2日間の充実したセミナーを終えて

こんにちは、先日の春季セミナーに滋賀から参加させていただきましたS.Mです。

その節は大変お世話になり、ありがとうございました。今回のセミナーに参加して思ったことを書かせていただきます。

 僕の場合、これまで本を読んで自分なりに呼吸法を試していたのですが、正直に言えば「気」というものに対して、まだ半信半疑のところがありました。

そんなときに武澤塾のホームページを見て、武澤先生のあまりにも強烈な体験談を読み、自分にも本当に「気」というものを感じることが出来るのか、またこれからも呼吸法を続けていくことが価値のあることなのか確かめたくなり、遠路はるばるツーリングも兼ねて(笑)セミナーに参加しようと決めました。

 実際に稽古に参加してまず思ったことですが、今まで本を読んで一人でやっていたことを、先生が前に立って直に呼吸をしてみせてくれること、そして多くの塾生の人達と一緒になって稽古できるということが嬉しかったです。ただ、呼吸に関しては先生の呼吸に全く同調できず、息継ぎしまくりでした。(当たり前ですが) でもそうやって先生の呼吸を見ることが出来たことは、とても良い刺激になりました。

 そして待ちに待った?対気の時間になり、対気初体験の僕は緊張しながら、言われるままに動作をしているうちにフッと押され、気づけばマットを背にしていました。???アレ? 最初は訳が分からないといった感じでした。でも2回&3回と行ううちに、単に力で押されているのとは違う、何か別の力を受けているのだと感じることが出来たのです。「やった!自分にも感じることができた!!やっぱり気はあるんだ!!!」

偶然にも呼吸というものに自分が興味を持ってやってきたこと(・・・たいしたことはやっていませんが)が間違ってなかったと思うと、とても嬉しかったです。

そして、これからも自信を持って呼吸法を続けていこうと思えました。

 2日間の充実したセミナーを終え、武澤塾の近くに住んでいらっしゃる皆さんが本当にうらやましく思えました。僕もできるものなら通いたい・・・できませんけど。(><) やはり、自分ひとりでやっているより、道場で多くの人の気をもらいながら一緒にやっている方が気の高まりも早いでしょうし、なによりもどんな質問でも出し惜しみなく、具体的に教えてくださる武澤先生のもとで稽古していれば上達が早いだろうと思います。

実際、セミナーが終わって今もなお、軽く手に充足感が残っているのを感じます。

これほど長く充足感が残っているのは初めてのことです。

ちなみに、いくつかアドバイスをしていただいた中で、僕個人として一番参考になったのは「息を吐くときは、横隔膜を絞って肉体的に吐くのでは無く、しっかりと丹田に落としてから、丹田にまかせて吐く・・・」というものです。

  また当面はひとりで呼吸法を続けていく事になりますが、セミナーでつけていただいた火種が大きな炎になれるよう(間違って消さないよう)にアドバイスを思い返しながら楽しく頑張って?いきたいです。そしてまた機会があれば武澤塾のセミナーに参加させていただきたいと思いますので、その節は又よろしくお願い致します。

 

From S.M

2004年春季気功セミナー体験記
滋賀県=忍・M