独り言

ピアノと私 (2005.12.4)

私はピアノが弾けない。演奏するのはバイオリン。聴きに行くのもほとんどがバイオリンコンサートだった。 でも、最近はピアノにも興味を持つようになり、ピアノコンサートにも行くようになった。 そのきっかけは、6年ほど前から始めたMIDIによる作曲です。

MIDI音源はほとんどのコンピュータに内蔵されており、MIDI作成ソフトを購入すれば、気軽に音楽を 作ることができた。こんな気軽さに惹かれて、MIDIによる曲作りを始めた。 しかし、いざ曲を作ってみると、なかなか思ったような音色になってくれない。 色々な楽器の中で、弦楽器の音が特にひどく、どうしても半分管楽器のような変な音になってしまう。 それに比べて、ピアノの音色はとても素直であり、かなり本物に近い音を簡単に作ることができる。 そんなわけで、本物に近い音が作りやすいという、ただそれだけの理由で、 ついピアノを主体にした曲を多く作ってきた。

ピアノが上手な方は、私の曲を聴いて、おや、と思われた方も多いと思う。 そう、ピアノ特有の弾き方やテクニックをほとんど使っていない。というか、 私自身、ピアノのテクニックをほとんど知らない・・(^_^;)・・(-_-;)。
そして、いざ、ピアノで弾こうとすると、簡単な曲でも一人ではどうしても弾けなかったり、 ピアノが2台ないと弾けなかったりする曲がけっこう多い・・・・・。 ようするに、演奏することまでは、頭が回っていなかったのです、ハイ。
で、でも、最近は少しは演奏することも意識しながら曲を作るようになりました。

最近、ひどい音色にもめげず、バイオリンの曲もまた作るようになりました。 やっぱり私はバイオリンが大好きなのです。

いつか、私の曲をコンサートで演奏して頂けたら、やっぱりうれしいよ〜〜〜!
だれか、弾いてくれないかな〜〜(^o^)/~~~


ブラウザの違い (2005.8.27)

ブラウザといえば、昔はNetscape Navigator(NN)とInternet Explorer(IE)の2つしかなかったけれど、 数年前からヨーロッパを中心にOperaが使われ始めた。最近はこの他にMozilla,Sleipner,Lunascape等、 色々なブラウザが提供され、その種類が急速に増え始めた。
最も古いのはNNであり、確かVer.3までは有料だったと思う。また、その頃はNNが最も多く使われており、 その後、IEがWindowsにバンドルされ、やがてWindowsのExplorerと融合してしまったため、Windowsコンピュータでは、 購入後に改めてブラウザをインストールしなくてもホームページを見ることができるようになった。 NNもVer.4から無料になったが、結果的にはNNの使用者がどんどん減ってしまい、今ではIEが最も多く使われている。 一方、IEがWindowsにバンドルされた頃から(だと思う)オープンソースでMozillaが開発され、 NNはVer.6からMozillaのエンジンに変更された。したがって、今ではNNの動作はMozillaとほぼ同じである。 Mozilla系のブラウザはWindows以外のコンピュータで多く使われている。

NNというか、Mozilla系のブラウザとIEとでは大きな違いがある。Mozillaはホームページを記述するHTMLの文法を かなり厳密にチェックする。このため、ホームページを作った時に文法ミスがあると、そのページを表示しなかったり 応答しなかったりする。これに対し、IEはHTMLの文法チェックはかなりいい加減であり、少々文法ミスがあっても 勝手に解釈して適当にホームページを表示してくれる。また、タグによってはIEとMozillaとで動作が異なる場合もある。 だから、HPを作る場合、IEだけでなく、できるだけ多くのブラウザで表示をチェックするべきなんだ。少なくとも Mozillaではチェックした方がいい。

今年の3月末にホームページを引っ越したが、その時は忙しさにかまけて、Mozillaによる表示チェックをしなかった。 そのことがずっと気になっていて、最近になってMozillaでチェックをしたら、案の定、文法ミスが幾つかあった。 私のHPにとってはかなり致命的なミスであり、このミスのおかげでIE以外では音楽を再生できなくなっていた!
やっぱり手抜きはいかんなぁ・・・

たいへん申し訳ありませんでした。


久しぶりの帰省 (2005.8.15)

今年の4月に息子が大学に入学し、我が家もやっと大学受験から解放された。
岐阜の実家へはずっと帰っていなかったので、今年のお盆は久しぶりに息子を連れて帰省した。 田舎の実家は敷地が2反ほどあって、我が家とは比べものにならないくらい広い。
敷地の半分近くは富有柿の柿畑になっている。


huyuugaki


今はまだ青くて小さいけれど、11月には大きくて甘い柿になる。柿は出荷しているが、 母は私にもたくさん送ってくれる。また、神戸に住んでいる妹は、柿が実ると、車で来て トランクに柿をいっぱい詰め込んで帰って行く。


柿の木の間には、あちこちにトマト、キュウリ、茄子、インゲン豆、里芋、人参、オクラ等、 色々な野菜が植えてあり、野菜類はほぼ100%自給している。


tomato okura


朝早く母が私達のためにトマトやオクラを収穫してしまったので、写真を撮った時には青いトマトと オクラの花しか残っていなかった。


屋敷内を散歩していると、どこからともなくグァッ、グァッという音が聞こえてきた。 何の音だろうと思って屋敷の外へ出てみると、それは合鴨の鳴き声だった。
実家の水田がネットで囲ってあり、一角に小さな小屋が造ってあった。そして、合鴨が、小屋の上がり端に 3羽、小屋の中に1羽、グァッ、グァッと鳴きながらたむろしていた。しばらく見ていると、1羽が水に入り、 時々水中を嘴でつつきながら水田の中の方に入っていった。残りの3羽も水に入り、小屋の前で泳ぎ始めた。 ちょうどその時、小さな蛙が囲いの網目を通って水田の中に入り込んだ。それを見付けた合鴨は、 あっという間に蛙を捕まえて食べてしまった。また、畦に生えていた柔らかそうな雑草を水田に入れてやると、 サササッとそれに向かって泳いで来て、これまたあっという間に食べてしまった。な、なるほど!こんな具合に 水田の雑草や害虫を片っ端から食べてくれるんだ!


aigamo1

aigamo2

aigamo3


母の話によれば、実家の向隣にある小学校から、学校教育の一環として合鴨を使った無農薬農業を やってみたいという要望があったので、今年からそれに協力をしているのだそうだ。

ところで、稲を収穫した後、合鴨はどうするのだろう。ひょっとして、合鴨鍋?・・・
ちょっとかわいそうだけど、でも、美味しそう・・・(^_^;)


2005年正月 (2005.1.9)

あっという間に1年が過ぎてしまった。
去年は新しい研究を立ち上げた。おかげで、あれこれとやりたいことがいっぱい増えて、 慌ただしく時間が過ぎていった。 物理的に時間を拘束されたわけではないけれど、新しい分野の知識が不足していたので、 時間を見付けては新分野の勉強をしていた。 今頃になって、大学時代に使った教科書を持ち出してきて、もう一度基礎の勉強もした。
勉強はいくらやってもやりすぎることはない。勉強には終わりがない。 1つの疑問が解けると、新たに2つも3つも疑問が生じる。 それでも、勉強は楽しい。
新しい知識が増えれば、それだけ視野が広がる。 どんどん視野が広がることほど楽しいことはないよ。

2004年正月 (2004.1.1)

子供達が帰ってきて、久しぶりに一家全員が集まった。 ショウコは去年就職し、初めてのまともなボーナスをもらってホクホク顔だ。 明日には帰ってしまうのがちょっと残念。ヒロコは高校時代の友達と会いに出かけていった。 一日中家にいろと言うわけにもいかず、まあ、仕方がないか。

今日は子供達と一緒にバイオリンの弾き初めをした。 このところずっとバイオリンを弾いていなかったため、バイオリン蛸が 完全になくなってしまっており、1時間も弾くと指が痛くなってしまった。

今年は末っ子の息子が大学受験。順調に大学へ入れば、我が家はいよいよ家内と二人だけになる。 いよいよ子育ても終わりかな。これから先は子供達を見守っていることしかできなくなるよ。 子供達が順調に育ってくれたことを喜ぶべきだろうけど、やはり寂しさも感じるよ。

銀婚式 (2003.12.10)

今日は25回目の結婚記念日。

まだ小さかった3人の子供を連れてドイツまで行ったり、 途中で転職したり、色々なことがあった。 特にドイツでは、家内や子供達は大変な大変な苦労をしたと思う。 ショウコは現地の小学校へ行くことになり、一言も分からないドイツ語の授業を 受ける羽目になったし、ヒロコも現地の幼稚園へ行くことになり、同じような 苦労を強いられた。また、家内は覚えたてのつたないドイツ語で、近所の人や 小学校の人たちと付き合ってきた、小学校や幼稚園からの通知をもらっても 意味がよく理解できず、色々と失敗もしてきた。それでもめげずに、一生懸命 頑張って、なんとかうまくやってきた。今となってはどれも楽しい思い出に なっているけれど、当時は本当に大変だったよ。

なにはともあれ、結婚してから25年、無事に過ごすことができたことを感謝しながら ケーキを食べた結婚記念日だった。

デジタルオーディオプロセッサー (2003.11.9)

東京への出張の帰りに秋葉原へ立ち寄って、ONKYOのWAVIO(USBデジタルオーディオプロセッサー)を買ってきた。 消費税込みで16,000円ちょっと。カタログを見てみると、SN比は110dBもあり、かなりの高音質だ。 コンピュータで音楽CDを実際に再生してみたが、ノイズもなく音も非常によくて、十分に満足できる。 110dBのSN比は伊達ではないようだ。今まで使っていた並の音源カードに比べるとかなりの差がある。 こうなると、コンピュータの冷却ファンの音がやたらと気になってくる。 いくらよい音で音楽を再生できても、隣でコンピュータがブンブン唸っていては話にならないのだ。 少々性能は低くてもいいから、とにかく静かなコンピュータが欲しい。というわけで、次なる目標は コンピュータの静穏化だ。

一方、WAVIOにはデジタル入出力端子が2つずつ付いており、MIDI音源のMU500と光ケーブルで 接続することによって、デジタル信号のままでMIDIからWAVへ変換することができる。 これまではMIDIの再生とWAVへの変換をコンピュータに付属している音源カードで行っていたのが、 途中で一旦アナログに変換されるらしく、ノイズが入るのを防ぐことが出来なかった。 このノイズは、曲の中でピアニッシモや無音の部分で特に気になっていた。 それが、WAVIOによってノイズなしでMIDIをWAVに変換できるようになった。 ただ、コンピュータ自身からWAVIOへ送った出力を直接録音することができない。このため、 ソフト音源などを使って再生した音を録音する場合にはデジタル出力付きの音源カードから出力し、 それを、WAVIOで録音する必要がある。

ソフト音源ではMIDIをWAVデータに変換して音源チップにを送っているのだから、 そのWAVデータを途中で取り込むソフトがあればこんな面倒なことをしないでも済むのだが、 そういったフリーのソフトは残念ながら見あたらない。新しいMIDI編集ソフトのSOL2やXGworksSTには MIDIをWAVに変換する機能が付いているんだけど、この機能のためだけにソフトを買い換えるのは ちょっと悔しい気がするよ。でも、その他の機能も少しずつ向上しているようだし、新しいソフト、やっぱり欲しいな。

Padova Trioのコンサート (2003.10.4)

埼玉県北葛飾郡松伏町にある田園ホールエローラで、10月4日にPadiva Trioのコンサートが開催された。 Padova Trioはお父さんの佐々木一樹さんと二人の娘さんのうららさんとまるもさんの親子3人のトリオで、 一樹さんがバイオリン、うららさんがピアノ、まるもさんがチェロという、日本ではあまり見かけない 組み合わせのトリオだ。

一樹さんは札幌交響楽団のコンサートマスター、東京交響楽団のコンサートマスター を経て、1980年イタリアが世界に誇る I Solisti Veneti の首席奏者及びソリストに就任され、現在に至る。 一樹さんは、飾り気がなく、とても穏やかで優しい紳士であり、その雰囲気がそのまま演奏にも現れてくる。 もちろん、その演奏は超一流のテクニックに裏打ちされており、イタリアの明るさと陽気な雰囲気が、 さりげなく自然に現れてくる。もし私がバイオリニストになるなら・・・・・そんな憧れのバイオリニストを ついに見つけ出したように思う。

娘さんのうららさんとまるもさんは、お父さんの音楽に対する感性と穏やかで優しい心をそのまま受け継いでいる。 私はピアノの曲やテクニックはあまりよく知らない。それでも、うららさんの演奏はなんの抵抗もなく素直に 私の心に流れ込んできて、音楽のすばらしさを語りかけてくれる。また、まるもさんのチェロもお父さんの 素直で自然な演奏を受け継いでおり、それに若さが加わって、溌剌とした輝きを放っていた。チェロとバイオリン の違いはあるものの、若かりし頃の一樹さんはこんな演奏をしていたのかなと、ふと思ってしまう。

こんなメンバーから成るPadova Trioだから、3人の心と息がピタリと合うのは言うまでもない。 バイオリンとチェロとピアノが繰り出す夢の世界は実にすばらしいものであった。

最初の曲はエルガーの「愛の挨拶」。この曲は私も5年ほど前にアンサンブルで弾いたことがあり、 とても馴染みの深い曲だ。この曲は色々な解釈の仕方があり、演奏によって雰囲気が 大きく変化する。少しアップテンポで軽やかに弾けば、Tean Agerの恋人同士が交わす清々しい愛の挨拶 になり、ゆったりと落ち着いた弾き方をすれば、熟年夫婦が交わす安心感のある愛の挨拶になる。 今回の演奏は、二十歳台半ばから後半の恋人同士でお互いに信頼しあった二人が自然に交わす 愛の挨拶という印象を受けた。今のうららさんやまるもさんが恋人と愛の挨拶を交わすとしたら、 きっとこんな感じなんだろうな。

2曲目はアレッサンドロ・ロッラの「バイオリンとチェロのためのデュエット」。 アレグロ・コモド、アンダンティー、テンポ・ディ・ポラッカの3楽章から成り、 イタリアの明るさが感じられる曲だった。曲自体はかなり難しそうだったが、 バイオリンとチェロの掛け合いが絶妙であり、とても楽しく演奏できそうな曲だった。

3曲目はヴィヴァルディの四季の「夏」と「秋」。 今更言うまでもなく、北イタリアの夏と秋を織りなす情景がみごとに描き出される。 弦楽4重奏に比べて明るさと軽やかさがあり、イタリアらしさがより鮮明に表れてくる。

15分の休憩の後、後半はうららさんのピアノソロから始まった。 ギロックの小曲「秋のスケッチ」と「セレナーデ」そしてリスト・シューマンの「愛の歌」。 それぞれ異なった愛が表情豊かに伝わってくる。

次の曲はパガニーニの「ロッシーニの“モーゼ”の主題による変奏曲」。 チェロとピアノによる演奏で、チェロはA線だけで演奏する難曲だ。 この曲はきっとうららさんとまるもさんのペアで何度も演奏されてきたんだろう。 なんと表現したらいいのか、うまく言葉が出てこない。 ピッタリと呼吸のあった演奏が、簡単でごく当たり前のようにスラスラと流れてくる。 二人の演奏に心を奪われ、完全に虜になってしまった。

最後はカサドの「ピアノ三重奏曲ハ長調」。少し現代音楽風の曲で、激しさと荒々しさがあって、 スペインの雰囲気が強い曲だ。これからさらにパドヴァ・トリオが発展していこうとする意欲が感じられ、 とてもすばらしい演奏だった。

そして、最後のアンコール曲はチャイコフスキーの四季の「秋」と日本の曲「さくらさくら」。 夢のような2時間があっという間に終わってしまった。コンサートの後でサイン会が行われ、 パドヴァ・トリオのみなさんとちょっとだけお話しすることが出来た。もっとあれこれと 話をしようと思っていたんだけど、あまりにもすばらしい演奏で胸がいっぱいになってしまって、 言葉がぜんぜん出てこなかったよ。来年もぜひ日本に来て下さいね。必ず聴きに行くよ。


音楽支援サイト (2003.6.28)

作曲家、演奏家、歌手などを目指す人たちを支援し、人気のある人たちを スカウトしようとするサイトがいくつかある。例えば、kanaderu.jp、 ヤマハプレーヤーズ王国、Muzie、music Tokyo、Indies Hit Channelなどがある。 どのサイトも自分で作った音楽ファイルを無料で登録することができ、 より多くの人に聴いてもらえるチャンスを得ることができる。各サイトとも それぞれ特徴がある。例えば、music TokyoやIndies Hit ChannelはPopsやRock Band などの歌が主体であり、楽器だけの曲はほとんどない。kanaderu.jp、ヤマハプレーヤーズ王国、 Muzieはオールラウンドであり、PopsからClassicまで幅広い曲が登録されている。

ほとんどのサイトはダウンロード数又は投票数を集計して人気の度合いを発表して くれるだけだが、kanaderu.jpだけは少し違っていて、ダウンロード数に応じて 報奨金をくれるらしい。この報奨金は、登録曲の数とこのサイトのスポンサーとの関係 によって、3ヶ月ごとに決まるらしく、実際にはいくらにもならないようだ。それでも、 報奨金がもらえるというのは、なんとなくうれしい気がするよ。 また、kanaderu.jpでは、人気のある曲に対しては、テレビやラジオなどに斡旋してくれたり 、kanaderu.jpで企画してCDを作成したりするらしい。もしそうなったら、一躍大金持ちに・・・(^_^;)

というわけで、このサイトにも私の曲を登録してみました。 ありふれたコンピュータを使って趣味でチョコチョコっと作った私の曲がそこまで行くとは思わないけど、 でも、ひょっとしたら、ひょっとして・・・なんて、夢があっていいよね。


ブルーベリーの花 (2003.5.11)

庭のブルーベリーに花が咲いた。白い提灯のような小さな花が 肩を並べて咲いていた。


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もうすぐ春ですね (2003.3.16)

あちこちで梅の花が咲き始め、春もそこまでやってきた。 木々の芽も膨らんできて、暖かい日差しを待ちわびている。 そんな陽気に誘われて、デジカメ片手にぶらりと散歩に出た。

最初に目に付いたのが梅の花。日当たりのいい場所にある梅は 七分咲き位で丁度見頃だった。次はサザンカの垣根。 もう終わりに近かったけど、咲いたばかりの花もあった。 帰り際にふと足元を見ると、水色の小さな花が咲いていた。 多分、オオイヌフグリだと思う。

写真は全部で30枚ほど撮ってきた。しかし、ほとんどの写真が 背景にピントがあっていて、目標にした花はぼけていた。 マニュアルを読み直してみたら、AUTOモードでは画面全体で ピントを合わせるので、接写モード等で特定の場所に ピントを合わせたい時はPモードにするように書いてあった。 この次は気を付けよう。


UME1

SAZANKA1

HARUNOHANA1




シジウム茶 (2003.3.8)

先日、テレビで花粉症の特集を放送していた。その中で、 シジウム茶が花粉症によく効くという話をしていた。 その話が放映された時は夜の8時を過ぎていたけど、 さっそく家内と一緒に出かけて買いに行った。 シジウム茶は見付からなかったけど、グァバ茶も 同様な効果があるということだったので、といあえず グァバ茶を買ってきた。

それにしても、テレビでなにかが報道されると、 日本人はいとも簡単にそれを信じてしまう。 次の日にあらためて薬局を覗いてみたけど、どこの薬局も シジウム茶とグァバ茶は売り切れになっていた。シジウム茶や グァバ茶はほんとうに効果があるのだろうか。まあ、効果が ないにしても、ちょっと変な味のお茶を飲む羽目になった程度で、 たいした被害を受けるわけでもない。効果があれば儲けものと 言ったところでしょうか。

ところで、テレビのこういった放送は内容があまりにも 貧弱だとは思いませんか。今回のような花粉症の話にしても、 まるで小学生にお話しする程度の幼稚な内容でしかない。 日本人の9割以上は高校を卒業しているんだよ。 せめて高校レベルの話を少しは取り入れてもいいのではないか。 また、テレビで高校レベルの話が出てくるようになれば、 高校生も勉強のし甲斐を感じるようになるだろう。 テレビを見る人は小学生レベルの知識しか持っていないという 変な前提が当たり前のようになっている。これって、あまりにも 視聴者を馬鹿にしているとは思いませんか。


デジカメ (2003.1.27)

昔、デジカメが出始めた頃に25万画素のデジカメ(カシオ製)を買い、 ずっとそれを使っていた。しかし、最近のデジカメに比べるとあまりにも 貧弱なので、ついに新しいデジカメ、キャノンパワーショットA40を買ってしまった。

まずは説明書を読んで使い方を覚える。付属の電池を入れて、とりあえずシャッターを 押してみた。なんだかフニャッとした感じで、撮れたのかどうかよく分からない。 再生モードにしてみると、なんだ、撮れてないじゃん。撮影モードみ戻して、今度は 少し長めにシャッターを押してみた。すると、一瞬間があってフラッシュが光り、 撮影した画像が1秒ほど液晶に表示された。ウーム、シャッターボタンを押し始めてから 実際にシャッターが切れるまでにずいぶん時間がかかるな〜。タイムラグが1秒位あるように感じるぞ。 これではシャッターチャンスを狙った写真を撮ることはできそうにないな。ちょっとがっかり。

それでは、解像度の方はどうなんだろう。とりあえず部屋の中で何枚か写真を撮って コンピュータに取り込んでみた。少なくともディスプレイに表示させてみた限りでは、 かなりいいかげんに撮影してもピントがずれたりぶれたしすることもなく、 露光も適切で荒さが目立つこともなく、とてもきれいに写っている。 オートフォーカス機構や1/2.7型210万画素CCDの感度はかなり良さそう。 普通の静止画像を撮る分には何も問題はなさそうだ。

もう少し高いデジカメだと、シャッターのタイムラグがもう少し少ないのだろうか。 まあ、動きのある写真を撮る機会は少なそうだから、当面はこのデジカメで十分だろう。

KINKAN
鉢植えの金柑を室内でフラッシュを使って1600X1200ノーマルモードで撮影し、 画像の一部を切り出した写真。しばらく室内に置いてあったせいか、葉に 埃が付いているぞ。写真を撮るまで気が付かなかったなぁ。


パドヴァ・トリオ (2003.1.25)

最近、インターネットを通して、ピアニストのウララさんと知り合いになった。 (というより、私の方が勝手にそう思っているだけかな。)彼女の一家は まさに音楽一家であり、お父さんがバイオリニスト、お母さんがピアニスト、 妹さんがチェリスト。そして、ウララさん、お父さん、妹さんの3人でパドヴァ・トリオ を結成し、ヨーロッパを中心にして演奏活動を行っている。

ウララさんがパドヴァ・トリオ のHPを作られており、音楽に対する考え方、子供のレッスン の様子などを窺い知ることができる。ウララさんが小学校5年生の時に一家でイタリアに 渡られ、ウララさん自身もごく最近までイタリアに住んでおられた。幼少の頃から音楽に 囲まれ、音楽のすばらしさを知り、心から音楽を好きになってピアニストへの道を選ばれたのだろう。 彼女のHPからは、音楽に対するそんな思いが伝わってくる。

そんなわけで、パドヴァ・トリオのCDを買ってしまった。VivaldiとTchaikovskyの四季を バイオリン、チェロ、ピアノで演奏したCDであり、オリジナルの弦楽4重奏に比べると あっさり、スッキリしており、とても明るい感じがする。お父さんのバイオリンがとても クリアーで気持ちよく響いてくる。それに引きずられるように、妹さんのチェロが暖かく 響いてくる。そして、ウララさんのピアノが全体を柔らかく包んで曲の幅を広げている。 親子のトリオだけあって、息がピッタリと合っており、とても安心感がある。ごく自然に 心の中に染み渡ってくるような感じがして、何度も聴き入ってしまったよ。こんな演奏の 仕方もあるんだね。なにかとても新鮮な音楽を見付けたような気持ちだ。


楽しむ音楽 (2003.1.25)

昔、子供達にバイオリンを習わせようとして、バイオリンの先生を 探したことが何度かあった。その時に感じたことは、多くの先生が 生徒を音楽大学へ入学させることを第一目標にして音楽を教えようと していることであった。音大に入るためにはこれこれの知識とこれこれの 技術が必要であり、何歳までにこれこれの技術を身につけ、これこれの 曲が弾けなければならない。・・・・・

そうじゃなくて、私としては子供達が音楽を好きになり、自分で音楽を 楽しめるようになってほしいから音楽を習わせたいのだ。その旨を 先生に言うと、「わかりました。ではそのように教えましょう。」と 答えてくれる。でも、実際のレッスンメニューは音大を目指すメニューと 少しも変わっていない。なにか大学受験への道という「正道」があって、 そこから少しでも外れたことはすべて邪道であるという考え方がまかり通って いるような気がする。そうではなくて、それぞれの子供の年齢や気質に 合った教え方があり、その方法は子供ごとにかなり違っているのが 当たり前だと思う。

音楽を習うには、テクニックを最初に習うのではなく、音楽の楽しさ、 すばらしさを最初に習うべきだ。こんなすばらしい音楽がある。自分も この音楽を演奏してみたい。でも、ここの部分がどうしてもうまく弾けない。 じゃあ、こんな練習をしてみよう。・・・・・音楽とはこんな風に 習うべきですよ。まず最初に曲の楽しさを知ることが一番大切ですよ。 だって、それがすべての原動力になるのだから。


小粋田舎倶楽部 (2003.1.5)

昨年の秋に、ひょんなことから小雪さん及び小春さんと知り合いになった。 二人とも子供達に勉強を教えている。小春さんは都会育ちだけれど、 現在は田舎の山村に住んでおられ、色々な田舎のしきたりをあまりよく ご存じではないようで、未だに珍騒動が絶えないようだ。小雪さんは、 現在は都会暮らしだけれど、田舎生まれの田舎育ちのようで、田舎の ことになると、つい話が弾んでしまう。私自身もやはり田舎生まれの 田舎育ちである。なにしろ、私の小学校では田植え週間と稲刈り週間が あり、授業は午前中だけで、午後は自分の家で田植えや稲刈りを手伝っていた。 おかげで夏休みがい1週間短かったぞ。まあ、そんなわけで、田舎の話に なると3人で盛り上がってしまった。そして、Shotaroに小太郎の漢字を当て、 小で始まる3人ということで、ついに「小粋田舎倶楽部」なるものを結成して しまった。

名前だけではつまらない。どうせなら、「小粋田舎倶楽部」なるHPを3人で 立ち上げよう、ということになり、現在作成中。乞うご期待を!





過去の日記: 2001年7月〜2002年12月   2000年9月〜2001年6月   2000年5〜8月   2000年2〜4月


Geige