も相次いでデビュー、伊豆箱根バス・富士急シティバスと併せて、単一アニメ作品のラッピングバスとしては、最大の規模になっています。
　今回、東海バス７台全車の前後左右のデザインをご覧頂きます。画像若干大きめで大サービス？です（これ以上の拡大はしません。ご了承下さい）。
　記載事項は全て、2025（Ｒ７）年１月１日現在。東海バスオレンジシャトルは2020（Ｒ２）年４月１日、他の東海自動車グループの運行部門４社と合併、（新）東海バスとなっています。

　キャラクターの配置は、５台とも共通です。
　公式側　…　（前から）津島善子（ＣＶ：小林愛香）・国木田花丸（ＣＶ：高槻かなこ）・小原鞠莉（ＣＶ：鈴木愛奈）・黒澤ルビィ（ＣＶ：降幡愛）
　非公式側　…　（前より）高海千歌（主人公　ＣＶ：伊波杏樹）・桜内梨子（ＣＶ：逢田梨香子）・松浦果南（ＣＶ：諏訪ななか）・黒澤ダイヤ（ＣＶ：小宮有沙）・渡辺曜（ＣＶ：斉藤朱夏）

６号車　沼津230あ1571（1571）
ＪＲ東海が2023（Ｒ５）年６月に展開したコラボ企画「沼津ゲキ推しキャンペーン」第３弾に協賛し、同年７月１日より運行を行っています。コスチュームはＪＲ東海の制服。
（撮影は全て、202４（Ｒ６）年12月10日　ＪＲ東海リリース時から、車両の運用時刻が変更になっているので注意）

後面　Rear
このコラボイラストは、柿田川公園の駐車場の半券でも使われているらしい。

後面　Rear
「CONTINUE」（私はよく解らないが、太田出版が刊行する、アニメや音楽を扱う雑誌らしい）誌Vol.58の表紙をあしらっています。「『ラブライブ！』シリーズと、その音楽。」が特集だったらしい。

非公式側　Right side

公式側　Left side
この車両では、キャラクターは火照ちげ氏が描き起こし、背景の柿田川公園はＵ５Ｋ氏が撮影。柿田川公園は、スピンオフ作品「幻日のヨハネ」の舞台の一つのモデルになったとされている。中ドア部の鞠莉の部分に影がかかってしまって、こちらもゴメンナサイです。

公式側　Left side

運行ダイヤやラッピングバスグッズ等の情報については
東海バス公式Ｗｅｂ
http://www.tokaibus.jp/

アニメそのものや、関連イベント等の情報については
「ラブライブ！サンシャイン!!」公式Ｗｅｂ
http://www.lovelive-anime.jp/uranohoshi/

※　直リンクは（していいのかよくないのか解らないので）しません。閲覧者の側で直接、このアドレスを入力してアクセスしてください。

１．　これから「見る・撮る・乗る」ために行かれる方々、
・　車外では事故に注意を。市中心部は交通量が多く、ローカル区間では道幅が狭い所もあります。車内では、空席があったら着席し、降車時は、完全に停止するまでその場で待機を。
・　他のファンの方々、ドライバーを初めとする関係者の方々、何より一般の乗客や沿線の住民の方々とのトラブルは、絶対に起こさないように。
　この２点は必ず守りましょう。

２．東海バスは2022（Ｒ４）年３月30日より、ＰＡＳＭＯを全一般路線に拡大導入した。全国相互利用対象カードで利用できる。
参考：沼津駅～沼津港　200円
　　　沼津駅～あわしまマリンパーク　740円
　　　沼津駅～三津シーパラダイス　900円
　　　沼津駅～重須　990円
　　　沼津駅～らららサンビーチ　1,180円
　　　三島駅～柿田川湧水公園前　280円
　東海バス一般路線全路線が利用できるフリーきっぷが発売されています。２日券4,900円・３日券5,600円。小田急電鉄のＭａａＳアプリ「ＥＭｏｔ」でも発売（「ＥＭｏｔ」のみ、大人１人に付き小児は５人まで１枚500円）。

３．ＪＲ東海が発売している「富士山満喫きっぷ」で、沼津駅～伊豆三津シーパラダイス間（＋伊豆箱根バスＬＬＳラッピング車運行路線（伊豆長岡駅～沼津駅・三津シーパラダイス・長岡温泉）・鉄道の駿豆線）の乗車が可能。大人3,120円（三津シーパラダイスから先は別途支払い必要）。新所原以東のＪＲ東海在来線主要駅及び旅行会社で発売（熱海は新幹線駅で発売）。有効１日。詳細はＪＲ東海公式ＷＥＢで確認を。
　なお、ＪＲ東海の熱海～函南・国府津～下曽我（及び米原～醒ヶ井）間は2021（Ｒ３）年３月13日よりＴＯＩＣＡを導入しているが、Ｓｕｉｃａ首都圏エリアなど他ＩＣカードエリアとの、ＩＣカードでの通しの利用は引き続きできないので、要注意。事前の乗車券の購入が望ましい。

　西浦線に関しては近年運行規模が縮小しており、江梨～大瀬岬間が2021（R３）年３月31日を持って廃止になった他、残存区間も減便が相次いでいる。沼津からの（木負農協より先へ行く）江梨行の初便は13時30分、江梨・木負農協からの沼津駅行最終バスは17時台なので、「聖地巡礼」をされるなら要注意。
　木負農協からは、江梨・大瀬岬経由戸田（へだ）行の予約制乗合タクシー「ふじみＧｏ！」が運行されており、木負農協で東海バスと接続する。利用便の１～２時間前（１・２便は前日17時）までに予約が必要。便によっては、予約状況に拠り江梨・大瀬岬を経由せず、真城（さなぎ）峠経由で運行される場合があるので、予約時に確認されたい。自由乗降制（らららサンビーチは「ふじみＧｏ！」ではバス停の設定がないので、予約時に乗降をする旨伝えておく必要がある）。東海バスの各種フリーきっぷ・交通系ＩＣカードは利用不可。
　予約は戸田交通（0558（94）3456）、その他時刻・運賃・利用方法等、運行情報の詳細については、沼津市の公式ＷＥＢへ。