お客様の ヤマダさんは
リサイクルショップを経営する傍ら
倒産した会社の在庫品を 二束三文で買い叩いて
全国各地の100円ショップに卸売りする
みたいな事をやってます
ヤマダさん
「工場長〜! あのさぁ
プラッチック切断する道具・・・有る?」
俺
「ありますけど・・・どんなモノっすか?」
ヤマダさん
「コレ! 傘の取っ手!どうかな?」
これは・・・・
オシャレな雨傘の 手にする部分が
渦巻きみたいな形をしています
俺
「何すかコレ^^ ずいぶん使いにくそうな傘ですねぇ」
ヤマダさん
「だろ! こんなモノ作るから倒産したんだよね・・・この会社。
普通に傘作ればイイのに・・・」
俺
「あはは 倒産品なんですか!」
ヤマダさん
「そう! で 800個も有るサ!
それで・・・ココでカットすれば
アルファベットの(J)みたいに
普通の傘の取っ手になるじゃん?」
俺
「あ〜 なるほど。 ちょっと切ってみましょうか?
エアーカッターで・・・・・・・・・
どうでしょう?」
ヤマダさん
「おお! イイじゃない! もっと切り口を綺麗に出来るかな?」
やな予感の俺
「まぁ・・・ていねいにやれば・・・」
ヤマダさん
「おお! 決まった!
あと799個 仕事がヒマな時に・・・どうかな?^^」
半分なげやりの俺
「袋から出して ココ切って・・・・ また袋に入れるんですよね・・・・・
切って残ったぐるぐるのプラ・・・産業廃棄物だし・・・ 気が進まないなぁ・・・・」
ヤマダさん
「いーじゃんそんなの ぐるぐるは燃えないごみの日に出せば^^
今年中でいいからさぁ・・・ネ!」
結局引き受けて ヒマな時にやるハメになりました
思いっきり車屋らしくない仕事で どのぐらい頂けるのか
あまり考えないことにします。
|