2001年5月下旬の日常

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2001年5月21日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20010521~.htm#Day21

 長篇執筆に本格着手、のため暫くネタがないときに無理に引っ張り出したりせずのんびりと日記を書くことにします。さて、間に合うことやら。

 送信フォームからお便りを頂戴しましたが、返信アドレスが記載されていなかったのでこちらで返答いたします。ハンニバルがカニバル(人肉食嗜好)から来ていること、リドリー・スコット監督が映画化の依頼を最初に聞いたとき「また歴史物か」と嘆いたことも存じておりました。名前の不統一については、レクター三部作が版元・翻訳者ともに分裂していたこと、一作ごとの刊行時期に尋常でない隔たりがあったため、はなから統一は難しかったのでしょうし、であれば寛容になってもいいかな、というのが私の感想です。

 怖ず怖ずとある問い合わせの電話を掛ける。快く応えてくださったのだけど、いいのか俺、出版前からこんなことしてて。正確なところは明日改めて聞かせていただけることになったので、結論も明日になります御了承を>私信。……ほんとに、遊んでいる暇があるのかが謎だが。

 本日のお買い物
1,柴田よしき『淑女の休日』(実業之日本社)
 だけ。

 あんまり公言してませんが、私が文体の面で影響を受けている、と自覚する作家の一人に志水辰夫氏がいます。といいつつ未読の作品が大半なのですが、僅かに読んだ作品の豊かな叙情性に精緻なプロットに魅せられ、私の理想とする「ハードボイルド」「冒険小説」のベーシックに存在し続けていたりします。これから読む、という方には、個人的になまじの本格ミステリより驚きに溢れていると信じる名編『背いて故郷』(講談社文庫・双葉文庫)、恋愛小説的なニュアンスも含む『行きずりの街』(新潮文庫)、集大成的な大作『あした蜉蝣の旅』がお薦めでしょう。……などと書いていると、積読から発掘したくなってくるな。あ、そうそう、雑誌『EQ』掲載の中篇を集めた『きみ去りしのち』(光文社文庫)なんかも悪くないはず(作品集として通して読んでいないからこーいう言い方になります)。


2001年5月22日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20010521~.htm#Day22

 週末の大阪訪問断念。しくしくしく。同人活動費に余裕を見なければいけないから、今からあんまし無茶は出来ません。御容赦を。もーちょっと部数が出てくれればなあ、という嘆きは大分筋違いですねはい。

 本日のお買い物
1,長坂れむ/早見裕司・監修『ルームメイトM(3) 井上涼子 18才 冬』(メディアワークス・電撃G's文庫)
 シリーズ最終巻、今回は早見氏が執筆する予定だったが都合により2巻と同じく長坂氏の手になった模様。と言っても私、前巻も読んでませんが。早く……と言っても今ほど読書の時間割に不自由な時期もないの。
 帰宅後ちょっと時間を置いてから秋葉原方面にお買い物に出かけようと思っていたが雨のために断念。マイルスのリマスター盤最新作(初回限定紙ジャケット)を二枚ほど見繕ってこようと思っていたんだけどー……

 一昨晩から『星界の紋章』DVDを通して鑑賞してます。BGVのつもりがすっかり集中してしまったり。小説もそうだが、アニメも『〜紋章』の方が正統派冒険物の香気を纏っており見ていて楽しい。『〜戦旗』の出来が悪いというのではなく、あちらは『〜紋章』により提示された世界観をより深めるものであって、単独で果たして本来の面白みは堪能できるか、という疑問が常にあるからだ。本放映のシリーズを一通り見終わったあと、更に再編集された『特別編』まで見ている始末。
 これをBGVとして、結局堪能してしまうという愚を何故安逸と犯しているかというと、いざとなれば行き当たりばったりで、思いついた場面から執筆して最後に纏めるという無茶な手法で進めようと思っていた長篇は、ここに来て一番重要なアイディアが降ってきたため来月末までの完成にいよいよ楽観的になってしまったから。不思議なもので、『本格推理』シリーズに投稿する短篇は毎年一ヶ月前ともなれば異様に焦りまくっていたのに、より枚数の要求される長篇にまるで不安がない。昨年に250枚超の長篇を一ヶ月で執筆したこと、一日10枚ならコンスタントに書き続けることも可能だと気づいてしまったことがこうした感覚に結びついている。来月の今頃本格的に追い詰められているであろう私の有様をどうぞご期待下さい。
 ――こんな自虐的な台詞を書けるぐらいには、精神的にはまだまだ余裕があるわけです。それだけに尚更、週末は残念なのであった……くそう、映画二本見てきちゃる。


2001年5月23日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20010521~.htm#Day23

 本日のお買い物
1,『百鬼夜行』(講談社・KCキャラクターブックス)
2,大橋 薫『エンゼルのお仕事』(朝日ソノラマ)
3,近藤るるる『天からトルテ!(12)』(enterbrain・BEAM COMIX)

 1は、確か今年のはじめ頃に発売された京極夏彦氏のキャラクター商品。大手書店で積まれているのを見かけて、中身を確かめて「こら買わなくてもいいか」とほっといたのだが、今日何を思ったか元バイト先のI氏が入荷してきてしまったので、ほだされて買う。……まあ、海洋堂だからいいか。

 猿は忘れた頃にやってくる。『新世紀エヴァンゲリオン 綾波育成計画』(GAINAX・Windows対応ゲーム)一回り終了。兎に角一通り遊んで感想だけでも記録しておくか、と思ったのである。内容は……プリンセスメーカーinエヴァ。伏せ字にもしなかったのは、監修に赤井孝美の名前があったからだ――念のために説明しておくと、GAINAXゲームの初期代表作となったプリンセスメーカーのキャラクターデザイン及び総監督を務めた人物で、のちに独立してナインライブスを設立した。育成シミュレーションとして完成されたシステムを備えるプリンセスメーカーシリーズであり、広告・雑誌記事で『綾波育成計画』の内容を眼にしたときもその影響を疑っていたが、結論としてはモロに同じ。エヴァのアニメーションのストーリーに、そのままシミュレーション部分を嵌め込んだと言っていい。換言すると、オリジナルを見ていなくてもストーリーの概略は理解できるので殆ど問題はない――と言っても、綾波の行動に焦点が当てられているため、本筋であるシンジらの動向がそのフィルタ一枚を隔てて描かれているので、本編を知らないとあちこち不可解な描写が出てくるのは、やはり単体では難ありと言うべきか。
 で、アニメを見た方は御存知の通り、この物語はラストがあーなので必然的にゲームもあーいう結末、そのあとに一応シミュレーション結果が反映された上でのエンディングが付け足される、という形。某所を参考にコツだけは把握したので、私は最初の攻略にして綾波とプレイヤーキャラを恋愛状態にしたったが、最初に辿り着いたエンディングだけを見た感じでは、感情面はあまり反映されていないようにも思う。折角あーまで盛り上げたのだから、もうちょっと巧い着地を用意してくれてもいいじゃないか、と僅かながら腹を立てたり。
 あとは、ガイナックスゲーム共通であるシステム面での不備――メッセージスキップが出来ない、ソフトの動作そのものが重い――が幾つか見られるものの、しかしあまり気にはならない。プリンセスメーカーよりも一回あたりのプレイ時間が短めでそれなりにシナリオもある(因みに脚本担当には堺三保氏の名前があった)、加えて非常に見慣れぬ綾波に会えるという最大のメリットもあって、なかなか上出来の作品。……嵌っている場合じゃないのだが。


2001年5月24日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20010521~.htm#Day24

 別に差別するつもりはない。事実として言う。一介のデザイナーが、初めての取引先相手に断りもなくQuark Expressのデータを送ってくるな。そもそも書体のアウトラインが取れないソフトを、異なる環境下で利用すること自体に困難があるというのにあまつさえあんまり最近のヴァージョンで保存するなどという真似をするな。うちみたいな零細企業はそれだけで充分損害なんだぞっ! あーもう。

 本日のお買い物
1,大井昌和『ひまわり幼稚園物語 あいこでしょ!(1)』(メディアワークス・電撃コミックス)
2,『セブン Special Box』(東宝株式会社・DVD Video)
3,『ジョー・ブラックをよろしく』(Sony Pictures Entertainment・DVD video)
4,Miles Davis『Nefertiti +4』(SME Records・CD)
5,山本美絵『カゲロフ』(RE-WIND RECORDS・CD)

 1は題名を見たときから何故か気になってチェックだけしていたのだが、いざ店頭で確かめてみたらやっぱりU田氏好み(符丁)。なので早速購入。
 本日の目玉は無論、2である。DVDドライブをPCに導入したときから欲しかった『セブン』漸くの発売である。二枚組スペシャルボックス仕様につき9800円(本体)とDVDとしては高価だが取り敢えず騙される。で、こーいう強烈なサスペンスとか緊張感のあるアクションなどばっかり最近買っている気がしたので、他にももう一本、と思い選んだのが、よりによって同じブラッド・ピット主演の3であった訳だ。所謂人間ドラマではちょっと肩が凝りそうだったので、たまには普通の恋愛物がいいかなと探していたのだけれど、その場合の第一候補であった『恋愛小説家』がよりによって在庫なし、そうなるとブラッド・ピットの連想からこれしか思い浮かばなくなってしまったのだった。まあ、ブラッド・ピット主演作はいずれ全部集めるつもりだったから丁度良かったのだけれど。
 4はDSDリマスタリングによる再発売シリーズの今月分より。例によって何枚か発売されていたのだが、絶対にこれだけは初回紙ジャケット盤で、と考えていたのはこれ一枚。というのも、先月購入した『Sorcerer』とこの作品は対となる内容で、しかもジャケット・デザインがマイルスの横顔で統一されており、『Sorcerer』だけ紙ジャケットとなるのが癪だったのだ。他にも『パンゲア』『アガルタ』というライブ盤の二部作があるが、こちらは既に『アガルタ』の紙ジャケット盤が終了しているため後回し。まだ冒頭4曲ほどしか聴いていないが、黄金クインテットのスタジオ最終作だけあって圧倒的なクオリティ。『ソーサラー』は頭を使わないと名盤と感じられない特殊な「傑作」だが、こちらはただ身を委ねていても理解できる美しい一枚。
 トラウマ系歌姫・山本美絵の最新シングルである5は、発売自体情報を得ていなかったのだが、公式サイトにて試聴して再びKOされ、今日のお買い物ついでに購入。アルバム『オナモミ』全体を覆っていた自己嫌悪的なイメージが薄れ、歌い方も素直に直球勝負のバラードとなっている……全部を聴いても楽曲・詞・アレンジともに良く整った佳作だ、と思ったのだけれど、よくよく考えると、テレビ朝日系・深夜一歩手前の時間帯に放映されるドラマの挿入歌で、ピアノ中心のアレンジに静かなバラードタッチの楽曲、という流れはどう考えても鬼束ちひろの線ではないか。あちらに較べて歌詞に大袈裟なところがなく安定している、とかヴォーカルが素直で聴きやすい(この曲に関して言えば、だが)とか相違点も多く挙げられるとは言え、この一致点は果たして狙いなのか狙いだとしたら一体誰のものか。……まあ、出来自体は決して二番煎じではない(これを二番煎じと言ったら世の中に新しい音楽そのものが不要でしょう)のでいいんだけど。

 唐突ですが、当サイトのフレーム対応のアドレスを変更いたしました。http://www32.tok2.com/home/tuckf/となります。旧来の、www.tctc.ne.jp/tuclf/Frameでも変わらずアクセスは可能になっておりますが、一部のコンテンツは上記フレーム対応サイトの方のサーバに移動させ、以降はそちらのみを更新する心積もりですので、旧来のフレーム版で各コンテンツにアクセスしても全然更新されていない、という状態にいずれなるかと思いますので、今後フレーム版へリンクされる場合はこちらのアドレスにお願いいたします。但し、あくまで公式のアドレスはhttp://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/のままですので何卒御了承を。特に「俺はフレームの方が萌え萌えなんぢゃーっ!」(←ある種の心理攻撃)という事情がない限りは、今後もリンクはhttp://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/の方にお願いいたします。
 なお、サーバとの契約の関係上、フレーム版のトップを開くと同時にポップアップ形式で広告が表示されますが、こればっかりは御容赦下さい。何故今回急に新しいサーバを導入したのかというと、このトクトクという無料レンタルサーバ、無料では珍しい容量無制限・自作cgi使用可能という利点があるのです。過去ログ生成機能がありながら、設置場所であるニフティに課せられた制限故に宝の持ち腐れとなっていた『社交場 in Deep 2nd』をこちらにそのまま移すことで、過去ログの閲覧を可能にしたかった、というのが主な理由となります。で、契約のことも然りながら、掲示板とか疑似トップページだけを置いておくのも悪いので、日記に次いで容量を食う危険のあった『妄想』のコンテンツを一切こちらに複写いたしました。フレーム版トップページ同様、旧来のアドレスも温存してありますが、今後の更新はこちらのみとなります。


2001年5月25日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20010521~.htm#Day25

 やる気が起きなくて困ってます。そんなわけで今日の日記は購入報告のみにて失礼。ほんとは『セブン』も見終えたのだけど……

 本日のお買い物
1,エルモア・レナード『ゲット・ショーティ』(角川文庫)
2,大倉崇裕『三人目の幽霊』(東京創元社・創元クライムクラブ)
3,『創元推理21 2001年夏号』(東京創元社)
4,天藤 真『雲の中の証人』(東京創元社・創元推理文庫)
5,『Microsoft Bookshelf 3.0 総合辞典』(Microsoft・Windows対応アプリケーション)
6,『univ 〜恋・はじまるよっ〜』(F&C/カクテルソフト・Windows対応ゲーム・18禁)

 1と2はbk1より。3は新創刊となった『創元推理』シリーズの第一冊目。イラストレーター山野辺若の小説が収められているのにちょっと驚いた。
 5は飛ばして6である。このジャンルに於ける老舗ブランドの一つであるカクテルソフトはこの作品を以て活動終了となる。記念にと購入したのだけれど、かなり落胆する。パッケージも画面写真も魅力に乏しいし、パッケージを開けて冊子を見てみれば、シナリオは私がかつてあまりの退屈さに途中放棄した『With You』のライターが担当しているときた。このふたつだけでかなりやる気を殺がれてます。……やっぱり、もう駄目なのかなー。


2001年5月26日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20010521~.htm#Day26

 昨晩、日記を書いてから『univ 〜恋・はじまるよっ〜』(F&C/カクテルソフト・Windows対応ゲーム・18禁)のインストールを行いました。軽く冒頭だけ遊んでから寝ようと思ったのですが……インストールに30分。うちのCDドライブ、40倍速だぞ。システムもいささかロートルだが、それでもPenIIの400だぞ。メモリなんか256MBだぞ。これだけ揃っていて何故30分もかかる?! 正直、最近一番時間かがかかったのでも15分程度なんだぞ?!
 不思議に思い、エクスプローラーからインストールされた内容を確認してみると……どうも、フルインストールした音声データが、一区切りごとに一つのデータとして作成されたために、全体としての処理に時間を要したらしい。気の利いたプログラマーなら、ある程度ずつに一纏めにしても安定した動作が保証できるはずだと思うのだが……まあ、昔のソフトを検証しても、この会社はあまり気が利かないのは知っていたけれど。せめて最後ぐらい細心の配慮を施せ。この過程ですっかり疲弊しきり、久々に日付が変わる前に就寝。
 で、恒例の映画鑑賞などを済ましたのちに、ちょこっとだけ冒頭を遊んでみたのだけれど……本当にちょっとだけでかなりうんざりする。粗筋を見ただけでもお約束だけで出来ているのは察せられたが、幾らなんでも頭から夢で始まるのは勘弁してくれ……そして台詞ももうちょっと捻ってくれ……。まあ、もうちょっとは遊ぶけどさ。

 で、毎週恒例の映画鑑賞。その前にひとことだけ、銀座のチャンスセンターは販売数が多いから当たりの本数が多くなるのであって、一時間半も並んだからって当たる可能性はあんまりないです。ですからあんまり集って通行の邪魔をしないで下さいお願いします。
 ……それは兎も角、本日は今日が公開初日のザ・ダイバー』(20世紀フォックス・配給)
 農家の小作人の子供として育ったカール・ブラシア(キューバ・グッディング・Jr)は1948年、トルーマン大統領が採った米軍の差別撤廃政策により黒人へ門戸の開かれたばかりの海軍に入隊する。敬愛する父親から譲られた、ASNFと横に彫り込まれたラジオを傍らにして。――だが、願いとは裏腹に、カールを待ち受けていたのは「マイノリティはコックと雑用係しか認められない」という現実であった。しかし、黒人に許されない日に牽制を断ち切って海水浴に飛び出し、その泳ぎの巧みさをたまたま目撃していた船長に認められ、救助専門の甲板兵に採用される。時を同じくして、戦艦にやってきた郵便ヘリが墜落、その救助のために自らの危険を顧みず海中に身を投げ出したマスター・ダイバー=ビリー・サンデー(ロバート・デ・ニーロ)の姿を目の当たりにしたカールは、自らもダイバーを志願した。
 幾たびもの誓願を経て、二年後にカールはダイバー養成所への入門を許される。だが到着早々、教官として着任していたビリーに門前払いを受け、一日近く門の傍らに待ちぼうけを食わされる。漸く入所を許されても、宿舎に入った途端に黒人との同衾を潔しとしない同僚たちが別の宿舎に移り、残ったのは吃音癖のあるスノーヒル(マイケル・ラパポート)だけ。それからも、カールの待遇は悪化の一途を辿るばかりだった。訓練中の功績は横取りされ、父から譲り受けた大切なラジオは目の前でビリーに破壊される。しかしカールは黙然といじめを受け流し、実技では生来の才能を発揮し、危機的状況にあった学科も真面目さと熱心さで及第を勝ち取る。勉強のために訪れた図書館で知り合った医学生のジョー(アーンジャニュー・エリス)という伴侶を得、ビリーとの潜水勝負でも一本奪い、少しずつカールは自らの足場を固めていく。
 だが、依然として海軍に於ける偏見は深く、養成所の司令官・パピー(ハル・ホルブルック)はカールの卒業を阻止するためにビリーに試験の妨害を命じる。海中にて、潜水服のままで部品を集め、機材を組み立てるという試験だったが、部品回収ののちに投下される工具袋を、ビリーは部下にナイフで破らせたのち投下する。一人、また一人と試験を終える中でカールだけがいつまでも上がってこない。九時間を超え、日が没しても。連絡の遅いのを気に懸けて訪れたジョー、そして事態の異常さに集まった生徒たちの視線を浴びて、ビリーは流石に不安を覚え始めた。カールが音を上げるまで試験を続けるよう叫び続けるパピーに反抗して引き上げを命じるが、そのとき、機材をくくりつけるためのローブが海中に引き込まれた。海中で工具を拾い集め、震える手を必死に抑えながら、カールは遂に作業を終えたのだった――
 卒業の日、カールはスノーヒルから、試験の日の反抗を理由にビリーが降格されたことを聞かされ、複雑な思いをする。去り際に使い慣れたベッドを見ると、そこには壊されたはずのラジオが、いくらか不格好ながら修復されて置いてあった――横のASNFという刻印の下に、『A Son Never Forgets』(生涯忘れない息子)と添えて。
 それから更に年月は流れ、カールとビリーの運命は意外な形で交錯する日を迎えるのだった――
 ……思わず最後まで語ってしまうところだった。原題は『Men of Honor』、それ自体が顛末を如実に示しているのでくどくどと述べる意味はない。戦争とはやや隔たった場所にいる軍人たちの名誉と誇りについて、第二次世界大戦以後もまだ根強かったアメリカ軍内での人種差別に絡めて綴った物語であり、それをハリウッドが扱えばこういう展開になる、という見本のような作品。否定しているのではなく、かなり褒めているのです。翻ると、物語としてはあまりに平凡すぎて取っかかりがないのが大いなる欠点でもあるが、先に私が同じ日比谷映画で観た『バガー・ヴァンスの伝説』同様、そのある種の伝統に忠実な作りそのものに価値がある一篇。あれこれと批判するよりも、単純明快ながら固い芯を備えた作品がお望みであれば観て損はなし、と断言しよう。予定調和だと解っていても、このクライマックスは胸に迫ります。

 ところで、映画鑑賞のために私が今日訪れたのは東宝映画街と呼ばれる一画で、日比谷映画にスカラ座、他にも宝塚劇場と芸術座が並んでいる。週末、特に月の終わりともなると初日の映画・舞台が犇めいてやたらに人が多い――尚、こういうときに訪れて、劇場前にただ入り口を眺めているだけの人々を見かけることがあるかと思うが、彼らの大半は配給元などの関係者です。ともあれ、今日あたりはそんな理由からやたらに人手が多かったのだが、頓に凄まじかったのが日比谷スカラ座の前。『JSA』初日に詰めかけた人混みである。いやー、やっぱり話題作ともなると違う。『ザ・ダイバー』もそこそこの入りだったが、あっちは満場に近かったかも知れない。……さて、いつ頃見に行くやら。明日はその『JSA』の裏番組を見に行くかと考えているのだけれど……

 昨日は『セブン』を、今は『ジョー・ブラックをよろしく』(思っていたより長い……)を観ておりますが、感想は後日。取り敢えず『セブン』は、想像していたよりも『踊る大捜査線』でした、とだけ。

 本日のお買い物
1,小川勝己『彼岸の奴隷』
2,京極夏彦『続巷説百物語』(以上、角川書店)
3,真保裕一『黄金の島』(講談社)
4,藤野もやむ『ナイトメア☆チルドレン(3)』(ENIX・GAN GAN WING COMICS)
5,『トゥルー・ラブストーリー3 公式ガイドブック』(enterbrain)

 何だかとっても久し振りな気がする、京極氏及び真保氏の新刊である。これを買いに行ったとき、久々に元バイト先の常連で店員氏の友人にお会いしたのだけど、「講談社ノベルスの新刊はどーしたんだろうねー」と訊ねられたが知りません。私が訊きたいわ。
 それにつけても難物は5だ。これから長篇に取りかかろうというときに出されると困るんだが。


2001年5月27日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20010521~.htm#Day27

 大部の小説である。冒頭がやや平凡でありきたり、全体的な展開も特に秀でたところがあるわけではないが、そのバランス感覚と日常の雰囲気を割と丁寧に再現した作風は評価できる。やや冷淡な目で読み進めながらもそれなりに堪能した。だが、いざラストまで読んでみたら、最後10ページぐらいを使って後編の予告をやっていた。……確かに、説明されていない箇所は多く見られる。だが、これは作風の要請だと理解すれば充分許容範囲であり、ましてそれぞれの秘密や謎に格別な魅力は感じられない(そもそも本来のテーマが恋愛であれば尚更に)。それを、存在を秘匿していた後編で以て明かすと言いだしたのである。さて、あなたはこの作品を認められるか。
 以上、『univ 〜恋・はじまるよっ〜』(F&C/カクテルソフト・Windows対応ゲーム・18禁)評でした。あまりの拍子抜けに、細部に触れる気になれません。こーいう姑息なことをやっているようでは、カクテルソフトはおろかF&Cそのものの今後も危惧したくなるというもの。
 唯一感心したのは、実に巧妙なソフ倫規制対策。本編には、ゲームスタート段階ではっきりと当時16歳の少女が登場する。だが、この方法なら完璧に規制のガイドライン内に収まる、という手段を提示している。……ただ、その為だけに無駄に長いゲーム期間が用意されたのではあんまりなのだけど。

 しかし、キャラクター攻略だけは躍起になっている現状、すっかり執筆その他作業は停滞しているのであった。モチベーションだけは下がっていない気がするので、うまく舵取りをすれば期限内に脱稿することもまだまだ夢ではないと思いつつ。そんなこと思っているから未だに本気が出ないのだ、と思いつつ。

 夕方、大阪にてオフ会を行っていた面々から電話が入る。たらい回しにされて誰が喋っているやら理解できず。ちくしょーやっぱり行きたかったわ。

『セブン』『ジョー・ブラックをよろしく』の感想ぐらい書いておこうかと思っていたが、こうなるとゲームを一通り片づけておきたい気がしてきたので、後日に廻します。あ、あと読了報告のし忘れを一つ。25日までに別冊宝島編集部・編『わかりたいあなたのための心理学・入門』(宝島社文庫)読了。精神分析にユング心理学、認知心理学に発達心理学などなど、文系・理系に跨って多岐に存在する各種の心理学を、目的別に総括した好個の入門書。些か専門に走りすぎた文献、あまりに穿ちすぎて既に初心者向けという枠から離脱しかかっている文献など問題も見受けられるが、全般にいま学術の世界にどういった心理学が存在し、どのように住み分けているのかは概ね把握できる。当然の如く資料目的として、既に頭の中で8割方構想の纏まっているある作品にどの分野が適当なのかを探るために購入、通読したのだが――結論としては、一つに絞ることは不可能らしい。自分なりにその傾向を分析して、ある意味では独自の方向性へと突き進むしかないらしい……案の定というか、想像以上に難物だ、という事実を確認したわけだ。はあ。


2001年5月28日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20010521~.htm#Day28

 はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは(乾いた笑い※5/27付日記参照

 仕事が増える。お陰で大阪まで交通費なしで出かけられそうだ、というメリットはあるけれど(無論仕事の内容そのものも魅力的なのだけど)。

 初めてのコミケ応募、落選。……まあそんなもんだろう。しかし委託するとなると一体どこを頼ったものやら。まあ、細かいことはちゃんと本が出来てから、いやさ載せるべき作品が完成してから考える。

 本日のお買い物
1,我孫子武丸牧野 修田中啓文『三人のゴーストハンター 国枝特殊警備ファイル』(集英社)
2,アゴタ・クリストフ『悪童日記』(早川書房・ハヤカワepi文庫)
3,井上尚登『T.R.Y.』
4,三谷幸喜『仕事、三谷幸喜の』(以上、角川文庫)
5,やぶうち優『EVE 少女のたまご』(小学館・てんとう虫コミックス)
6,『まじかる☆アンティーク コミックアンソロジーVol.3』(スタジオDNA・DNAメディアコミックス)

 1はこの上なく贅沢な共作。前々から購入予定に入れていたのに元バイト先が仕入れてくれないので、発売日から若干遅れて自力で発見する。2も同様。ダニエル・キイス文庫だけだと浮くので文学系の秀作を同じ判型で出すことにした、というのは些か意地の悪い見方ではある。
 3は親本で買い逃してしまったもの、4も同様だがこちらは親本から現在までの仕事も追加されているので躊躇なく買い。古畑4は……書かないかもなー。
 

 第一回本格ミステリ大賞についてはあちこちで触れまくられており、加えて私自身は候補作の大半が持っていても未読というあんまりな状態のため、敢えて言及はしていなかったが、これだけは言う。触れずにおくべきか。
 詳細は不明だが、特別賞受賞を記念して鮎川哲也氏の諸作が光文社文庫から刊行されるらしい! 取り敢えず『ペトロフ事件』が二階堂黎人氏の解説で、『人それを情死と呼ぶ』が芦辺 拓氏の解説で発行されるらしい! 他は知らないが兎に角めでたい! どーせそう行くなら『黒いトランク』を外さないでくれーっ!


2001年5月29日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20010521~.htm#Day29

 ……単に二部構成というだけなら兎も角、攻略まで先送りにされたシナリオがあると来ては心底気分が悪い。全否定するほどシステムやゲームデザインが不出来なのではない(しかし、インターネットで応募できるユーザーアンケートには、苛立ち紛れにシステムを「悪い」としてしまい、直し忘れたまま送信してしまった)だけに、こうした策略じみた構成を持ち込まなければ、また単独で作品を完成させていればもう少しいい評価になったのに、と惜しまれる。続編は、メーカーサイドから安価で供給されるというパターンにでもならない限り、手を出さないことでしょう……無論、同じ会社の別の作品は言うまでもない。
 作品名などの詳細は過去の日記参照。もう名前を出さないのはせめてもの情けだとご理解下さい。

 ……そ、そうか、『車畜』でデビューした暗黒媒体からか、新作って……。

 某F社の件については、何も言うまい。元々色々と問題ありそうだったからなー、最初の作品にしてからが。

 本日のお買い物
1,橘 裕『だって愛だもん』(白泉社・JETS COMICS)
2,ひな。『1ねん3くみ桃ちゃん先生。』(角川書店・Kadokawa Comics A)

 ……これでいいのか俺、というようなラインナップだ。1はラブレターの書きすぎで文才を付けてしまい気づけば匿名の少女小説家となってしまった男子高校生の悲喜劇。もれなくストーカーもついてます。著者初の青年誌掲載作だが自分から進んで描いたとあってノリノリ。番号が振っていなかったので油断したが、続く可能性もないじゃないような。でも一応チェックしておこう。出るにしても間が空くだろうし。
 2は幼稚園児にしか見えない28歳高校教師の話。でも主人公の男子高校生(あっ)以外には美人でナイスバディに見えているらしい、でも身長も体型も言動も主人公が見ているものと他の人とでは違っていないらしい、という設定だけ見るとSFのようだが実際は単なるお馬鹿な話。二冊とも肩が凝らなくていい。纏めて某潜伏王に捧ぐ。

 週末は仕事で秋葉原に行きます。うん。本当に仕事か、仕事の自覚があるのか俺。甚だ心許なし。


2001年5月30日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20010521~.htm#Day30

 某所の無思慮な書き込みを見て、『虚構に於けるリアリティと現実のリアリティの相違』についての講義を頭の中でこねくり回し、実際に文面にしたためようとしかかって危うく思いとどまる。先にやることがあるだろう俺。というより、そんなんは人に聞かせる必要はないのだ。信念として胸に留めておいて、本当に必要なときに小出しにすればいい。胸中に蟠りを残しながらも、そもそも自分が持論を放恣に展開していい場でもないという解釈でなんとか己を宥めつつ執筆に……戻らない。あれだけぶーぶー言っておきながらも、まだ件のゲームの展開が幾つか気に掛かっているのであった……正直、システムとフラグのバランスが意味不明すぎるのがいかんのだ。ああいうシステムなら結末に至るシナリオにもっと柔軟性をだなー……だから止めいって(ダブルミーニング、もしかしたらトリプル)。

 本日のお買い物
1,Arnold Klos Trio『Appreciations』(澤野工房・CD)
2,『the most relaxing feel』
3,『the most relaxing feel 2』(以上、東芝EMI・CD)

 本屋にも行きましたが購入したのは定期購読誌二冊のみ。あ、あと昨日購入した2のを頂戴してきました。……だって、ついてなかったのを今日になって初めて知ったんだもん。
 今日、出勤途上に突然ピアノ・トリオが聴きたくなり、丁度職場近くの某ファッションビルに入っているチェーンCDショップで最近になって澤野工房のCDを扱い始めたことを思い出して、暇を見て出向き購入したのが1。
 ……と言っても殆どの人には意味不明だから簡単に解説すると、澤野工房というのは大阪に拠点を置くレコード会社、と言っても社員の数は一桁らしい。ここでは古今東西、良質だがいまいち一般では入手しづらい名盤・良品をセレクトして発売している。実際扱っているアーティストは無名であったりマニアックであったりデビュー仕立てであったりするのだが、その質の高さで既にジャズの世界ではかなり高い評価を得ているレーベルなのだ。で、折良くというかごく必然的にと言うか、ここ暫く澤野工房で発売している作品は大半がピアノ・トリオとなっている。ので、店頭でジャケット裏に貼り付けられている紹介記事を眺めて最終的に選んだのが1なのだった。録音は1988年末、ビル・エヴァンス(p)の影響が濃厚なピアニスト・アーノルド・クロスがエヴァンスの演奏曲を始めスタンダード中心に非常にオーソドックスな風情で楽しげな演奏を繰り広げている。突出する部分はないが堪能。
 2と3は両親のリクエストで購入。言わずもがなの癒し系コンピレーション、と書くと虫酸が走るな。収録されたアーティストはそんな狭苦しい分類でどうにか出来ないのが殆どなのにね。それなりに興味は持っていたので私もざっと聴いてみるが……眠い。この並びだと、ちょっと眠い。ジャズ愛好家になりつつある身にはもっと緊張感のあるセレクションが欲しかったりする。

 うんざり娘の姓は「運去(うんざり)」だが……ところで、「過去」って何て読みます?


2001年5月31日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20010521~.htm#Day31

 どーしよーもなく眠いので少し脳味噌を活性化させようと早々と日記を書くことにしたのですが却って安心感があとになって眠気を昂進させそうででも書き始めてしまうと中断するわけにもいかずそもそも今日はあんまり書くことがないから日記に取られる時間もそう多くないわけでつまりもし安心感が眠気を促進してしまうならば私はいつもより数時間も早く就寝してしまうわけでそれはこの忙しい最中に時間が勿体ないと思いではどうしたらいいかと考えた結果がこの文章らしい。
 ……ちょっとだけ目が醒めた。

 問題のゲーム、昨晩執筆をうっちゃって遊び続け、漸く一通りのキャラクター攻略完了。やっぱり、システムに相応しいフラグとシナリオというものを全く理解してませんこのスタッフ。続編の方はその手のシーンが過激に増量するらしく、その事実に若干惹かれないでもないが(おい)、やはり出来には危険信号の気配を感じる。こういうのを遊んでしまうと、またぞろ「俺に作らせろー!」と思ってしまうのだな……うん。

  今月10冊目の読了本は、何故か梶井基次郎『檸檬・城のある町にて』(角川文庫)……記録上は六年近く費やして読んだことになってます。丁度その頃、「桜の樹の下には屍体が埋まっている」という一句の出所を探していた経緯があり、バイト先で手に取った渡辺淳一のある著書に梶井基次郎『桜の樹の下には』であることに触れていたため、探し出して購入、該当する僅か四ページの文章に目を通した際律儀にも記録に留めてしまい、そのままずーっと放置していた結果である。熱心に探していた、とくれば大方の予想通りネタにする用意があるからで、途中放棄本消化のついでに今のうちに仕込みをし直そうと、改めて最初から読み直した。初めての自著を刊行した一年後に夭逝したため作品点数は実に二十程度、しかもいずれもが短篇であるという珍しい書き手である。アプローチは私小説のそれだが丁寧で完成度の高い文体が単純な自己慰撫的創作に留まらず、作品によっては娯楽性すら感じさせるのが凄いところ。それにつけても、如何に死後劇的に評価が高まったとは言え、本書のように完結していないどころか断片しか存在しないような習作をも活字にされてしまう、というのはどんなものなのだろう。そもそも、半ば研究者的な読み方をする人間ならば兎も角、殆どの読者にとってはあまり意味のない記録であるように思えて仕方ないのだが。万全を期した全集の記事として取り上げるなら兎も角、こういう業績を俯瞰するような文庫に収録する意味がどれほどあるのか。

 本日のお買い物
1,いしいひさいち・おがわひろし『となりのののちゃん』(東京創元社)
2,CLAMP『合法ドラッグ(1)』(角川書店・あすかコミックスDX)
3,朴 商延(パク・サンヨン)『JSA 共同警備区域』(文春文庫)
4,西村京太郎『歪んだ朝』(角川文庫)

 1は7月7日からのTVアニメ放映に先駆けて、『となりの山田くん』映画化時にあちこちでいしいひさいち氏が発表した裏話もどきを、『ののちゃん』傑作選や架空(……じゃなかったりして)の企画書を交えて纏めた、一風変わった単行本。2はCLAMPの最新シリーズ、だが『Wish』主要人物と主人公の姓が一致していること(作画担当も同じ)とかこの内容の何処に「合法ドラッグ」が絡んでんねんなど色々と疑問を孕む。ムードだけは『東京BABYLON』に近しいものを感じるが――取り敢えず、暫し静観。
 予備知識抜きで劇場に向かおうかかなり悩んだが、結局筋を通すことにした、ので発売からかなり遅れて3を購入。言うまでもなく韓国映画『JSA 共同警備区域』の原作、題名も同じだが原題は『DMZ 非武装地帯』だったらしい。上映期間に間に合わせるため早速読み始めるが……主人公の設定が細かいぞ。4の購入にあたっての出資者は母。初期短篇集、加えて表題作の舞台は地元とあっては買わずにおくべきか。

 ところで上記4の西村京太郎氏の著書には公式ホームページのアドレスが書いてある。iモード対応のサイトという理由もあるのだがPC環境では非常に見辛い、というかそれ以前に問題が山積みなので一旦リンクは避ける。そもそもトップページからインデックスはじめ各コンテンツへのリンクが狂っているのをなんとかして欲しい。アドレスは http://www4.i-younet.ne.jp/~kyotaro/ ですが状態が改善されるまではリンクページに追加せずにおきます。私の環境のみでのトラブルとも思えないのだけれど……?


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温泉にでも行きたいわ。作業が終わったら。

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