帆船模型製作に必要なノウハウ集(随時増強予定)です。
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帆船の船体作りなど、外板貼りを行うには細い木の板(棒)を曲げる必要があります。 船体作りでよく使われるのは、ヒノキなどですが、簡単には曲がりません。曲げる方法はいくつかあり、右の本にも紹介されています。
短い木材であれば、トレーを、長い木材の場合は、木材がすっぽり入る長さのパイプを用意、水を、トレーまたはパイプに入れ、木材を入れ、木材全体が水につかるようにします。
このまま、木の太さにもよりますが、数時間から、一晩程度放置します
水から取り出し、軽く水気を取って、曲げます。無理をしない程度に。曲げたい曲面より少し小さめに曲げると後の加工が楽です。
曲げた状態のまま、乾くまで放置。
一度このようにして曲げた木材は乾燥してもやわらかく、自由な角度(限度はあります)に曲げられるようになります。
外板貼りは、同じ幅の木を何本も、いろいろな曲面に合わせて貼りますが、水に漬けて、適当な曲線に曲げた木材をたくさん作っておき。貼る曲面に合わせて再度曲げれば、効率的に外板貼りが進められます。
乾燥したときより強く曲げることも出来ます。どの程度曲がりやすくなるかは、木材の種類によっても違うので、試してみてください。
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