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水分摂取について
水分摂取運動することによって汗をかきます。この汗は体温調整という役割があります。汗を出す事により体の熱を奪い体温の上昇を防ぎます。ですから運動するために汗をかくことが重要になります。
水分摂取の重要性はここにあります。適切に水分補給がされなければ体が思うように動かなくなります。ひどくなると脱水症状を引き起こします。
何を飲むのか
スポーツドリンク | 特徴は汗と共に体から失われるミネラルを補充できる事。しかし大量に含まれる糖分は胃に負担をかけ水分の吸収を妨げてしまいます。たくさん汗をかいたときはスポーツドリンクと水を使い分けましょう。 あまり汗をかかない日はミネラルの補給は必要ありませんから水でよいでしょう。 |
ミネラルウォーター | ミネラルの豊富なのは「硬水」で主に欧米産の銘柄です。 日本のは「軟水」がほとんどです。練習中の水分補給には硬水が適しています。特にカルシウムが多く含まれるものはお勧めです。 ヨーロッパのミネラルウォーターは医療用として使われてきた歴史もあり品質的にも信頼できます。ただ軟水に慣れている日本人が硬水をたくさん飲むとおなかを壊す事もありますので徐々に慣らしながら飲みましょう。 |
アミノ酸入り・ クエン酸入り飲料 |
あくまでも清涼飲料水であり、水分摂取の目的ではない事を頭に入れて置いてください。 |
水の温度
5℃〜10℃が適切と言われています。これは冷たい水のほうが吸収しやすい事が理由です。また、おいしく感じる温度が20℃以下ということもあり、冷たい水がやはり適切という事になります。
飲み方
のどが渇いたら飲むのでは不十分です。のどの渇きを感じるときは体内は既に水分不足になっているからです。ですからのどが渇く前に水分を補給しなくてはなりません。
各自マイボトルを用意し、練習中のちょっとした合間を見つけて10分から15分ごとに150mlの水を補給しましょう。
休憩時間とは別にウォーターブレイクを設けます。水を飲むだけですから、せいぜい1、2分で十分でしょう。
ある程度機械的に水分補給をする習慣をつけましょう。それによって脱水症状などの事故を防止できますし、暑い夏でもバテずに充実した練習が出来ます。