帆船模型を作ってみたいけど、何から始めればいいの? というあなたにご提案です。
好きな船を作るのが一番だと思います。1隻作るには短くても100時間、長ければ1,000時間以上もかかります。最初はわからなくなって投げ出したくなることもあるので、自分が作りたいと思った船を作るのが、長続きと完成までこぎつける秘訣だと思います。
有名な船、実物や写真などを見てあこがれた船、大砲がいっぱい乗った船、大きな船、小さな船など、それぞれの思いがあると思いますから、気に入ったものを探してください。
展示会などで、作品を見て、作りたいなと思ったものが第一候補でしょう。
とはいえ、最初に作るものがあまり複雑で大掛かりなものでは、完成させるのは並大抵のことでは無理ですので、できるだけ作りやすいものがお勧めです。作りやすいものとしては。
以上を考え合わせると。私のお薦めは以下の2隻
ブルーノーズⅡ: 右のボタンで詳しい説明が見られます(購入も可能)
レディネルソン: 右のボタンで詳しい説明が見られます(購入も可能)
*ボタンは、あとで紹介している帆船模型ショップ”マイクロクラフト”さんにリンクしています。
いくつかのホームページで、作品を紹介しています。ホームページの写真などを参考に、気に入った船を捜してみてください。キットを使っている場合、そのメーカ名なども紹介されているので、参考になります。また、展示会なども開かれていますので、これに行って見るのもいいでしょう。このホームページでも随時紹介しています。
大きさには注意しましょう。大きいものではキットでも長さ150cm100cm*1を超えるものがあります。製作中の作業場所の広さ、作った後の置き場所を考えて、船を選んでください。同じ船でもキットによって大きさが違う場合があります。完成時の大きさがキットの説明の中に書かれていますので、注意して確認してください。
*1:少なくとも国内で手に入るもので150cmを超えるものは無いようです。少々オーバーな表現でしたので訂正しました。
最初はキットから始めるのが無難でしょう。その場合は、大きく2つの購入方法があります。
信頼できるお店から購入しましょう。後でも書きますが、海外メーカのキットの場合、欠品や破損が結構あります。そのような場合のサポートもしてくれるところがお勧めです。
ちなみに、私の場合は。”マイクロクラフト”さんから購入しています。
日本国内ではあまり数がありませんが。銀座の”伊東屋”さん(最新情報では伊東屋さんでの帆船模型販売は無くなったそうです。私自身は確認していないのですが・・・・ 本当なら大変残念・・・)を始めに、いくつかお店があります。お店にいける場合には、在庫があればキットを見ることができます。いろいろ相談にも乗ってくれるでしょう。
ヨーロッパ、アメリカ、日本にメーカがあります。どのメーカが初心者向けということはあまりなく、それぞれの船によって難易度は変わります。ここでは私の知っているメーカのみ紹介しておきます。なお、日本メーカは1社しかありません。
”マイクロクラフト”のホームページではもっと詳しく紹介しているので。参考にしてください。
特別な工具は必要ありません。ただし、有ると工作が楽に進められて仕上がりがうまくいくものもあります。このページで順次ご紹介していきますが。工作台は市販品か自作のものを用意するといいだろうと思います。また、リギングと呼ばれるロープ張りでは、ピンセットや針金で自作した工具が大変役に立ちます。これも順次ご紹介しようと思います。
木屑が出ますし。塗装の時にはにおいもあります。作りかけの模型は壊れやすいので、子供の手が届かないところというのも重要な条件でしょう。私は自分用の机(事務机)にビニールカバーをかぶせて使っています。大きな模型を作る場合には、ダイニングテーブルのようなものを用意できるといいでしょう。がたつかないしっかりした机やテーブルが必要です。
場所や、道具・工具などは最初から何でもそろえるのではなく、必要に応じて追加していけばよいでしょう。木工がありますから、のこぎりやカッター、定規など工作用の道具は必要です。ボンドは、木の接着には木工用ボンド、金属の接着にはエポキシ系のボンドを使っています。場所によっては瞬間接着剤も重宝します。
作りたい船についてはインターネットを使って情報収集しましょう。リンクのページにも、参考となるホームページの情報を順次掲載します。各地にある帆船模型同好会のホームページには会員の方々のすばらしい作品の写真も数多く掲載されていますし、展示会なども行われています。他の方の作品を見るのも大変参考になりますから、そのような展示会に行かれるのもお勧めです。また、帆船によっては実物が現存するものもあります。そのような場合にはぜひ実物をごらんになることをお勧めします。
日本国内ではあまり数がありませんが。銀座の”伊東屋”さん(最新情報では伊東屋さんでの帆船模型販売は無くなったそうです。私自身は確認していないのですが・・・・ 本当なら大変残念・・・)を始めに、いくつかお店があります。お店にいける場合には、在庫があればキットを見ることができます。いろいろ相談にも乗ってくれるでしょう。
キットの中身のリストが付いているはずです。現物と照らし合わせて必ず確認しましょう。外国製キットの場合、必ずといって良いほど不足部品や破損部品があります。木材であれば国内で調達も可能ですが、金属部品の場合は手に入らないものも多いので必ず確認します。
もし不足や、破損がある場合は、まずキットを購入したお店に問い合わせてください。お店によってはキットメーカーに請求してくれるところもあります。
(私の愛用しているマイクロクラフトさんは、購入後一定期間内であれば無償で、その後でも親切に対応してもらえます。ただし、サービス条件は変わる可能性もありますから購入するときにそれぞれのお店に確認してください)
キットにもよりますが、組み立て説明書や資料がキットに入っているはずです。図面は何度も見て船の構造を頭に入れておきましょう。
木材とロープは不足することが多いです。キットを購入したお店で部品を個別に売っているようであれば事前に手配しておきましょう。製作の途中で材料がなくなると、作業が中断してしまいます。初めてのキット製作の場合、細い木材を折ってしまうことも多いので、キットの数量の10%増しぐらいは用意しておいたほうがいいと思います。近くにホームセンターなどがありすぐに調達できる場合は、あまり気にしなくてもいいかもしれません。
木材や、工具、接着剤などは、ほとんどホームセンターなどでも調達できます。私の場合は、東急ハンズや京王アートマン、などのDIY専門店も良く利用します。
いくつかのDIY専門店ではインターネット販売も行っているので、利用すると便利です。
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