帆船模型製作ノウハウ

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3)アイボルトを作る


帆船模型キットには、ほとんどの場合、上の写真の右側2本のようなアイボルトが入っています。ところが、このアイボルト、実際の寸法に換算すると巨大なものになってしまう場合があります。
たとえば、1/64の縮尺のキットの場合、模型の1mmは実際の寸法ではその64倍となり、約6.4cmです。
そこで、上の写真の一番左のアイボルトは、直径約3mm」ありますから、実際寸法に直すと、約19cmととても巨大なアイボルトとなってしまいます。
船で使われるアイボルトは大きいものでも直径10cm、小さいもので5cmぐらいだと思いますので、1/64の縮尺の模型では、アイボルトは直径1mmから2mmぐらいが適当な大きさと計算できます。

そこで、真鍮線を使い、自作する方法をご説明します。とても簡単ですので、お試しください。

1 まず、細い真鍮線を2cmぐらいの長さに切ります。

2 次に、太さ0.5mmぐらいのドリルの歯に巻きつけ

3 ラジオペンチでねじって輪にします。

4 真鍮線の太さや、ドリルの歯の太さを変えると、いろいろな大きさのアイボルトが作れます。

写真の左側2本がこのやり方で作ったアイボルトです。

5 マストに取り付けるとこんな感じ。マストの太さとも合っていますね。

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