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食事を見直そう

勝つための食事

 強じんなからだと優れた運動能力を持つことはアルペンキー選手としての大切な条件だ。基礎体力を強化するためにトレーニングが、パフォーマンスを高めるためにはスキル・トレーニングが大切であることは言うまでもない。しかしもうひとつ忘れてならないことがある。それは「食事から必要な栄養素をきちんと摂ること」だ。
 トレーニングや練習で十分な効果を上げるためにも、日頃の食生活にも目を向け、きちんと管理をすることを心がけよう 実際には何を食べたらよいのでしょう。具体的に紹介します。

(1)主食をしっかりとる
 主食はエネルギー源です、毎食しっかりとりましょう。 主食の主な成分は「糖質」です。「ごはん」、「パン」、「めん類」などの「でんぷん質」のものをとりましょう。 朝練習をするときは練習前にあまりボリュームのあるものを食べることはできないので、軽く朝食をとり、練習終了後に「おにぎり」、「バナナ」などを食べエネルギーを確保しましょう。

(2)おかずを十分にとる
 ここでいう「おかず」とは「肉」、「魚」、「卵」または「豆腐」や「納豆」など豆類の「たんぱく質」を中心としたものです。たんぱく質は、日々のトレーニングによって壊された筋組織の修復や、成長段階でのからだづくりなどに欠かせないものです。

(3)野菜料理
 ジュニアにもっとも不足しやすいのが「野菜類」です。野菜は「ミネラル」や「ビタミン」を多く含み、体調を整え、腱や靭帯を強化するために欠かせない食品です。できるだけたくさん意識して食べましょう。 特に、「にんじん」、「ほうれん草」、「ピーマン」などの「緑黄色野菜」を積極的に食べましょう。

(4)牛乳は毎日飲む
 「牛乳」は成長に必要な「カルシウム」や「ビタミン」を豊富に含んだ食品です。毎日飲むようにしましょう。 牛乳が飲めない人は、「チーズ」や「ヨーグルト」などでもOKです。

(5)果物をとる
 「ビタミンC」をたっぷり含んでいる「柑橘類(みかんやグレープフルーツ)」、「いちご」、「キウイフルーツ」などがおすすめです。 生の果物がとれない時は、「100%のオレンジジュース」などを飲みましょう。



アルペンスキー選手の食事のチェックポイント

@ 積極的に野菜を食べるようにしているか
  食べているようで十分に摂れていない食べものの代表が野菜だ。意識して多く摂ろう。

A 好き嫌いな<何でも食べられるか
  偏食は栄養のバランスが崩れてしまう大きな要因。いろいろな食べものをきちんと摂ろう。

B 油を摂りすぎないように注意しているか
  練習前に油を摂リすぎると胃がもたれ動きにも影響が出る。注意しよう。

C 食事量をコントロールしているか
  コンディションづりにベスト体重の維持は欠かせない。しかしジュニアのみんなはとにかくたくさん食べよう。

D 飲みものの内容に気を配っているか
  清涼飲料水や炭酸飲料水を飲みすぎると糖分の摂リすぎが心配。飲みものの中身にも意識を向けよう。

E 1日3食きちんと食べているか
  運動量の多いスキー選手は1日当たりに必要な食事量が多いので「欠食」は絶対に禁物、一度にたくさん食べても効果的に利用されない。

F バランスのとれた食事を心がけているか
  栄養バランスの簡単チェックポイント(主食十主菜十副菜)を身につけ、自分で食事を管理する習慣を身につけよう。

G 夜食を食べないようにしているか
  夜食は肥満の原因になるとともに朝の食欲にも影響を与える、夜遅く食べる習慣がある人は見直そう。

H 外食をするとき内容を考えて選んでいるか
  外食では味が濃いものや油がたくさん使われたものが多くなりがち。栄養のバランスを意識することが大切だ。

I 間食の内容に気を配っているか
  間食で甘いものを食べすぎると食事が食べられなくなることもあるので注意しよう。


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