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【ダンジョン日報2】 第29号 06年10月08日

『おまけマンガ タック君』

 いつも第一面の見出しだけでは何なので、たまには4コママンガのコーナーでも覗いてみることにしよう。

タック : 3人でマイルフィックって倒せるかなぁ?
GM : 4人、4人。誰を省いてるんだ(笑)
タック : あ、NPCもいる?(笑)
GM : っていうか、デフォルトで誰か忘れ去られてる…(笑)
タック : あ、自分忘れてた。窓のキャラ数だけ数えてたよ(爆)
リコル : タック…しっかり…(笑)

 ……こういうところのおまけマンガというものは、えてして笑いどころがわからないものである。




今回のトピック  『魔王の瞳に映るもの』


GM : さて…では皆様。セカンドでB10でよろしいですか?(笑) B10に潜る場合、ザトンの腹心最後の1体、魔王マイルフィックとの対決が待っています。

ジン : 通称マルちゃんですね。
ザトン@GM : 「こうも簡単に2体の守護怪物(スフィンクス)が倒されるとは…」
マイルフィック@GM : 「心配ありませんHAL。俺が必ず防衛します」(何)

 目指すはマイルフィック。そして手に入れるのは村正か魔王の瞳か。
 ここしばらく火花を散らしていた2人のアイテム争奪戦、ここに決着か?!

ジン : 騎士も司教も居ないけど、生きて帰れるかな(笑)
リコル : ……初の全滅パターンもあるかもしれない。

 とにかくまずは、倒せるかどうかが問題だ。







今回の参加メンバー


トリガ
怪盗/レベル7


ジン
侍/レベル8


リコル
魔法剣士/レベル7

タック
魔導師/レベル7

チャック
ファミリア/ウィスプ
 



◆ドルアーガの酒場◆ 浮くチャック
タック : 今回はファミリア、奮発して、ウィスプにしようかと思うんだー。
GM : お。最強のファミリアがついに。
ジン : それはありがたいー。
GM : ちなみにファミリアの恩恵は術者だけです。
タック : 僕のダメージが半減しただけでも、心配が減るでしょ。
ジン : ですね。
GM : では、フワフワした魂のクリスタルが、チャックに宿りました。
タック : これでよし、と。
ジン : そして、浮かぶチャックさん。
タック : チャックがふよふよ飛んでいる(笑)
GM : ひゅ〜〜〜〜どろどろどろどろ…(笑)
ジン : はう!?
タック : 違うよ! 今回はアンデッドじゃないよ!

 適当RPGの世界では、ウィル・オー・ウィスプはアンデッドです。


トリガ : 壁に沿ってしか動けなくなるチャックさん(笑)
タック : チャックはヒモつけてひっぱろう。そして曲がり角ごとに壁にぶつかる(爆)
GM : ひどす(笑)
タック : だって勢いついたら止まんないんだもん。
ジン : かわいそうだから、つかみますよ(笑)
タック : しょーがないなー、じゃあ、僕の頭に乗っかってるといいよ。



◆玄室A◆ 取り残されたジン
GM : いきなりドア2つある玄室で。トラップは…イカサマ師の呪い。
トリガ : B10だと、解除の目標値が18もあるんですよねえ。《七つ道具》とTP1点使いますね。
タック : ダンジョンに呪いかけるイカサマ師ってどんな人なんだろ。
GM : 大昔に、何かのゲームブックで、ダイス目を操作できる「イカサマ師の篭手」ってアイテムがあって、それが元ネタです。ちなみに逆にダイス目がファンブルになる「貧乏くじの篭手」というアイテムもあった(笑)
トリガ : (コロコロ)呪われてました、17で解除失敗です(泣)
タック : きっと外国のゲームブックだよね。訳者のセンスが光って(かちーん)【石化】。
GM : イカサマ師の呪いが発動。古代語魔法、盗賊の技の使い手は全員【石化】します。
トリガ : 【石化】中です。
リコル : (ジン頼んだからねという視線で【石化】)

 ジン以外の全員が【石化】した。





◆玄室D◆ 寝るドラ

 ジンが【石化】を解除。一行は先に進む。しかし次の玄室で彼らは、退却を余儀なくされるかもしれない相手と対面した。


GM : 現れたのは、ドラゴンゾンビ×2、 ファイアドラゴン×2です。
タック : ドラドラ。
リコル : 奇襲ない!…けど(笑)
GM : さて、二百年前の小説でも今最も旬なモンスター、2種類取り揃えての登場です。

 詳しくはもーじょさん執筆の【適当ノベル】〜 Dragnir 〜参照。(mixi内にリンクしています)


GM : 敵は全員【竜の力】で【腐食の息】あるいは【炎の息】の予定。
トリガ : 《壊呪》×2と《眠りの雲》でなんとかなりませんか?
ジン : それは、また白兵が私だけという?
リコル : 「ねえ…ジン…?」
ジン : 「すいません、ドラグニル! ドラグニル!」

 ドラグニルを持つ魔法剣士リコルは、「敵にかける魔法」と「白兵戦」を同時にこなすことができる。


タック : どっちみち、「全部がうまく決まれば」1人だったとしてもなんとかなると思うけど(笑)
トリガ : MR36になりますものね(笑)

 全部がうまく決まった。
 タックが《眠りの雲》の得意っぷりを発揮し、



タック : あっはは。達成値54とか出しちゃった(笑)



 ファイアドラゴンを全部眠らせた。
 リコルとトリガが《壊呪》を連発し、



リコル : (コロコロ)19! 出たー(笑)
トリガ : 一回まわって18でした。



 ドラゴンゾンビは解体された。
 眠いファイアドラゴン2匹を白兵戦で、



リコル : (コロコロ)達成値、なんか36。
ジン : (コロコロ)45発です。



 吹っ飛ばした。そして。



GM : 女性陣に死体処理を押し付ける野郎どもであった。
タック : ほらチャック、ちゃんと探してー。



 宝物判定でオチまでついた。





◆玄室E◆ 魅惑の宝より魅惑的?
GM : これで3つめの玄室ー。またトラップ…魅惑の宝。
タック : 消耗少な目でマイルフィックのところまで……きゃーー!!
GM : あははははは(笑)
トリガ : 《七つ道具》とTP1点使用します。(コロコロ)TP使って振りなおし+ダイス増加で、もう2点追加です(泣)
ジン : うああああ。
トリガ : (コロコロ)19。ギリギリ解除に成功しました。
GM : いっそ一回くらいかかってみたらー?(笑)
ジン : 解除できたなら、それでいいんだ…
トリガ : 4−2−2で身かわしのローブです>ボーナス
リコル : 「今使ったらよさそうなものが」
ジン : 「タック君、羽織ってみては?」
タック : 「僕が今着てるものが」(笑)
ジン : 「買ったんだ」(笑)
タック : 「うん(笑) ちゃんと赤色のローブにしたんだよ、ほらほら」
トリガ : 「じゃあ、私が装備させてもらって良いですか?」
ジン : 「いいんじゃないですか?」
タック : 「どぞー」
トリガ : 「なんか見られてると恥ずかしいので、向こうの影で着替えてきますね」(笑)
タック : 「いいじゃん、ここで着替えちゃえば」
ジン : 「リコさんが居るから、気を使っているんでしょう」
タック : 「あ、そっか」

 くどいようだが、ジンとタックはトリガを男性と思っているのであった。





◆玄室F◆ 魔王の瞳に映るもの

ジン : あ、エクスカリバーにもちかえます。
GM : ジン、色んな武器持ってるねえ。(笑)
ジン : 侍って、背中にたくさん武器背負っているイメージがあるのですよ。兄もそうでしたし。
GM : 弁慶じゃないのそれ?(笑)
タック : ギルガメッシュー。


GM : では、準備が整ったなら…マイルフィックの部屋です。
タック : 部屋中にニワトリの飾りものがあったり(何)
マイルフィック@GM : 「お前達で2度目だな。我輩の部屋に来た冒険者どもは」
マイルフィック@GM : 「そして我輩もまた、2人目のマイルフィック。『混乱を巻き起こす者』なり」
トリガ : 「今までの敵とは、威圧感が違いますね」
マイルフィック@GM : 「我は不死の魔王。力衰えたりといえど、肉体が滅ぼされてもその魂は不滅。なぜなら死んでも次のマイルフィックが即座に補充されるから」(笑)
ジン : 「ということは、一度目はせ、、セニアですか!?」
ジン : 「うわーセニアが来た部屋です、セニアが立ってた床ですよーっ!」
トリガ : 「落ち着いてください、ジンさん。なんか危ない人みたいですよ」
ジン : 「ふふふ、ち、近づいてきた、追いついてきました……」(聞こえてない)>トリガさん
マイルフィック@GM : 「汝らこそが……かの『古の護符』の継承者となり、ザトンの思念を解放する最初の者たちとなるや否や?」

タック : 私が死んでも代わりはいるもの(何)
トリガ : (ネクストバッターズサークルに入って、素振りをしているマイルフィック(笑))
GM : その昔、ウィズのモンスターで野球をやるカードゲームがありました。
リコル : その発想が、おかしい(笑)
タック : ウィズボールだー(笑)
GM : 知っているのか雷電…じゃなくてタック(笑)
タック : 何故か名前だけ知っている不思議。ウィズそのものを知らないのに(笑)





◆第1ターン◆ ボスから潰せ
GM : 戦闘開始。敵はマイルフィックウィルオーウィスプ×4
マイルフィック@GM : 「フーフー吹くなら…この俺のためにファンファーレでも吹く方が似合っているぞッ!」 《爆裂究極》の予定。
リコル : 私が《全治療》にまわったら、ウィスプがつぶしきれなくなりそうだし…
トリガ : こっちも攻撃魔法をマイルフィックにどんどん撃ち込みますか?
トリガ : 《戦姫の槍》なら、ウィスプの障壁に関係なく、マイルフィックにダメージ与えられませんか?
GM : ダメージをすべてマイルフィックに割り振るなら、無関係ですね。
リコル : 先に、マイルを落とす作戦?
タック : 落としそこなうと、後が厳しい気もするけど…。HP100か。どうかなー。
トリガ : タック君とジンさんにTP使って槍を撃ってもらえば、倒せるような気もするんですが。
タック : やってみてもいいけど。向こうも全力で抵抗してくるとは思うけど。
トリガ : タック君が撃つ魔法に必死で抵抗されるのは、むしろ歓迎です。攻撃にまわされる分が少なくなりますから(笑)

リコル : ……今…欲しいよね、シルヴァンボウ(笑)
ジン : む、村正が危ないっ



 こうして、マイルフィックから全力で潰すという作戦が開始された!
 果たして2発の魔法で倒しきれるのか。





◆第1ターン◆ 《戦姫の槍》クロスアタック
リコル : ジンに《加速》するよ。
GM : ターン開始時にリコルの《加速》が、ジンにかかった。
タック : じゃあ、ジンさんと僕で、《戦姫の槍》のクロスアタック!
リコル : 一本ですむ予感バリバリだけど、クロスアタックいいねv
タック : TPは4点入れていく。(コロコロ)達成値が46で、倍にして92をマイルフィックに。
マイルフィック@GM : 「ぐ…この我輩を誰だと思っておるのだ!」 BP5点を入れて抵抗。

ジン : GMが…。
タック : すごい出目……。


GM : 抵抗値は48! マイルフィックはタックの魔法に抵抗した。ダメージは46止まり。
マイルフィック@GM : 「はははは。諦めろ。諦めろ人間」
タック : 「へへー、僕の魔法だけだと思ったら大間違いだよ。ジンさん今だ!」
ジン : TP4点で、《戦姫の槍》を。(コロコロ)24発です。倍にすれば48ですが…
GM : それは、BP入れるまでもなく抵抗だね(笑) ダメージは24止まり。でも痛いな。合計で70も来てる(笑)
タック : あと30点かー!
マイルフィック@GM : 「死ねィ!」 【闇の力】で《爆裂究極》!
トリガ : とりあえず、爆裂を《目くらまし》します。
GM : では打ち消された。
タック : ふう。一回は何とか。あせったー。
ジン : 助かりますっ。



◆第1ターン◆ 圧倒的じゃないか魔王軍は
GM : んじゃ、白兵になるけど…いいかな? 敵はマイルフィック、ウィスプ×4がそのまんま襲ってくる。
タック : が、がんば…れー。
GM : 白兵参加できるのはジンとリコルだけだね? マイルフィックは…ここはBP3点使うか(笑)
リコル : 130+BP3か…

リコル : (コロコロ)一個しか回らないよー38。
ジン : (コロコロ)42発です…


GM : うい、では…あ、しょぼい。こちらの合計は136。
GM : 合計80か。んで【幽体】が発動して40対136。敵の96アップ。お一人様48の貫通ダメージ+【麻痺】!

リコル : あーダメ、これは死ぬ。TP使用。
ジン : TP1点使います。からだがしびれる…。


GM : で、《魔法の盾》で2ずつ減る。46になる。10点と9点がトリガとタックに降り注ぐぞ。貫通ダメージで(笑)
タック : うわ、こっちに来た(笑)
リコル : トリガ、タックも【麻痺】しちゃう!?
GM : ちなみにこのダメージは、白兵戦によるものではないので【麻痺】は来ません。安心してね(笑)
トリガ : よかった(笑)
タック : 10点もらってチャックが半分もってくれる。
チャック@GM : 「ご主人様、お守りするドロ」(何)
ジン : どろ!?
タック : ファミリア:ウィスプが発動してるっていうよりも、チャックを持って盾にしてるようなイメージだよー(爆)



◆第2ターン◆ 魔王を屠る者
GM : 次のターンですね。
リコル : タックにまかせよう。…こっちはウィスプ対策に回るよ。
タック : 僕がマイルに行く。爆裂には爆裂。マイルフィックを中心に《爆裂究極》。

リコル : 爆裂は全体だから、ウィスプの【魔法障壁】の影響受けちゃわない?
GM : うにゃ、ダメージの割り振りに気をつければいいよ(笑) そういう処理にしないと【魔法に弱い】と【魔法障壁】が一緒の時になんだかややこしいし(笑)


タック : TPを2点。(コロコロ)いった! 達成値で41!!
トリガ : やった!
マイルフィック@GM : ぐ…それは… 「バ、馬鹿な…この我輩が…手下より先に逝くなんて…」(消滅)

 マイルフィックは倒れた。





◆第2・第3ターン◆ 掃討戦
ジン : 残りはウィスプっ
トリガ : あとは、《壊呪》とか《邪霊退散》でウィスプの数を減らしていけば。
リコル : じゃ、《壊呪》にしちゃっていい? ジン、【麻痺】のままで大丈夫?
ジン : しのぐ分には。
リコル : おけ。ウィスプ一体に《壊呪》。…(コロコロ)…昨日の調子だ……12でたけど…。
GM : ああ、よかったね。ウィスプのZLは12だからかかってる(笑)
リコル : …ギリギリ同点。
GM : ウィスプ残り3体。んで白兵ー。
タック : がんばっ!がんばっ!がんがんがんばっ!

リコル : んー、TP入れない。(コロコロ)20、みんな後はよろしくー
トリガ : 《不意打ち》+TP1点で白兵突入です。(コロコロ)【強打】になってるのに…、26です。
タック : 生き残ってねみんなー。
ジン : 自分に《精神高揚》を。(コロコロ)49発。これでなんとかっ


GM : 95か。半減して48対60。敵の12アップ。3人に4点ずつ…カチン(笑)
ジン : …よし、しのぎました。


GM : 次のターンね。
トリガ : あとは、《壊呪》を連射しましょう(笑)
リコル : 《壊呪》2…3連?
タック : 間違ってチャック=ウィスプを《壊呪》しないでね(笑)
GM : く、鬼火に向かって鬼かおまいら(笑)
トリガ : お、鬼とはなんですか。呪いを解いて、迷える魂を解放してあげてるんですよ(笑)
ジン : 「魂の開放……ですか」

リコル : じゃ、《壊呪》。(コロコロ)今度は18、一体消えー。
トリガ : (コロコロ)私は16。もう一体撃破です。
タック : (コロコロ)26だったー。撃破撃破。


GM : ちょwwwwこの魔法wwwwお手軽すぎw
タック : 「ふー。なんとか勝ったー」(へにゃー)
ジン : 「魂の開放……魂の開放なんですねー…」
リコル : 「んー、どーしたのジン」
トリガ : 「さっきまですごい興奮してたのに、急にしんみりしだしましたね」
ジン : 「いや、別に…」

GM : ウィスプの強敵伝説が割合あっけなく切り崩されてりゅー(笑)
リコル : ウィスプは充分強敵だよーー!
GM : む。考えてみればこの魔法使えば、ミスリルゴーレムとかにも割と簡単に勝てるんじゃ…(汗)
トリガ : ふふふ、その通りですよ(笑)





◆玄室F◆ 魔王の瞳か村正か

 ついに運命の宝物判定の時は来た。
 シルヴァンボウの材料、魔王の瞳が出るか。最強の侍ソード、村正が出るか。
 はたまた失敗して全然違うものを手に入れてしまうのか。



トリガ : (コロコロ)35で村正です。



 あっさり村正が出た。


GM : お、村正出ましたな。
ジン : 「あ、……村正でよかったんですか?」
トリガ : 「良いですよ」
ジン : 「かたじけないです…」
ジン : 「村正ですか…」(スラリ)
タック : 「これが、村正…。ママもこれを……」



◆ドルアーガの酒場◆ 護符の秘密

 さて、帰還した一行。いつものようにドルアーガの酒場で経験値と収入の計算をしつつ、くつろぎタイムである。


リコル : 「ところで私らマイルの超重要な伏線セリフ、聞き流しまくり」(笑)
タック : 「ジンさんがわたわたしてるのに気をとられてたっけ。え、もしかして誰もマイルフィックの前口上を聞いてなかったの?」(笑)
トリガ : 「え? なにかありましたか?」
GM : このパーティにシリアスはむりだ。そう確信した瞬間だった(何)
ジン : 「そういえば、マルフィックさんが古の護符がどうとか」
リコル : 「汝らこそが……かの『古の護符』の継承者となり、ザトンの思念を解放する最初の者たちとなるや否や?」だね。
リコル : 護符ってーとファーストが取り損ねて赤っ恥体験したなんかしらんけど重要アイテムとしか知んない(笑)
タック : 「そう。その事件がなかったら、ママたちが行方不明になることもなかったのになー」(タック視点)
ジン : 「ザトンの思念を開放する……?」
ジン : 「ザトンが思念体ということか?……それではまるで…」
ジン : 「まるで、護符が魂を縛り付けているようなニュアンスでしたよね」
タック : 「でも、ザトンは邪悪な魔導師なんでしょ、倒さないといけないんだよね」
ジン : 「……邪悪、かぁ」
タック : 「だって、こんなモンスターまみれのダンジョン作った魔導師だよ? みんなそう言ってるし」
ジン : 「どうも嫌な予感がしますね」
タック : 「ママたちが倒したはずなのに、まだそこにいるってことは、やっぱりその『護符』とかいうのが関係してるのかなー」
トリガ : 「色々な事柄の中心に、護符が関係してるのは間違いありませんね」
GM : さて、果たしてセカンドパーティは、ファーストが為しえなかった護符の奪還ができるのか? 奪還したら、また新たな物語の展開がある…かも。
ジン : 「そうですね…。次で、終わりなんですね」
タック : 「んと、僕の目的はママを探すことで、ザトンを倒すことじゃないんだけど。もっと深くにママがいるんなら、もっと深くに潜るだけ」
ジン : 「私も、自分を鍛えるために来ているんですよね。まさかザトンのところにまで来るとは思っていませんでしたよ」
ジン : 「思えば、セニアの背中ばかり追ってきたんだな」
トリガ : 「なぜザトンを倒したイスト様たちが、行方不明扱いになっているのかも、気になりますね」
タック : 「最初のパーティの人と一緒になったこともあるし、完全にいなくなったわけでもないみたいだし…」

 ザトンのダンジョンを巡る物語に、結末の時が近づいていた。



タック : 次はいよいよ、ザ・dだねー。
GM : 豚?(笑)
ジン : 重そうな…
トリガ : ジェットローラーシーソーを使ってきそうな感じです(笑)





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