龍神シリーズ第3部及び第4部の設定と人物紹介(未完成)

なかなか更新できないでいてすみません。

これだけ間があいてしまうと自分でも友林的設定を

忘れてしまったり。(←をいっ)

なので、覚書と気分転換をかねて

今までの設定やら登場人物やらをまとめておきます。

順次アップしていきますので

こちらも気長に見てやってください。

これについてはどうなっているの?という疑問があったら

お気軽にメールや拍手で聞いてみてください。

いつの間にか答えが載っているかも・・・

なお、本編にあるもの以外の設定については、

記念のお部屋や100の御題で書いたものです。

*でリンクしておきますのでお読みになっていない方は、そちらをどうぞ。

秋津島の霊霊(かみがみ)編

標の森の霊霊について

饒速水標琥珀主(ニギハヤミシルベノコハクヌシ)

第4部現在秋津島神格第6位、上位神補佐の役目を頂く標の森の主。出自は崑崙の水晶宮だが故あって東の竜宮で育つ。童神のとき200年ほど琥珀川の主として秋津島の神籍を得ていたが、自ら放棄。しばらくあちらこちらを放浪していたが、紆余曲折を経て人間の娘を妻に娶り、標の森の主として再び秋津島の神籍を得た。妻との間に1女あり。

千尋姫命(ちひろひめのみこと)

16歳で饒速水琥珀主に嫁ぎ神人となった人間の娘。秋津島上位神及び海神の神の加護を頂き、さらには月宮より龍玉を授けられている。50年ほど後に饒速水標琥珀主の比売神(ひめがみ)として正式に立てられ秋津島の神籍を得る。その半世紀の後、龍穴での数年に及ぶ禊を経て夫との間に女児を儲けた。

琉玲(りゅうれい・リゥリン)銀髪・瑠璃色の瞳

饒速水標琥珀主と千尋姫命の間に生まれた娘。龍王姫と称される神力の持ち主だが、生まれて三月で龍玉石の眠りにつき父により存在を封印された。生まれたての子龍ゆえ力が不安定で神力を得たい者達には格好の餌であるのだが・・・

豊吾田津玉尊(とよあたつたまのみこと)

一代前の標の森の主の息子。桜の木の精。幼い木霊だったときより琥珀主の主席眷属として千尋姫命に仕えていた。双子霊として生まれた木霊、由良を妻として迎えた後、秋津島の正式な神籍を得、引き続き標の森の一の眷属として権勢を振るっている。

豊吾田津由良姫(とよあたつゆらひめ)

豊吾田津玉尊の双子の木霊として生まれ長らく中性体のままで主に仕えていたが女性体として分化した後、兄弟霊の妻となり、秋津島の神籍を得た。現在、主夫婦の私的な面での主席眷属として主に千尋姫命に仕えている。

ツェン・ツィ  壮年の武神

琥珀主の父神の命により琥珀主に仕える武闘神。かつて四海竜王より水晶宮軍総司令官の役目を頂いていたが、故あって造反。龍玉石の眠りにあった琥珀主を水晶宮より連れ出して東の竜宮の主に預けた後長らく封印されていた。琥珀主が東の竜宮と盟約を結ぶにあたって封印が解かれ、再び琥珀主の元に赴き一眷属として仕えている。

ゲィ・リー

ツェンと同じ道を行く、かつて水晶宮四天王と呼ばれた武闘神。理知的な理論派と思いきや、意外と熱血武闘派だが、一番の能力は政治的な実務能力である。かつては水晶宮の司法長官として総てを仕切っていたこともあるほどで、実は水晶宮にとって失って一番痛かった存在だったといえるかも。

ヤ・シャ 青い短髪

上2人と同じく琥珀主に仕える武闘神。故あって少年型を取っているが、実は四天王のうち武神としては一番の実力者だったりする。

カァ・ウェン 鋼色の竜 長めの黒髪を首の後ろで括っている。

四天王最後の一人。情報収集と分析及び情報操作に長けた参謀タイプの武闘神。四天王の中で配下の眷属をもっとも多く持っているが、その実態は琥珀主さえも知らない。

シン

カァ・ウェンの眷属だった武神。命により四天王より一足早く標森に赴き琥珀主に仕えていた。現在は標の森守備隊長の役目をいただき、不測の事態に備えるための準備に余念が無い。

鴉華

標の森の表の宮(公的な面)を取り仕切る女官。鴉の妖し。

遊佐  水も滴るいい男 眼鏡が似合うクールな面立ち 

琥珀主の公的な面の秘書的役目を頂く水妖。

遊馬 ドジョウのような口ひげを持つちょっと小太りのファニーフェイス

琥珀主が琥珀川の主だったときより仕えていた水妖。遊佐の父。

その他の眷属たち

琥珀主の正式な眷属として守護下にある霊霊はそれほど多くなく100柱弱。かつて琥珀主が川の神だったときから仕えていた眷族たちやその神威を慕い自ら眷属になることを志望した霊、中にはいろいろな事情でお情け的に庇護を受けているものなど(例・カヤ姫)眷属になった経緯は様々。100柱のうち表の宮に仕えるもの20柱強、シンの配下として森の守備につくもの30柱弱、主の私的な宮に仕えるもの50柱弱。数がはっきりしないのは神として一人前の働きができるものは半分くらいで主として表の宮と守備についているもののみだから。それ以外の霊(かみ)は以前の玉たちの例をみるように見所はあっても(琥珀主の目から見て)まだまだ脆弱で対外的な仕事は任せられず、主夫妻の元で、いずれは神成るべく少しずつ力を蓄えながら成長していっている。

森に住む霊たち

妖怪、精霊、木霊たち。森に住む種種様々な霊霊は森の主の庇護の元、自然の理の中で自由な暮らしを満喫している。時には地の精霊のように奥方様のために隠し湯を作ったり、ブナの木霊ちゃんたちのように苺を摘んで届けたりして、自分達を護ってくれる主夫妻の役に立てることは望外の喜びだったりするのだ。

新波家屋敷守稲荷女神について

リンと呼ばれる稲荷神。

以前油屋の女中頭を務めていたが、鼻面稲荷大明神と呼ばれる秋津島3大稲荷の次席を務める神に見初められ弟子となった。師匠の寵愛を受けつつ7年ほど神としての修業をしたの後、独立し、いかなる経緯かはっきりしないが、新波家の屋敷守として迎えられ社を得る。以降、100年近く新波家代々の当主を盛り立てつつ一族を護ってきた。神としての力はそれほど強くなく人間のいち一族を護ることがせいぜいではあるが標の森の主夫妻とは特別な縁で繋がっており、うまく立ち回りながらその恩恵を受けている。眷族で知られているのは小さな白蛇の妖し一つでおそらくあまり持っていないだろうと思われる。余談ではあるが師匠であった鼻面稲荷大明神とは腐れ縁的な愛人関係にあり熱烈な求婚を受けているが本人にはその気はないようだ。

新波家系譜

(一代当主)?―(2代目当主)?―(3代目当主)新波沙良・夫高野信也―(4代目当主)新波南帆子・夫聡氏―(5代目・4章現在の当主)新波俊也―(6代目4章現在の次期当主)未定だが長男一也、次男史也を差し置いて3男の新波正也になりそうな予感

秋津島各地の龍穴を護る主神達について

大口の真神一族について

天鳥(あめのとり)一族について

 

崑崙の霊霊(かみがみ)編

水晶宮について

崑崙の何れかにある四海竜王の居城。噂によると天帝の居ます玉京の真下に位置する海に浮かぶといわれているが定かではない。大まかに5つの城からなり、その一つ一つは都に匹敵する広さを誇る。4つの玉座の在する玉竜宮(主塔・インペリアルタワー)を中心に東西南北に東宮城、南宮城、西宮城、北宮城の4つの竜宮を配している。なお玉竜宮の地下深くには秘された宮があるらしいが・・・

四海竜王について

東海青龍王 敖広(ごうこう) 青みがかった黒髪と青い瞳孔と黒い虹彩を持つ青い龍

四海竜王の長兄で第一龍王。滄寧徳王とも 称される。実質水晶宮の主であったが、数百年に及ぶ魑魅との闘いで疲弊し、俺ちょっと疲れちゃったし年寄り労わろうぜって感じに、現在蛻骨(ぜいこつ)に入っている。彼がいないことで水晶宮のバランスが崩れ崑崙全体の結界が揺らいでいるけど知ったこっちゃねえ後は若いもんに任せたし。玉京に居ます若い天帝とは気が合わず、めったに参内することがなかったが、その役割は重く、玉京を守るための重石でもあった。また、母が異なる子が数十柱いるが、(←をいっ)いずれも顕かな龍王の印を持たないため、なかなか引退できないのが悩みどころ。

第一公子 敖瑛(ごうえい) 親譲りの黒髪と黒曜石の瞳を持つ黒い鬣の青い龍

龍王の印を持たないとはいえ、四海竜王の次代の中では一番父龍王の力を受け継いでいて、蛻骨に入った父王に代わり、現在のところ東宮城の仮の主となっている。神には珍しくその面差しまでも父王の若い頃にそっくりと言われているのがちょっと屈辱?天帝とは世代が同じこともあって気の置けない仲ではあるがそれを妬む臣下神たちからは龍王と認められていない。

南海赤龍王 敖潤(ごうじゅん) 炎のような赤い髪と赤い瞳を持つ赤龍

四海竜王の次兄。第二龍王。赤安洪聖済王とも称される南宮城の主。気性はその色のごとく炎のように激しいが兄龍王にはとっても素直。というか兄にしか従いません。琥珀が生まれたとき一番怒って父龍王に突っかかったのは実はこの方。四天王のうち、ヤ・シャとは、とある因縁があって殊更狙っちゃったりしました。裏切り者は許さん、って感じ。お子様はこれまた母が異なる姫君ばかり5柱で、ちなみに母君が龍なのは第一公主様のみ。このお姫様にはいずれ番外編にご登場いただく予定。

西海白龍王 敖欽(ごうきん) 白銀の瞳に純白の髪の白い龍

敖家の三男で第三龍王。素清潤王と称される白い龍。西宮城の主。気性的には不思議ちゃんタイプ、というか普段静かだけど何考えているのかわからない方。利用できるものはとことん利用して、いらなくなったら容赦なく捨て去って、しかもそれに罪悪感を感じなかったり。この方の大事なのは一族だけ。お兄様達が大好きで、ちょっと引くくらい兄龍王命。彼のためにならないなら玉京なんて滅ぼしちゃおうかな、と考えて密かに実行に移し掛けたこともあったりする。(にーちゃんにとめられたけど)お子様はいません。いわゆる女好きの女嫌いで、あまた愛人はいるけれど子どもを作るほど女性を愛したことのない方。でも一族の甥っ子姪っ子はとってもかわいがっているいいおじ上なのだ。

北海黒龍王 敖順(ごうじゅん) 闇のごとく黒い瞳と漆黒の髪を持つ黒龍

敖家の四男で第四龍王。浣旬沢王と称される黒い龍。北宮城の主。質実剛健、小さなことには拘らず大勢を見て、もっとも有利な道を選ぶ気性的には一番王様らしいタイプ。建前上、情より理性を優先する方ではあるのだが、この兄弟の特性でやっぱり兄龍王については別格扱い。お子様は正妃である先の天帝の第三公主様との間に3男1女。その他にも男子ばかり8名ほどいるのだが、正妃様を慮って公表されていない。ちなみに何れのお子様においても龍王の印を持っていないけど、全く気にされていません。上に立つ苦労なんぞしなくてすむなら結構ではないか、と我が子の不甲斐なさを嘆くお妃様に言って椅子を投げつけられたことも。

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