帆船模型製作に必要なノウハウ集(随時増強予定)です。
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ヤードにはLeach LineやBunt
Lineを通すためのThimbleという小さな輪が取り付けられている場合があります。直径1~2mmの小さな輪を作る必要があるのですが、細かい作業でなかなか大変です。
実際の船では、金属の輪をロープで止めているようですが、その通りに加工するのは大変なので、ロープをうまく加工して実際に船に近い感じに見せる方法を紹介します。瞬間接着剤を使う方法は、右の参考書にも紹介されています。
作業がやりやすいように、ジグを用意します。この場合は、適当な板に直径1mmの銅線を切って立てただけです。細かい作業ですので、このようなジグで固定できるようにしておくと、作業がはかどります。
太いロープが輪を作るためのロープ。細い方が、太いロープを縛るための糸です。細いほうの糸の太さが約0.1mmです。
太いほうのロープを2つに折り返して、クリップで挟み、立ててある銅線に引っ掛け、細いほうのロープで根元を縛ります。
銅線に太いロープがきつく巻きつくように、細いロープで縛り上げます。
輪になった部分が壊れないように注意して銅線から抜き取ります。
縛ってある部分と、輪の部分に瞬間接着剤をしみこませます。そして余分な細いロープを切断。
ヤードに仮付けしてみたところです。
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